【スクールカウンセリング】こだわりで身動きが取れなくなる問題を相談してきた。

スクールカウンセリング

先日、市が派遣してくれた単発のスクールカウンセリングに行ってきました。

なんと、カウンセラーさんは去年お世話になっていたカウンセラーさん!

久しぶりの再会に嬉しさ爆発です(笑)

 

カウンセラーさんに相談したのは、息子のこだわり行動からの癇癪、そして就学についてです。

今回、こだわり行動についてのお話をしていきたいと思います。

 

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息子のこだわり

 

2,3歳の時のことを思うと、かなりマイルドにはなってきている息子のこだわり。

ですが、今でもまだこだわり行動はあり、こだわりに振り回されることがあります。

 

 

こだわり① 雨の時は必ず電車通園(小雨も許さん!)

 

雨が降れば必ず電車で通園したいとかですね。

微妙な天気で電車で迎えに行けば「雨が降ってないのに、何で自転車じゃないの?」とブーブー言われてしまいます。

かといって、自転車に乗っている途中に雨が降り出してもブーブー言われてしまいます。

顔に雨粒が当たることをすごく嫌がります。

 

自転車カバーしたらいいじゃーんって思うのですが、自転車カバーや雨合羽も大嫌いでして、使うことが出来ません。

(おそらく触覚過敏が原因だと思われる)

 

はずせばブーブー言われるので、微妙な天気の時は憂鬱です。

登園の時に予め息子に「今日は雨が途中で降るかもしれないから電車で迎えに行くね。」と一声かけていれば回避できるのですが、天気が急変してきたときは詰みます。

 

 

こだわり② 物事の順序へのこだわり(〇〇をしてから△△をする)

 

減ってきているとはいえ、根強く残っているのが順序へのこだわり。

「幼稚園から帰ってきたら、手を洗ってチーズを食べる」「髪を洗うのは湯船で遊んだ後」「まずは〇〇で遊んでから、次は△△で遊ぶ」などなど、あれをしてからこれをする!というこだわりがあります。

 

もし、チーズを切らしていたり、先に頭を洗おうとすれば癇癪を起します。

チーズはないけれど、ちくわならあるからちくわ食べたら?が通じません。

なぜかチーズ一択です。

(チーズを食べた後ならちくわもOKという謎理論)

 

こちらも事前に予告することで、癇癪回避をすることができるようになってきました。

たまにある不意打ちで癇癪に発展することがあるので、それなりに振り回されます。

 

 

こだわり③ 自分の思ったタイミングでやりたい

 

今現在も、最も振り回されるのが、今!このタイミングでこれをしないとダメなんだ!というこだわり。

上記2点と違い、いきなり発動する率が高いのが困りものです。

 

とにかく、思いついたら今すぐ!と思考が一直線。

別に後でもええやん!と言いたくなるタイプのこだわりです。

まぁ、息子ほどでないにしても、私も似たところがあるのであまり息子には言えないんですが。。。

 

今〇〇しなくちゃいけないんだと思いこむことにより、視野が狭くなりやすくなります。

その結果、自分のイメージ通りにできなくなってしまう事が多く癇癪に繋がります。

 

こちらのこだわり行動に関しましては、冷静になってから説明したり、シミュレーション遊びを取り入れることにより長期化せずにすむことが多いです。

ただ、その時はそれなりに爆発するので、私の方もダメージが大きくグッタリします。(親子で消費するタイプ)

 

 

息子のこだわりは感覚過敏が大きく関係しているものも多い

 

いろんなタイプのこだわりがあるんですが、感覚過敏からくるこだわりが多いです。

上記のこだわり①である雨の日の通園スタイルがそうですね。

元をたどれば、触覚過敏による「顔に水がかかるのが嫌」が大きく関係しています。

 

こだわり②の例にあげたお風呂の順序もそうです。

一番最後に髪を洗いたい理由は、流した後のベチャベチャになった顔をすぐに拭きたいからです。

一度、フェイスタオルをうっかり風呂場に持っていくのを忘れてしまい、すぐに顔が拭けなかったことがあってから絶対に最初に髪は洗わないぞ!というこだわりに発展してしまいました。

 

あくまで我が家の場合ですが、一度不快感を味わうと、大丈夫だったやり方にこだわる傾向があります。

安心できるからって理由ですね。

感覚過敏からくるこだわりは仕方ないと思う反面、もう少しなんとかなったらという思いもあります。

そこで、スクールカウンセラーさんに相談しました。

 

 

こだわり行動に対し親が伝えていく事

 

発達特性を持つ人あるあるの1つ「選択肢がYESかNOの二択しかない」ですね。

息子に限らず、私や主人にもその傾向があります。

 

〇〇をしなくちゃいけない!出来ないのならやらない!って感じですかね。

「0か100しかない」ってやつです。

 

先日、恐竜ランドに行ったときも息子の「こだわり」が出ました。

「汚れている(汚れていた)椅子には座りたくない」というものです。

 

ド田舎の山の中だったってこともあり、椅子はピカピカではありませんでした。(公園にあるレベル)

私や主人から見たら十分綺麗な椅子と感じたのですが、息子は小さな虫が歩いていたから嫌だと断固拒否です。

それじゃ、「車の中で食べたら?」と私が提案したら、今度は主人が「絶対に嫌だ!外でええやん!」と不機嫌に。

 

結局、息子がギャーってなって、主人が不本意ながらも折れてくれたので車の中で昼ご飯を食べました。

ですが、ご飯を食べている途中も、主人が「まだ食べ終わらないの?」と何度も息子を急かしたため、息子が再び炎上するという、昼ご飯が全く楽しくねぇ状態になりました。

 

プールサイドの椅子の話から、この他人から見たらくだらないエピソードをカウンセラーさんにしたところ、「息子君の気持ちも、ご主人の気持ちも理解できる。だから、もしもの時の対策をこれから準備しておいたらいいんちゃうか?」とアドバイス頂きました。

この汚れた椅子の件については「ウェットティッシュを準備しておく」「携帯用の折りたたみいすを準備しておく」などですね。

 

何の準備もなければ「外の椅子で食べる」か「車の中で食べる」しか選択肢がないわけです。

どちらを選んでも、どちらか一方が納得がいかず不機嫌になってしまいます。

 

しかし、外の椅子で食べるのも、車の中で食べるのも嫌だって場合、「ウェットティッシュで椅子を拭き、椅子を綺麗な状態に出来る」や「折りたたみいすを利用して食べる」があれば妥協点が見つかるかもしれません。

苦手なことに対してどうすればいいかを知っていれば苦手を回避できるかもしれません。

 

工夫することによって出来るがあるってことを、親が子どもに伝えていく事が大事!って事です。

だからこそ、親は子どもにいろんなやり方があるって引き出しをいっぱい作っておいてあげて欲しいと言われました。

 

すごくすごく納得でした。

 

不安に対する回避の方法がわからないから、安心できるやり方でしかしたくないというこだわり。

逆に、不安に対する回避する方法を知っていれば、出来る範囲が広がるはず。

これからは、備えあれば患いなしの気持ちで準備し、息子にいろんなやり方を伝えていけたらと思います。

 

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スクールカウンセラーさんに感謝

 

どんなカウンセラーさんが来るのか全く知らなかったのですが、まさかの去年お世話になったカウンセラーさんで、とても嬉しかったです。

やっぱりこのカウンセラーさん、めっちゃ好きです。

 

悩みに対し、毎回いろんなアドバイスを頂くわけですが、ほんと気持ちいいくらいバッサバッサ切ってくれます。

今回のこだわりの件も、相談前は息子のこだわりに対し、「またか!こだわりめぇぇええ!!」と思う気持ちがあったのですが、相談後は「次、息子のこだわりがきたら〇〇(提案)してみよう」と前向きな気持ちになりました。

 

私はよく、息子の特性に不安になってしまうことがあるのですが、カウンセラーさんは息子の特性からの困りどころを共感してくれ、息子の良い所も見つけてくれ、どうすればいいかを一緒に考えてくれるので、とても力を頂けています。

またお話しすることが出来て本当に良かったです。

これからも前向きに頑張っていきたいです。

 

 

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