今日は、月に1回のスクールカウンセリングの日でした。
そのため、どうしても登園してほしい私なんですが、息子は玄関で逆走。
逆走の原因は、隣接している小学校で開催されていた運動会。
どうなるかと思われましたが、なんだかんだ無事に登園は出来ました。
今回は、こういった苦手な事や不安感とどう付き合っていくかのお話をしたいと思います。
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幼稚園の玄関で逆走
今朝もいつも通りに幼稚園に到着!
だけど、いつもと様子がなんだか違います。
どうやら、雨で中止になったため延びていた、小学校の運動会が行われるようでした。
そのため、駐輪場はいつもより人が多くざわついていました。
この時点でかなり緊張気味だった息子に、お友達が背後から「おはよう!」コール。
朝一番は、お友達に心を閉ざし気味な息子は、一気に帰りたいモードになってしまい逆走をしてしまいました。
すぐに捕獲し抱っこで玄関までいくも、こんどは玄関で上履きを掃くのを拒みナメクジ状態です。
その後、先生と一緒になんとかヨイショして教室まで連れていき、落ち着いたところで託してきました。
いつもと違う雰囲気がかなり苦手な息子です。
今朝の出来事は初めての状況
月に1度のスクールカウンセリング。
朝の様子をカウンセラーさんに伝えたところ、「小学校の運動会やもんなぁ。今の園で初めての体験やもん。そら息子君も不安になるわな。」と返してくださいました。
先月逆走したときは、草むしりで保護者がごった返すという初めての状況。
思い返せば、入園式や参観日に大荒れしたのも、初めての状況だったからですね。
息子にとって「初めての状況」というのは、それはもう不安しかないものなんだなぁと改めて感じました。
荒れやすい理由は「見通しが立たない不安感」があるからだと思われます。
確かに、私でも初めての状況っていうのは苦手ですしね。
初めての状況に遭遇する日は荒れやすいと覚悟しておかなくちゃいけないですね。
苦手や不安に対してどう付き合っていくか
さて、ここで今回の本題です。
息子の苦手や不安感に対して、どう付き合っていくのがいいかについて、今回カウンセラーさんとお話してきました。
わかりやすいもので言えば、運動会などの初めての行事がそうですね。
苦手と不安がぎっしり詰まったイベントであります。
ここまで大きなものでなくても、参観日や避難訓練、交流会などなど小さなイベントや取り組みなんかもそうでした。
いつもと違う流れになるイベントには苦手と不安が付きまといます。
こういったイベントに対し、けっこう臆病になっちゃうんですよね。
荒れて迷惑をかけてしまったらどうしよう。。。なんてことも考えたことがあります。
いっそのこと休んだ方がいいんじゃないかと思ってしまったこともあるくらいです。
子どもが荒れると、親もすっごい疲れるんですよね。
立て直すのが大変だし、数日引きずることもあったりしますし。
だから、子どもが荒れることを無意識に回避したいと思いがちでした。
ずーっと前に主人と喧嘩になった「息子の工作をどうするか問題」なんかもそうですね。
後で息子が荒れるのが嫌な私は、息子の工作をなかなか捨てる勇気がありませんでした。
けど、こういった「苦手だから」「不安になって荒れてしまうから」で回避し続けるのは、とても危険な事でもあったんです。
苦手や不安と向き合う時は荒れてしまうかもしれないけれど、体験をして学ぶというチャンスでもあるからなんです。
だから、工作を捨てられなかった私は息子が学ぶチャンスを奪ってたって事ですね。
作ったものと別れるのは寂しい事ではあるんですけれど、全部置いておくと遊ぶスペースがなくなっちゃいます。
この2つの事にどうやって折り合いをつけていく事が大事なんですね。
じゃあどうするか?を考えて学んでいく必要があるんです。
今朝の登園の時の事も、息子の学ぶ機会であったわけです。
運動会になると人が多くなるという経験を積まないと、運動会には人が多くなる耐性をつける事って出来ないんですね。
避けてばっかりいると、苦手なまま進歩がないと。
苦手や不安に向き合うことは、その時はとってもしんどい事ではあるんですが、1度経験することにより「こんなことがあったな」と記憶に残ります。
その積み重ねで「耐性」が出来ていき、成長につながります。
そう考えると、息子が荒れたとしても、私たち親がフォローしていけば大丈夫なんだって思えました。
しんどい事ではあるんですけれど、成長の機会を奪うわけにはいかないですもんね。
カウンセリングを受けて運動会に思う事
前回の運動会についての話し合いと今回のスクールカウンセリングで、運動会にかなり前向きな気持ちになれました。
息子が荒れることはマイナスではないと思えたからっていうのも大きいです。
今朝の様子から、息子は大丈夫かと心配だったわけですが、息子はしっかりと立て直していました。
運動会の練習にも参加できたようです。
玉入れ作戦の話も効いたのか、今日は後方でみんなを応援して楽しんでいたようです。
「〇組さんがんばれ!」「もっと高く投げたらええで!」などと声をかけていたようです。
怖い怖いと言っていたのに、気持ちを切り替えられた息子すごいわと思いました←親ばか
苦手な和太鼓も、イヤーマフのおかげで荒れることなく、「怖くないで!」と言っていたそうな。。。
家に帰ってきてからも、「かけっこも頑張るで!」と部屋で走ってました。
私だけでなく、息子自身も運動会に少し前向きになってきたのかもしれないです。
今朝、玄関で荒れていた時は「運動会やりたくない!」と泣いてたんですけどね。
運動会当日は一筋縄ではいかないかもしれませんが、荒れたとしても「いい経験が出来た!」とプラスに考えていきたいです。
これからも苦手や不安とぶつかることは多々あるかもしれないけれど、避けてばかりではなく向き合っていこうと思います。
とりあえず、明日の予行練習頑張ってきます!
参加中
コメント
息子さんとウルちゃんの様子ではよく、今回は出来なかったけど、ちゃんとその話は続いてて、話し合ったり考えてあげることによって出来るに変える力がちゃんと二人にあるから、ウルちゃんが凹む場面も
「今回は上手く出来なかったかぁ。さてさて、どうすればいいかな?」
となんとかなるんじゃないかって言う感情もその場でプラス出来たら少しだけ楽になりそうだよね。
出来るって信じてたら次の足が進みやすくなるから、凹む感情からも抜け出しやすいよね。
ウルちゃんも息子さんも、出来ないを何度も出来るに変えてるから、凹んだ次はさてさてどうするかな?のシフトチェンジに早めに移れると楽だよね。
って、これは、ウジウジ悩みやすい私のシフトチェンジの理想なんだよね。(笑)
でもでも、その辺のシフトチェンジはもう出来てそうだよね😊
前向きの考え方は前向きの未来を生み出すから、前向きでいたいよね(早口言葉みたいね)
ノンさん>コメントありがとうございます!
あたたかいコメント嬉しい!
そうなんですよ。壁にぶち当たってはどうするか考えるっていうのが、もはやいつもの流れになりつつあります。
何か問題がおこって凹む→書きだす→なんとなくの原因が分かって対策をする→上手くいったらヤッター!ダメならもう一度考えるの繰り返しなんですよね。
幸い、私には力になってくれる人も多いですし、ブログを通じていろんなかたからのご意見を頂けるので助かっています。
去年を振り返ってみると、メンタルがやばいと自分でもかなり感じるくらいいっぱいいっぱいです。
けど、支えられながらなんとか頑張ってきたからこそ今があるんだなぁと思えるんですね。
少しずつ息子も私も経験を積みながらレベルアップしてこれたんだなと(笑)
周りの人に支えられながら成長できています。息子も私も。
私も基本は豆腐メンタルだし、いつまでもウジウジ悩んじゃうほうですよー。
しかも結構引きずることも多いです。
でも、ここに書き出してみると、不思議とやるぞって気持ちになれるんですよね。
前向きになりたいけれど、気持ちが切り替わらず前向きになれないって事も多いです(笑)
けど、ネガティブな感情があるからこそ、ポジティブな感情にもつなげていけるんだなぁと思ってます。
純粋なポジティブじゃなくって、ネガティブの上にポジティブがなりたつみたいな。。。上手く言えないんだけどそんな感じ!←