【児童発達支援】SSTメインの児童発達支援に行き始めて

児童発達支援・児童デイ

8月からSSTメインの児童発達支援にも通い出した息子。

もうすぐで3か月になります。

息子はめちゃくちゃ喜んで通っており、グループ学習を通じてたくさん学ばせて頂いています。

今回は、SSTメインの児童発達支援のお話です。

 

 

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グループ学習って何をするの?

 

我が家が通っている事業所は、同じ学年の子たちの少人数グループで活動します。

3人で始まったグループですが、今は4人で活動しています。

先生は2人。OT(作業療法)の先生とST(言語療法)の先生。

なので、かなり手厚く見てくれます。

 

活動内容はメインの取り組みは毎回違うのですが、流れは大体同じで以下のような感じです。

挨拶→メインの取り組み→絵本→(おやつ)→自由遊び→帰りの挨拶

(おやつはたまにある程度)

 

挨拶してから、今回の流れをホワイトボードに書き出したものを見せ、子どもたちに説明するところからのスタート!

そして、メインの活動に入ります。

 

メインの活動は、「自己紹介ゲーム」「椅子取りゲーム」「クッキング」「かるた」「フルーツバスケット」などなど。

中には「自分たちのグループの名前を決める」というものもあり、基本的には遊びのなかで人との関りを学んでいくものばかり。

先生方は皆の気持ちを大切にしてくれ、フォローもめっちゃしてくれるので、親子ともどもとても学びになっています。

子どもは活動の中で、コミュニケーションや関わり方を学ぶことができ、親は対応のヒントを得ることが出来るので、私自身も見学していてとても楽しいです♪

 

 

テストをして支援方法を探ってくれる

 

契約したちょっと後に言語のテストを受けることになりました。

ITPAというちょっと古いテストなので、まぁ参考程度にってものみたいです。

(時代的に古い問題もあるかららしい)

 

検査の結果、息子は年齢~年齢以上の数値。

大きな凸凹はない状態です。

(低いのが「文章の構成」5歳9か月、高いのが「言葉の理解」7歳9か月と「絵の類推」8歳1か月)

 

言葉の理解度が高いので、下手なことは言えないタイプみたいですね(;´∀`)

 

 

勝敗の付くゲーム

 

メインの取り組みによく出てくるのが、勝敗の付くゲーム。

「椅子取りゲーム」「かるた」「フルーツバスケット」などがそうですね。

当たり前ですが、勝敗の付くゲームなので、勝つ人と負ける人が出てきます。

負けると泣いてしまう子もいます。

うちの息子は、負けるのが嫌なのか見学しとくと言い出したこともありました←

 

しかし、先生がフォローをしっかりしてくれるので、毎回楽しんで取り組むことが出来ています♪

 

 

先生も子ども達と一緒にゲームをし、程よく調整してくれる

 

先生が毎回、子ども達と一緒にゲームに参加してくれます。

で、ルール説明をしてからはじめるのですが、はじめは必ずと言っていいほど手を抜いてくれます。

というか、負けてくれます(笑)

(ただし、ゲームのルールは絶対に守る)

 

その時に、「あー。悔しい!」「惜しかったなぁ」「負けちゃったー♪」「よし!今度こそは頑張るぞー!」など、負けた時に感じるであろう気持ちを言語化してくれるんですね。

遊び方の見本を見せるだけでなく、子どもたちが軌道に乗るように立ち回ってくれたりもしてくれます。

 

椅子取りゲームでは、座れなかった息子に対して「悔しいよなぁ。先生もさっき悔しかったもん。」「先生は4位やったで。」「まぁ、遊びやし負けてもいっかー♪」など声をかけてくれました。

それを聞いた息子が「そうやな。」と気持ちがスッと切り替わったのを見てすげぇってなりました。

何度か経験を重ねるうちに、負けに対しての気持ちの波が落ち着いてきたように感じます。

 

 

子どもの気持ちを絶対に否定しない

 

一番すごいなって思うのが、子どもの気持ちを絶対に否定しないって事です。

前に、お友達がわざとではなく息子にぶつかってしまったことがありました。

2発目までは受け流したり「やめて!」と言っていた息子ですが、顔に3発目が当たったときに爆発!

 

「絶対に許さん!」「一緒に遊ぶん嫌や!」「もう!嫌いや!」と言い放ち、お友達から距離を取り部屋の隅っこへ逃げてしまいました。

わざとではないし、お友達もあやまってくれたんだし、そこまで怒らんでも。。。と私は思ったんですが、先生の対応は違いました。

「そっかー。許したくない気持ちの時もあるわな。」と、息子の怒りの気持ちを受け止めてくれたのです。

 

その後、息子が少し落ち着いてから「お友達は次は気を付けるって言ってるよ。」「ごめんねって言ってくれたね。」「後で一緒に〇〇して遊ぼうよ。」と先生がアプローチ。

すると、はじめは怒ってすべてを突っぱねていた息子でしたが、「しゃーなしで遊ぶ」とポツリ。

しゃーなしってなんやねんと突っ込みたくなったのですが、すかさず先生が「しゃーなしでも一緒に遊んでくれるん?やったー!」と、息子のわずかに変わった気持ちに反応してくれました。

結果、数分後にはまたお友達と仲良く遊び始めました。

 

このように、何か感情トラブルがあったときも、先生がめちゃくちゃフォローしてくれます。

息子だけじゃなく、他のお友達に対しても同じです。

子ども達の言葉を絶対に否定しないんですね。

受け止めたうえで、上手く誘導(落としどころを見付けてくれる)してくれます。

 

 

どうすればいいかを考えさせてくれる

 

「グループの名前を決める」の取り組みが分かりやすい例なんですが、それぞれの気持ちがぶつかった時にどうすればいいか考えさせてくれます。

まさにSSTって感じの取り組みだなぁと感じたのがこの回でした。

 

3人ともそれぞれ好きなものが違うので、考えた名前がバラバラ。

それぞれが納得するグループ名を決めるにはどうしたらいいのかってところから始まりました。

 

なかなか意見がまとまらず、かなり悩む子供たち(笑)

 

けれど、先生のヒントをもとに、それぞれが納得するグループ名を決めました。

(この件は、面白かったのでまた後日にアップできたらアップしたい)

 

この取り組みは、班活動のような、みんなで意見を出し合っていく場面ですごく役立ちそうですね。

ゲームをしている時だけでなく、気持ちが衝突した場面でも、先生が間に入ってそれぞれの気持ちを受け止めてから、本人たちがどうすればいいか考える手助けをしてくれるのでありがたいです。

とてもいい経験を積ませてもらっています。

 

 

先生だけでなくお友達も素敵

 

先生方だけでなく、お友達もみんなとても素敵なお友達。

年長で1人っ子の男の子という共通点があるものの、タイプはそれぞれ違います。

けれども、仲よく遊んでいます。

 

前に、息子が負けるかもしれないという理由で、かるたの参加を拒んだことがあったのですが、その時にお友達が力になってくれたんですね。

先生に「大人チームと子どもチームにわかれてやろうよ」と提案し、息子をかるたに誘ってくれたのです。

「2人の力を合わせてがんばるぞー!」と2人でタッグを組み先生に挑んでいました。

 

昔の息子からは想像できないセリフですよ!

息子を誘ってくれたお友達に感謝だし、提案を受け入れてくれた先生にも感謝です。

 

そして後日、またカルタをすることになった時に、息子と同じように不安感から見学したいと言い出したお友達がいました。(前は休んでた)

その時に、息子が前に息子を助けてくれたお友達がした提案をしたんですね。

引き継がれてる!と思って、めっちゃ嬉しかったです。

 

他にもそれぞれ順番を譲り合ったり、落ち込んでたら言葉をかけたり、お友達の順番の時に応援したり。。。

すごく良い経験をさせてもらっています。

1人っ子なので、本当にこういう関りはありがたいです。

 

 

控えめに言ってめっちゃいい

 

SSTメインの児童発達支援はめちゃくちゃいいです。

息子は認知のズレを指摘されており、社会性も低いです。

なので、お友達との関りを手厚くしっかりサポートしてくれるのはとてもありがたいです。

 

相変わらず、理解していてもその時に気持ちが付いていかないって事はちょくちょくあるんですが、以前のことを比べるとかなり落ち着いてきました。

後に冷静になってから落とし込んでくれることも多く、ここでの学びがとても役立っています。

SSTは今の息子にとても必要なことだと思うので、小学校に上がっても通い続ける予定です。

送迎が大変ではあるんですが、息子も喜んで通う日を楽しみにくれているので頑張っていきます!

 

 

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