発達障害の子を持つ保護者の交流会に参加、就学の話を聞く

発達関係

先日、「発達障害の子を持つ保護者の交流会」に参加してきました。

保護者と書いていますが、家族だけに限らず、子どもに関わる方なら参加OKというものでした。

(対象は幼児から高校生までの子を持つ保護者&関係者)

 

幼稚園や通園施設、学校や支援学校。

それぞれの立場から日ごろの悩みを語り合おうぜという内容です。

今回、就学に向けてのお話をメインに聞いてきました。

 

 

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交流会の概要

 

「発達障害の子を持つ保護者の交流会」というチラシを見て参加申し込みをしました。

(チラシは以前参加した、メンターさんを交えたグループ相談会で頂いた)

 

 

参加人数は?

 

今回も、自閉症協会の方が中心となっていました。

今回の参加者は私を含め4人。

自閉症協会の方が4人。

かなりアットホームな感じでした。

 

参加していたのは、保護者の立場の方ばかり。

年中の保護者が2人、年長の保護者が1人、中学生の保護者が1人。

 

前回のグループ相談会の参加人数の事を思うと、かなりひっそりとした感じでしたね(;´`)

 

 

参加費用など

 

今回の交流会は有料です。

といっても、200円というリーズナブルな価格。

ちなみに、自閉症協会に入会されている方なら無料で参加することが出来ます。

 

 

子連れでもOK?

 

託児はないですが、一緒に参加でも大丈夫でした。

ただ、子どもは自分で見なくてはいけないので、ゆっくりまったりお話は難しいかなぁって感じです。

貸出していたのは座布団。(前回は折り紙があった)

 

時間は2時間ほどなんで、子どもの年齢や性格によってはハードルが高いかもしれません。。。

 

 

交流会って何するの?

 

グループ相談会の時ととても似ています。

普段の悩み事や心配事に対して参加者が相談し、自閉症協会の方が経験からのお話をしてくれるという流れです。

(綺麗ごとばかりじゃなく、ぶっちゃけた内容も多いので面白い)

 

この自閉症協会の方々は、グループ相談会でメンターをやられていた方々でもあります。

定期的に市や教育委員会さん達と対話会を行ったりなどの活動をされていて、情報をたくさんお持ちなので心強いです。

どういったサポートがあるか、どうアプローチしてやっていったかを教えてくれます。

 

医療機関とはまた違った目線で気づきが多く刺激になりましたよー。

発達障害の子を育児している当事者でもあるので、困り感に関して共感しやすいといいますか、身近に感じるといいますか、現実味があってとっつきやすいです(笑)

 

 

就学についてのお話を聞いてきた

 

さてさて、今回参加した理由としては、やっぱり就学についての話をもっと聞きたかったからですね。

情報をもっと集めたいなぁと。

 

何度か就学についてのお話は聞いているんですけど、考えれば考えるほどに疑問があふれてくるんですよ。

なので、実際に皆さんどうやって動いていかれたのか相談しようと考えていました。

 

今回は、私以外にもう1人年中ママさんがいてたのですが、考えていることは同じ。

来年度に就学指導を考えているとやっぱり気になっちゃいますよね。

何かできることがあるのかっていう、打てる手を出来るだけ打っときたいって考えちゃうんですよね。

 

就学指導に向けての悩みを就学指導を終え、もうすぐ入学を控える年長ママさんや、すでに入学されて学校に通っている自閉症協会の方々に実際どう動いたかなどの話を教えて頂けたので、前回よりもどう動いていけばいいのかをイメージしやすくなりました。

本当にありがたいです。

忘れないためにも、自分用にまとめておきます。

 

 

就学指導に向けて保護者は何をしたらいいのか

 

「就学予定の学校にアポを取って学校見学に行く」って事と、「発達検査を夏くらいに受けておく」って事。

そして、息子に関わるいろんな方々が意見を出してくれて、教育委員会さんが判定してくれるという流れだとなんとなく理解していました。

けど、実際に親はどう動いていけばいいのか?って事に対して曖昧でした。

 

年中ママさんも、今回は就学についてが気になっていたようで、さっそく質問されていました。

回答は「保護者からのアクションは、6月くらいに就学予定先にアポとって学校見学に行く。あとは強制じゃないけれど発達検査受けておくくらい」でした。

 

え?そんだけ?って思っちゃいましたよね←

 

保護者がガツガツ動く必要はなく、教育委員会さん側が仕切ってくれるようです。

そういえば、前のグループ相談会で知り合った方も、あれよあれよで決まっていったって言ってたっけな。。。

 

 

流れをまとめると

・6月頃に就学予定先にアポを取り、学校見学&校長先生と面談(保護者がアクション)

・校長先生から、教育委員会に書類をだす。

・夏休みくらいに発達検査を受ける(保護者がアクション)

・9月頃に教育委員会の担当者が決まり、園や家に子どもの様子を見に来る

・10~11月くらいに判定が出る(最終的に判断をするのは保護者)

・12月に就学先決定

・1月末くらいに就学通知が来る

 

 

繋がりを作っておく

 

出来る限り、校長先生など教師との良好な関係を築いておくことも大切ですが、スクールカウンセラーさんなどの第三者目線で見てくれる人とのつながりもしっかりしておいた方が良いと教えてもらいました。

というのが、「保護者から学校へ」「学校から保護者へ」の直接やり取りが伝わりにくい場合、スクールカウンセラーさんが間に入ってくれるとスムーズに伝わることが多いからだそう。

なので、スクールカウンセラーさんがいてるところは、積極的に利用することを勧められました。

(住んでいる県では、常駐ではないけれど、市内の公立校にはすべてスクールカウンセラーさんが配属されている)

 

あとは、保護者ネットワークですね。

支援級に通う場合、通常級よりも繋がりを持ちにくいと聞いて、やっぱりそうなのかーって思っちゃいましたよね。。。

とりあえず、コミュ障だけどがんばります。

 

 

学校に情報を

 

前回同様「学校は情報が欲しい」ってことを教えてもらいました。

サポートブックのようなガチガチなものまで作らなくてはいいけれど、特性による苦手要素&対処法を簡単にまとめてお渡しか話し合って事を勧められました。

特に命に係わるような心配事は絶対に伝えておくべきだと。

(パニックを起こして危険な行動を起こす可能性があるものや体質的なことなど)

 

和歌山市では「つなぎ愛シート」という情報を引継いでいくものが出来たと前回教えてもらいました。

市のHPで確認し、「支援学校」だけが取り入れているのかな?と思っていたのですが、どうやら「支援学級」でも取り入れられているようです。

 

ただ、市のHPと自閉症協会さんたちとの情報が少し違いまして、市のHPでは幼稚園や保育園からとされているのですが、自閉症協会さんの方々は入学後と言われているんですよね。。。

実際はどちらがあっているのか不明なので、就学指導の時にでも教育委員会さんに聞いてみようと思います。

 

 

何度か就学予定の学校に足を運ぶ

 

見学はしっかりとしておくことを勧められました。

幼稚園と小学校って雰囲気が結構違うんですよね。

なので、変化に弱いタイプであれば、学校見学は1回だけではなく、何度か足を運ぶことにより「小学校ってこんな感じなのか」と見通しが立ちやすくなります。

通学の練習にもなります。

 

11月頃に学校開放などもあるようなので、積極的にいく事を勧められました。

あとは、運動会や夏祭りも招待状がくれば見学に行った方がいいぞとも。

運動会や夏祭りは、学校の素が出やすいらしい(笑)

 

 

 

就学についてのお話を聞いて思った事

 

思いのほか、保護者からアクションを起こすことが少ないんだなと感じました。

教育委員会さんが仕切ってくれるのならありがたいです←

 

ただ、就学指導のためにするアクションは少ないけれど、入学してからのために考えて行動しておかなくちゃいけない事はありますね。

 

・地域や人との繋がりを作る

・学校へ情報が伝わりやすいようにまとめておく(校長先生との面談までにある程度お話しする内容をまとめておきたい)

・息子の環境の変化対策

 

実際に就学指導が始まってからワタワタしてしまうかもしれませんが、息子が安心して学べる環境を考えて話し合い判断していきます。

先の話だと思っていたけれど、いよいよだな。。。

 

 

 

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