息子に聞かれて振り返る。自分(私)の子どもの頃は苦手しかなかった。

日常
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息子に「母ちゃんって、子どもの時なにやってたん?」と聞かれました。

突然の息子からの質問に、一瞬「ん?」となったのですが、よくよく話を聞いてみると「何をして遊んでいたのか」「何が好きだったのか」って事でした。

さらには、息子くらいの時に〇〇は出来たのか?など質問攻めにあいました(笑)

 

息子に改めて聞かれると、私は子どもの頃は苦手ばっかりだったなと。。。

今回は、ちょっと自分の過去を振り返っていろいろ吐き出していきます。

 

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息子の質問攻めにあったきっかけ

 

なぜいきなり私の子どもの頃の話を聞きたがったのかなぁと。。。

おそらく、きっかけは「母ちゃんは息子君くらいの時は出来やんかったからなぁ」って言葉ですね。

 

息子は文字が好きで、興味のある文字はすぐに覚えてしまいます。

なので、漢字もわりと読めてビックリすることがあります。

 

息子が好きな「信号」「灯器」「右折」「道路」なんかはすらっと読めてしまいます。

(比較対象がいないからわかんないけれど、子どもってこんなに漢字読めるんだとビックリしている。)

言われてみれば、息子は入園前に「お願い」や「注意」「警告」などよく見かける文字は読めていたので、おそらく形を覚えるのが得意なんだと思います。

 

で、主人とすごいわなーって話をしていたら、「母ちゃんは子どもの頃読めやんかったんか?」と聞かれたわけです。

そこからの、「私が息子君くらいの時は~」になったんですね。

そして、息子は私が子どもの頃のだったときの話に興味を持ちだし、いろんな質問をしてきました。

 

 

子どもの頃何をしていたのか

 

息子に聞かれて、自分の子どもの頃のことを思い出してみるとですね、あまりいい思い出ってないわけですよ(笑)

どっちかっていうと、ダメだったことばかり思い出してしまいます。

 

 

何をして遊んでいたか

 

息子に聞かれた初めの質問は「何をして遊んでいたのか」でした。

息子くらいの時は、兄とよく遊んでいました。

あとは近所に住んでいた女の子。(この子とは幼稚園の時に幼稚園外でしか遊んだ記憶しかない。)

 

何をやって遊んでいたかなどハッキリと思い出せないんですが、兄と積み木やブロックで遊んでいた記憶はあります。

思えば、この頃からブロックは好きでしたね。

兄は変わり者だけどすっごい優秀でして、兄の作るものはすごかったです。

 

兄は折り紙も超絶上手くて、いろんなものを作っててすごいやつだと思っていました。

それに比べ、私は手先がかなり不器用でした。

母はそんなこと言った記憶がないといいますが、私はよく誰かに「どんくさい」「とろい」と言われた記憶があって、その頃の私は幼いながらに「私はどんくさいとろい子なんだ」って思っていました。

 

追いかけっこをやっても、他の子に追いつけなくて辛かったなーとか、ルールがなかなか理解できなくて困ったなぁなど、今まさに息子が感じているであろうことを感じてたわと思い出しました←

だから一人のペースで打ち込めるブロック遊びが好きだったのでしょうね。

「こんなの作れた!」が自分の中での自信になっていたのかもしれません。

 

 

幼稚園で何してたのか

 

正直に言いました。「母ちゃんも幼稚園は苦手やってん」と。(笑)

息子同様、腹痛を訴えて休んだことも多々あります。

母は私が仮病を使っていたことを知っているのかなぁ?と思って聞いてみたんですけど、まったく記憶にないそうです。

(父が激務だったって事もあり、母はワンオペで兄と私、妹(当時赤ちゃん)を育てていたので、毎日がいっぱいいっぱいだった。)

 

幼稚園でも私はとろい子認定されていて、「大人しい子」「しゃべらない子」「何をするにもゆっくりな子」という風に言われていました。

実際その通りで、幼稚園がなんか怖かったんですよね。だから、お友達と話をすることが出来ませんでした。

もちろん、先生に対しても主張することが出来ず黙ったままでした。

どう話していいかわからなかったんだと思います。

 

みんなお絵かきしている中、私は粘土をしていたり(粘土好きだった)、みんなが遊んでいる輪に入れず、遠くで見てるだけだった記憶があります。

一度、何かの時にいつもよりお友達が少なかったことがあって、なぜか私はその時遊びたいと思ってスコップ片手に砂場で先生と遊んだことがあったのですがー

その時に「今日はウルちゃんが遊んでくれる!」と先生が喜んでいたことを覚えています。

 

もうね、思い出せば思い出すほどに、私は幼稚園を楽しいどころか苦痛としか思えず、通わなくちゃいけないからなんとなく通っていたわけですよ(笑)

息子と全く同じじゃねぇかと思ったわけですが、息子は自分の主張が出来る分、私よりもすごい頑張ってますね。

 

 

何に興味があったのか

 

息子に言われたものの、まったく思い出せないのが興味の事です。

私は一体何が好きだったんだろう?って思い出そうとするんですけど、まったく思い出せなんですよ。

 

きせかえと玩具の指輪がすごく好きでよく買ってもらった記憶があるんですけれど、それは小学校低学年だったかも。。。

と、実に記憶があいまいなんですね。

母がキャラクターものが嫌いだったって事もあり、キャラクターものを持たせてもらった覚えもないし、リカちゃんなんかも怖いからという理由で却下でしたし。。。

ほんと、ブロックと積み木以外の記憶がほとんどないです。

 

 

何が得意だったのか

 

よし!と思ったものの、得意だったことがないなぁと気づいて涙目になりました(笑)

苦手でダメだった記憶ばっかりあって、「すごいね!」って褒められた記憶がないんですよね。

単に私が忘れているだけかもしれませんが。

 

でも、自分自身振り返ってみても、「これは得意だったぞ!」と胸を張れるものが何一つないんですよ。

冗談じゃなく、盛ってもなく、本当に何もないんです。

なにか賞を取ったこともなくって、賞状はずっと憧れのものでしたしね。

 

はじめて何かを評価されたのが、高校に入ってからの感想文。

何かの本を読んで、感想文ってこう書くのかと少しだけ理解できたのが変わるきっかけでした。

後は家庭科の布絵本くらいですかね。(周りにはこれがいい作品なの?と言われた気もする)

 

学生時代は、私にとって黒歴史以外の何物でもなかったです。

自信がない。なんで出来ないんだろう?ダメな子だなぁ。。。ばかりでした。

そして、息子同様、失敗するのが怖い子でした。

 

 

振り返ってみると苦手しかなかった私

 

ここまで、かなりネガティブな内容を書き出している気がします(笑)

けど、実際にネガティブでした。

自他共に認めるマイナス思考で、親からもよく「もっとプラスに考えな」と言われていたくらいです。

 

はっきりいって、学生時代は苦手ばかりで「これなら出来る!」という得意なものが全くありませんでした。

私より上手い人はいっぱいいるし。。。という気持ちもあって、私のレベルで喜べないっていう気持ちもあったんだと思います。

とにかく、自信がなくてマイナス思考、苦手なことだらけな子どもでした。

 

 

苦手ばかりでもなんとかなる

 

息子には「母ちゃんは子どもの頃は苦手ばっかりで、息子君みたいにこれが得意っていうのはなかったんだ。」って話をしました。

すると、息子は「そうなん?」と微妙な表情。

 

で、私は息子にこう続けました「得意なことがある息子君は格好いいと思うよ。母ちゃんは苦手ばっかりだったけれど、今は得意も見つかったんだ。」と。

得意なこと何もないやって思ってたけれど、大人になってから得意が見つかることもあるんですよね。

 

何も誇れることがないと思っていた私ですが、今は空き箱工作に関してはみなさんの励ましのおかげでそれなりに自信を持てています(笑)

いい成績を残すことだけがすべてじゃなくって、自分にはこれが出来るんだって思えることが大事なんですよね。

まぁ、空き箱工作なんて人によっちゃ下らないことかもしれませんが、自分自身が誇れるのならそれはそれでいいんじゃないかなぁと思えます。

 

きっと、得意って「好き」を見つける事でもあるんだろうな。

息子のおかげで「好きな事を楽しむ」ってことに気づけてよかった!

ありがとう、息子。

 

いろんなきっかけがあって、ちょっと勇気を出して踏み込んでみるって大切ですね。

失敗はもちろん怖くもあるんですが、挑戦しない事には結果は見えないもんですもん。

工作にしろ、アイコンにしろ、温かい声を頂けるのはとても嬉しい事です。

 

改めて、日々の巡りあわせには感謝です♪

どんくさいとろい子だった私も、今はちょっと輝ける何かがあるのかもしれません(*´▽`*)

 

 

 

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コメント

  1. リカ より:

    ウルさん、こんにちは(*^ー^*)
    子供をみていると、自分がこの位の歳の頃はどうだったかな〜なんて思ったりしますよね!
    うちの娘はきっと性格(タイプ?)が夫似なのかな〜という感じで、幼少期のタイプはまるっと正反対なので、娘を見てると面白いです。
    ウルさん、アイコンとかイラスト上手だし、工作や絵などは子供の頃から得意な方だったのでは?なんて思えてしまいますけどね♪(*´艸`)
    私が子供の頃は1つだけクラスで一番を取れる得意な事があって、それが当時は自分の自信に繋がったので(それ意外の事はダメダメだったけれども)、娘にもそう思える物が1つで良いのであったらいいな〜なんて思ってしまいます★

    • ウル より:

      リカさん>コメントありがとうございます!

      レミちゃんは旦那さん似なのですね。
      リカさんの旦那さんのブログもちょくちょく覗きにいくんですけど、毎度めっちゃ面白くて楽しませていただいています(笑)
      プリキュア系の記事のセンスは本当に逸脱だと思います←
      レミちゃんはビーズでいろいろ作ったり、物作りが好きなので、おもいっきりリカさん似なイメージがありましたよー♪

      息子の内面は私にも主人にも似ていると感じます。
      手段行動が苦手だったり、どうしたらいいかわからないと不安になるのは完全に私だろうなと。
      でも、変に頑固だったり自分を貫きまくるところは主人に似てる気がします(笑)

      そして、私は子どもの頃本当に何も誇れるものがなかったんですよ。
      イラストに興味を持ったのも中学くらいでしたし、工作に至っては3年前なんで。。。
      イラストは好きで、当時はお絵かき掲示板なんかに張り付いて、いろんな方のメイキングを見たもんです(笑)
      なにかと遅咲きなんですよね(;´∀`)

      リカさんは、子どもの頃にクラスで1番を取れる得意なことがあったんですね。めっちゃ素敵!
      1つでも何か「出来るぞ!」って気持ちがあると自信につながりますよね。
      ほんと、子どもにもそう思えるものがみつかればいいなって思います♪

  2. うずら太郎 より:

    こんにちは
    あのね、幼稚園くらいの記憶って大人になったらほぼ無いらしいですよ。
    写真とか、親からの話しで記憶だと認識していることがほぼだとか。
    だからきっと幼少の頃にも楽しくて夢中になったこと、覚えてないだけであるのかもですよ。
    子供だもん、楽しいを見つけるのは大人より得意。

    好きこそものの。息子くんも好きなことに凄い才能感じるし、伸ばしてあげられるといいですね
    ウルさんは絵も上手だし、凡人どころかわたしは凄い人だなーって思ってますよ!!

    • ウル より:

      うずら太郎さん> コメントありがとうございます!

      幼稚園の頃の記憶って、あまり思い出せないもんなんですね。
      私の場合、何か大きなイベントは今もふわっと残っています。
      鼓笛隊の衣装にカマキリがついていていて怖かったこととか、体育の先生にプールに投げ込まれたことなんかは、割と鮮明に覚えています。

      うーん。でも、思い出せないけれど夢中になっていたことはあるんでしょうね。
      出来なかったことばかり思い出されて、出来たことが全く思い出せないです;
      何かはやっていて楽しんでいたと思うんですけどね(笑)

      そして、好きこそものの。は本当にその通りだと思います!
      息子は好きな事に対しての力の発揮具合がすごいんですよ。
      息子の良いところをグングン伸ばしていけたら良いなって思っています♪

      そして、私にも温かいお言葉をありがとうございます。
      自分では自分の良いところってわかりにくいんですが、私にも良い所があるんだって思えるようになってきました。
      これからも精進します♪

  3. yuki より:

    子供の頃かぁ~。
    ぶっちゃけ4歳くらいの事ってぼんやりしててはっきり覚えてない(笑)
    でもお絵かきはしていた気がする。小学校前に父親がノートに五十音書いてくれて
    その横に真似して書いた字に△○花丸を付けてくれて
    花丸欲しさにすっごい頑張って字を書いていた記憶はある。
    たぶん、入学前から1年生くらいなんだと思う。
    あとはぬいぐるみと遊んでたなぁ。
    運動はからきしダメで・・・
    野菜とかも苦手だった。
    飲み込んでたね(笑)
    当時も買い物行ったついでにガチャガチャさせてもらうのは嬉しかった。
    紙の着せ替えとかぬり絵も良く買ってもらってた。
    絵本はお姫様が出てくるのが好きだった。

    だからかね~??してもらって嬉しかったことは
    ついつい娘にねだられるとしてしまう。ガチャガチャとか特に(笑)
    あれ最近高いよねー!この間プリキュアのしたけど300円した!!?
    昔は100円で出来たのになぁ(´ε` )

    ホント好き!って気持ちを伸ばせば色んなことに
    チャレンジする気持ちに繋がるし
    自信にもなっていくだろうし
    娘にもそういう何か打ち込めるものを見つけて欲しいですね。

    • ウル より:

      yukiさん> コメントありがとうございます!

      yukiさんは小さなころからお絵かきが好きだったんですね。
      お父様もナイス!やる気を引き出してくれるのってありがたいですよね♪
      って、私はそんな早くに字をかけなかった気がするのですごいって思いました。

      ぬいぐるみが好き、運動がダメは私も同じ!
      紙のきせかえと塗り絵も一緒!私もすっごい好きでよく買ってもらってた記憶があります(笑)

      そして、ガチャガチャ。今って本当に高いですよね。
      200円、300円が主流な感じで、100円のガチャをほとんど見かけなくなりましたもん。
      見つけたとしても、誰もやらんやろうって感じのものだったり。。。
      その逆で500円ほどするガチャもあるんでビックリです。時代の流れなのかなぁ?

      それから、好きを見つける事って大事ですよね。
      チャレンジしたいって気持ちになってくれることも嬉しいし、出来たらそれが自信につながっていきますもん。
      何か打ち込めるものが見つかれば応援していきたいです。
      何か1つでも「ここだ!」っていう強みを作っていきたいです。

  4. ノン より:

    私は保育園の頃初恋の人が転入してきて、張り切りすぎて他の子にグーパン(わざとじゃなくうっかり!)してしまい友達を泣かせてしまった事を覚えている(笑)
    嫌なことなんか生きてりゃいっぱいあるけど葛藤を乗り越えたうえで今を良し!とできる生き方してる人は素敵だね😊

    • ウル より:

      ノンさん>コメントありがとうございます!

      ノンさんもすごい思い出がありますね(笑)
      張り切りすぎて、うっかりグーパンしてしまっただなんて、照れ隠しでやっちまった感に笑っちゃいけないけど笑っちゃいました。

      ほんと、生きていたら嫌な事はいっぱいあるけれど、グシャグシャな気持ちもひっくるめてプラスの力に変えていきたいですよね。
      子どもの頃は、少し嫌なことがあったら「もう終わりだ」と感じることが多かったのですが、今ではその経験のおかげで今の自分があると思えるようになりました。
      なかなか難しいこともあるんですが、マイナスな気持ちもプラスに変換していけたらと思います。
      これからも、私なりに生きていきたいな♪

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