息子の日常は書かないようにしようと思っていたのですが、とてもとても嬉しい出来事があったので、今回の日記を書くことにしました。
息子の大きな成長を感じ、私も主人もとても驚いた一件です。
息子からの嬉しすぎる一言
主人が休みだったため、息子を学校まで迎えにいった時の事。
この日はSSTもあったため、少しでも体力を温存させておきたかったということもあり、車で学校まで向かいました。
車で帰れると知るや「やったー!」と大喜びの息子ですが、この日はいつもと違いました。
学童がない時だけ一緒に帰るお友達がいて、その子が「今日は一緒に帰れると思ったのに!息子君と一緒に帰りたい。」と言い出したのをきっかけに、他の子も「一緒に帰れやんの?だめ?」と言い始めたのですね。
すると、息子も「僕もお友達と一緒に帰りたい。」とポツリとこぼしたのです。
息子から「お友達と帰りたい」という言葉が出たことに、嬉しさと驚きがブワーッと込み上げてきて、車で待っている主人に息子がお友達と帰りたがっている旨を伝えにいくと、主人も「え?えっ?息子君が??」「すごいやん!」とビックリ!
主人だけ先に車で帰ってもらうことにし、私は再び息子たちのもとに戻り「それじゃ、みんなで一緒に帰るか!」と言うと、みんな「イエーイ!」「やったー!」と大喜びしてくれました。
嬉しすぎてヤバかったです。
息子と仲良くしてくれるお友達に、ありがとうって気持ちでいっぱいになりました。
子どもに心を閉ざしていた息子が変化してきた
息子はかつて、子どもの事を「怖い」といい、上手くお友達と関わることが出来ませんでした。
初めての集団生活である年少の頃が特にひどく、お友達が一緒に遊ぼうと近づいてくるだけでも「来ないで!」とシャットアウトしていたのです。
「幼稚園は子どもが過ごす場所なので、子どもが怖いと言われてはどうしようもない。」と先生を困らせるほどに集団生活に馴染めませんでした。
しかし、年少の三学期になると徐々に心を開きはじめました。
甥っ子の名前を呼んで遊べるようになったり、自分が大丈夫だと思ったお友達とは遊べるようになってきたのです。
初めてお友達といえる子が出来た!と、喜んでいたところで転園。
新しい園で新しいお友達との付き合いが始まりました。
年中では年少の頃のようにお友達を全拒否することなく、一緒の空間で楽しむが出来るようになってきたものの、言葉を適切に伝えられなかったり、自分中心でしか考えられない特性がバリバリでていたので先生が中に入らなくてはいけないことが多かったです。
そこで、吃音の関係もあり、STを年中の夏から始めました。
STでの取り組みのおかげで説明する力がグッと上がり、年少から頭を悩ませていた他害が減少。
前後の出来事から癇癪の理由を探ることしかできなかったのが、言葉で伝えてくれるようになったおかげで理由が分かりやすくなり、こちらも対処しやすくなってきました。
年長になると、子どもたち同士のやり取りができるようになり、先生が間に入らなくても大丈夫なことが増え、園庭開放で私にべったりだったのがお友達同士で遊べるように変化。
この頃には手が出るタイプの他害もなくなりました。
(その代わりに、大声で威嚇したり暴言を吐いたりする新たな悩みが出来ましたが。。。)
なので、前々から気になっていたSSTをメインにしている少人数グループの児童発達支援に通い始めました。
今も先生方のフォローを受けながら、グループでいろいろなことに取り組み学ばせていただいています。
おかげで、お友達と気持ちを共有出来る事も増えてきて、自分中心でしかなかった息子が、自分以外を少しずつ見ることが出来てきました。
完全拒否状態だった頃を振り返ると、めちゃくちゃ変化したなと思います。
まわりの環境に感謝
息子がここまで変化したのは、日々の積み重ねもありますが、周りの環境に恵まれているというのも大きいです。
年少の頃通っていた幼稚園、転園した先の幼稚園、小学校。。。どこもお友達があたたかいです。
難しいタイプの息子と仲良くしてくれて、本当にありがたいです。
(フラットに接してくれるのは低学年までかもしれないと覚悟はしているけれども)
園や学校、医療機関、児発の先生、スクールカウンセラーさんなどなど。
いろんな方々が力になってくれ支えてくれているので、私自身もかなり救われています。
素敵な方々との出会いのおかげでいい方向へ向かうことが出来たのだと思います。
子どもに心を閉ざしていた息子から「お友達と一緒に帰りたい」という言葉が出るなんて思いもしなかったです。
本当に本当に嬉しい出来事でした。
参加中
コメント
こんにちは。
息子くんめちゃくちゃお兄ちゃんに成長していますね!!
お友達も出来て、本当に良かった。
ウルさんが幼稚園の時から沢山サポートされていたので
しっかり土台が出来ていたんだと思いますよ。
クラスのお友達も優しい子ばかりで、過ごしやすそうで良かった。
周りの方の支援もあったと思うけれど、
やはり一番はウルさんとご主人さまの一生懸命なサポートだと思います。
可愛い息子くんの為になんでも勉強して頑張るウルさん
尊敬です。
うずら太郎さん>コメントありがとうございます!
大丈夫なのか不安だらけだった小学校生活ですが、まわりのサポートもあり元気に学校に通うことが出来ています♪
運が良かったというのもありますが、入学前にいろいろと動いていたことも大きいのかも。。。
本当にいい方向に進むことが出来て良かったです!
改めて環境を整える事と、情報共有をしっかりすることの大事さを感じました。
とはいえ、将来の事を考えると問題はまだまだ山積みですが。。。
これからもいろいろあるだろうけど、親子ともども経験値を積んで成長していきたいです。
いつも温かいお言葉、本当にありがとうございます!