「怒らない育児」の本当の意味。実行していきたいと思えた理由。

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pixel2013 / Pixabay

先日のセミナー「トリプルP」を受けてきて、怒らない育児の本当の意味がやっと理解できました。

私の解釈が当たっているのか、外れているのかは別として

実行していきたいと思えたので、備忘録的な意味でも今回アウトプットさせてください。

 

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「怒らない育児」に対する当初のイメージ

 

「怒らない育児」と聞くと、のびのびさせるを勘違いしたバカ親をまず思い浮かべてしまっていました。

子どもが好き勝手やっても、まぁまぁウフフみたいな感じで。

これは「怒らない育児」の言葉の表面だけをとらえて実行している人の事ですね。

本当の「怒らない育児」ではありません。

 

「怒らない育児」といえば、真っ先に尾木ママが浮かぶ方が多いかと思います。

怒らずに共感することの大切さを言われてますね。

何かやったときに「〇〇って思ったのね」って感じにまずは共感、そこから諭すという感じでしたよね。(そんな感じだった気がする)

 

怒らない育児について、「怒らずに諭す」「怒ると叱るは違う」「冷静に諭す」という言葉をよく聞きます。

怒らずにまずは話を聞く、そのうえでダメな事はダメと伝える、褒めて伸ばすっていうのが怒らない育児だと私は思っていました。

とはいえ、怒らずに諭すのが良いってわかってても難しいと感じていました。

 

私が感じた本当の意味での「怒らない育児」

 

では、ここで私が今回感じた「怒らない育児」についてお話していきましょう!

誤解のないように先に言っておきます。

トリプルPでは「怒らない育児」として紹介されたのではなく、私が「これが本当の怒らない育児じゃないか!」と感じたって事です。

 

 

私が子どもに願う事

 

怒らない育児のまえに、まずは私が願うことからお話しします。

怒らない育児ときくと、のびのび育てたい、子どもらしく育ってほしい、自己肯定感を高めたい等があげられます。

私の場合は子どもにのびのびと育ってほしいよりも、自己肯定感を高めてほしいって気持ちがの方が大きいです。

 

というのが、息子は失敗するのがすごく嫌い。

なので、前向きな気持ちに持って行きたいので、「自分は出来る子なんだ!」って思ってほしかったんですね。

前向きな気持ちになるためには、自己肯定感を高めるのが良いと感じました。

 

自分自身も、自己肯定感が低く、物事に自信が持てない性格です。

自分にないものを息子に望むのはどうかとも思うんですが、できれば自分に自信を持ってほしいと願っています。

 

 

どういった声掛けをしていくか

 

ここで、セミナーのお話です。

セミナーでは、「子どもはある程度好ましくない行動をするのは普通」だとおっしゃってました。

でも、躾って避けて通れない道、どうやって子どもに教えていくかを考えていく必要があります。

 

そもそも、躾って何なのよ?ってことですが

Wikipediaで調べてみるとー

しつけ(躾・仕付けまたは仕付)とは、人間社会・集団の規範、規律や礼儀作法など慣習に合った立ち振る舞い(規範の内面化)ができるように、訓練すること。概念的には伝統的な子供への誉め方や罰し方も含む。

引用:Wikipedia

 

という具合に、私も調べないと説明できないくらいに、はっきりと躾ってこういう事よって説明できないわけですよ(;´∀`)

まぁ、生きていく中でのルールを教えていく感じと漠然と考えていました。

 

で、躾っていうと「やっちゃだめ!」ってことを伝えるイメージがありません?

でもですね、トリプルPでは「してもいいことを言う!」と教えられました。

 

昔読んだ育児本で見たやつだ!って思いましたね。

お店で走る子どもを止めたいときどうするかっていうと

「走ったらだめよ!」と注意するのではなく、「お店の中では歩こうね。」と伝えます。

肯定的な言葉かけをするんですね。

 

本の中では、「走るな」と言われるより「歩け」と言われる方が理解しやすいと書いていたんですね。

トリプルPでも、同じく肯定的な言葉かけの方が指示が入りやすいということを教えてくれたわけですが

さらに、その理由についても、もっと掘り下げて教えてくれました。

 

大人でもなんですが、否定的な言い方をされるとなんじゃい!って反発したくなりません?

否定ってすっごく受け入れにくいんですよ。

そして、息子のようなタイプだと「~したらあかん!」と言われると、したらダメなことは理解できても、どうすればいいのかが理解できないことも多々あるそうです。

言われてみれば。。。と思い当たる節がたくさんありました(;´Д`)

 

「走らないよ!」と親は注意しているだけのつもりでも、子どもからしたら怒られているイメージがあるそうですが

「歩こうね」というと、怒られている感ってあまりしないですよね。

そこで「あれ?これって怒らない育児の一部なんじゃないか?」って気づいたわけです。

 

よし!わかったぞ!肯定的な言い方だな!と頭ではわかっているものの、やっぱりとっさに否定的な言い方が出ることもあるわけですが、そういう時は言ってしまった後に「歩こうね」と肯定的な言葉を付け足していけばいいようです。

さっそく、教えてもらったことを実践しているわけですが、100%とはいきませんが、それなりに指示が入りやすくなりました。

少しの言葉かけでけっこうかわるもんだなと驚いています。

 

 

禁止教育

 

「~したらあかん!」など、しちゃだめなことを言うのは「禁止教育」というもの。

学校のポスターなんかでも「廊下は走らない!」とよく書いていた記憶があるんですが、昔は禁止教育が当たり前だったんですよね。

なので、禁止教育で育ってきた私たちは、ついつい禁止教育をしてしまいがちになるんだって。

言われて、ほんとだーって納得しちゃいました(;´∀`)

 

 

問題行動を起こしたときはどうするの?

 

怒らない育児だと、問題行動を起こしたときはどうするんかってことなんですけど

当たり前なんですが、悪いことは悪いは伝えるべきです。

一番大切なのは、親がぶれないという事ですね。

怒る時に注意するのが「くどくど言わない」という事。

短く簡潔に言って、自分で考えさせるのが大切だと教えてもらいました。

 

そして、問題行動に対しては自前に問題が起こりにくいように準備したり、ルールをしっかりと子どもと決めておくことが必要になります。

問題行動への対応のお話は長くなりそうなんで、次回にお伝えしますね。

 

なるべく、問題行動が起こらない環境に整え、怒ってしまったときはぶれずに対応。

イライラしてたり、気持ちに余裕がないときもあるんですけど、そういう時は距離を取ったりして対応。

いうのは簡単だけど難しいわって感じるんですけど、心掛けるだけでも結構違うもんです(笑)

 

怒らないって事は褒めるのか

 

怒らない育児って褒めて育てるの?ってことなんですけど、単に褒めるじゃなくって「いいところに注目する!」という事ですね。

「すごいね」「賢いね」だけの抽象的なものじゃなく、どんなところが良かったのかを褒める必要があります。

お約束を守れたら、「時間守れたから母ちゃんご飯作れたよ!ありがとう!」みたいな感じですかね。

約束を守ってくれた結果〇〇になった。うれしい!というようなプラスな感情を伝えます。

 

ついつい出来ないことに目が行きがちですが、子どものいいところに目を向けていったら

親も子どもも不思議なことにプラスな気持ちになるんですよね。

 

怒らない育児を続けようと思う理由

 

これだけでもまだ一部なんですけど、ここが最も大切なところだったと感じています。

・「してもいい事」を伝え、肯定的な言葉かけをしていく

・子どものいいところに注目し、詳細を言って褒める

 

この2点だけで、イライラがかなり減りましたね。

セミナーハイからかもしれませんが←

 

でも、プラスなところを見ると、子どもに対しても優しい気持ちになれるんですよ。

出来ないことばかり見ていると、気持ちは焦るし、イライラしやすくなりますから。。。

 

叱らずに諭すだけだと、そんなもん出来るか!って思ってしまったんですけど

具体的な例を出して教えてくれたので飲み込みやすかったです。

これなら出来そうだって思ったので、今後も私なりの「怒らない育児」をしていきます。

 

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コメント

  1. taka :a より:

    そうそう‥「するな!」じゃなくて「こうしようね?」って回り道を経由されると、めちゃくちゃ柔らかくなるもんね(*´ェ`*)

    これって子育てだけやなくて、普段の人間関係や上司と部下の関係、男女の恋愛関係までにも応用できるテク‥!言い方ひとつだもんなぁ( ´・ω・) と、こっちにコメントしてみちゃったり((ノェ`*)੭⁾⁾*:゚ ←ブログに合わなかったら承認すんなしw

    やっぱり人の悪い面より良い面を見ないとなぁ‥頭では分かってるんだけど、つい粗探ししちゃう自分が情けない(;´д`)トホホ

    • ウル より:

      taka:aさん>コメントありがとうございます!

      こっちにコメントって珍しくないですか?!(゚Д゚;)
      めっちゃ嬉しいですよー♪
      (コメントは嫌がらせ以外は美味しくいただく主義なので、承認するにきまってるじゃねぇか!)

      そうそう、肯定の形の方が指示が入りやすいだけじゃなくって、言い方が柔らかくなるから言われてる感がないんですよね。
      なので、息子のように指摘されるのが嫌いなタイプだと効果あるぞ!と感じています。
      息子のイライラも減る、私の負担も減る、なのでwinwin状態ですね(*´▽`*)

      そして、人の悪い面より良い面を見ないとは、私もまさに反省しているところ。。。
      意識するだけでも違うよー。
      そういう意味でも、前のがんばりカードが効いてる!シールの量が2倍量になりましたからね。
      息子も私も「出来る」を感じてスムーズにいってる、なのでwinwin状ry

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