暑さゆえの登園拒否をどうするべきかを園と相談【スクールカウンセリング】

スクールカウンセリング
Alexas_Fotos / Pixabay

このところ、気温が上がり暑さがすごいですね。

暑さに弱い息子は、このところ不安定になっています。

登園拒否をする日もちょくちょく出てきました。

 

昨日は、スクールカウンセリングの日だったので、カウンセラーさんに登園拒否について相談してきました。

 

 

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息子が登園拒否をする理由

 

最近、息子が登園を渋る理由は「暑さ」によるものです。

家でも園でも「暑い」「しんどい」「疲れた」ばかり言っています。

 

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感覚過敏による不快感

 

汗などで体がべとつくのが気持ち悪いようです。

触覚はもともと過敏な方でして、汗で服が体に引っ付く感じが嫌いです。

 

カウンセラーさんも息子の様子を見ていると

落ち着かないのか体を触っていることが多いと感じたようです。

 

汗のべたべた感は嫌い。

そのくせ、お風呂に入ったり、身体を拭くのが嫌いなので困りものです。

 

 

体温調節が上手くいっていない

 

以前の記事でも、「息子は熱がこもりやすい」と書いていたかと思います。

息子は体温調節がとても苦手だと感じています。

 

カウンセラーさんからの指摘は2点

・ まだ体が小さいので疲れやすい

・ 体温の調節する機能が弱いのかも

 

体温調節が上手くできないから体がしんどくなっちゃうんですね。

そうなると、精神的な面でも不安定になりやすくなるようです。

息子のような特性を持っている子には、よくあることだそうです。

 

 

登園することが出来ても不安定になりやすい

 

登園拒否をしているものの、少しお尻を押せば何とか登園出来ています。

行けばそれなりに楽しむことが出来ていますが

園でも、些細な事でスイッチが入りやすくなっているようです。

 

「暑い」「しんどい」「疲れた」の3拍子に加え

「おなか痛い」「言葉が出なくなってしまった」という言葉も増えています。

この増えた言葉は、息子がストレスがかかっている時によく出る症状です。

 

昨日は、台風の影響なのか、蒸し暑さもかなりなもんだったので

気持ちの切り替えがうまくいかず愚図ることが多かったです。

 

 

今の自分にできること

 

夏は暑いもんだからどうしようもない。

出来ることと言ったら、預かりをせずに早めに迎えに行くということと、

暑さ対策をすること、園と情報を共有することくらいなもんでした。

 

 

続・暑さ対策

 

前回ご紹介した「ひんやりマフラー」は、湿った感触が嫌なのか短時間の利用しかしてくれませんでした。

なので、新たなアイテムを購入しました。

その名も「スーパーネックール」という、中に保冷剤を入れるタイプのひんやりマフラーです。

 

 

息子はタオル地が好きなので、こちらの方がいいかなぁと。

そのうえ、保冷剤を突っ込むタイプなので、以前よりもひんやり度が高いです。

 

 

保冷材は2つ入っていました。(1つは園に保管してもらっている)

本当は2つマフラーポケットに入れるのですが、幼稚園で交換するかもを考えて預かってもらっています。

(息子には1つでも十分)

 

肌への刺激もあまりなく、感覚過敏のある息子も使えています。

園でも、これを巻いたら少し落ち着いたようです。

ちょっとふざけたネーミングでありますが、なかなか優秀なアイテムですよ♪

 

 

無理に出席することに拘らない

 

賛否両論が出そうだとは思いますが、無理やり引きずってまでも出席はさせないつもりです。

カウンセラーさんからも、「嫌がっているところを無理に連れていっても、余計に幼稚園が嫌になるだけ」と言われました。

 

転園してから初の登園拒否ブームなわけですが、今回は原因がはっきりしているので

去年のような焦りや苛立ちはあまりないです。

 

ただ、「このまま休みたいばかりにならないだろうか」って気持ちはありますし

「出来る限り出席させたい」って気持ちや、「無理やり登園させる意味はあるのか」という葛藤なんかは去年と同じであります。

 

そこで、カウンセラーさんから提案されたのは「トークンエコノミー」でした。

ブログの中でも、何度かお話したことがあるかと思います。

 

やってほしいことが出来た時にシール、溜まればご褒美ってやつですね。

欧米では、行動療法としてかなり広まっているものです。

 

正式には、今週末の医療機関での診察後に方向性を決める予定ですが

医療機関と園と相談して、早退をする日を設けようと考えています。

気持ちを休める日ですね。

 

来週くらいに具体的な案をご紹介する予定ですので、もうしばらくお待ちを。

 

 

 

登園拒否について思う事

 

転園して落ち着き、油断していたところでまた登園拒否スタート。。。

改めて、登園拒否ってすごい波があるなと感じています。

登園拒否の理由も、コロコロと変わっていきますね。

 

年少の頃の登園拒否の理由は、園生活に馴染めない(こだわり強さ)

出来ない事への苛立ち(失敗が嫌い)、感覚過敏ゆえの人の多さによる緊張感などでした。

 

年中になった今の登園拒否の理由は、感覚過敏によるしんどさが主な原因となっています。

暑さによる不快感からの苛立ちで、体力的にも精神的にもしんどい状態になっているんですね。

本当にしんどいから頑張れないっていう。。。

(目に見えるものではないから、ぶっちゃけただの甘えと取られても仕方ないのかもしれないけど;)

 

去年の今頃は、わけもわからず「登園させなきゃ!」と思っていたので気持ちに余裕がなくしんどかったです。

でも、今現在は医療機関をはじめ、いろんな方が味方になってくれていて

私自身も知識をつけることが出来たし、どうすればいいのか一緒に考えてくれる人がいるから救われています。

 

登園拒否って、それぞれ事情も背景も違うから、一概にこうしろよ!っていうのはないんですよね。きっと。

だから、どうするのが正解で、どうすれば間違っているってことでもないと思うんですね。

自分の子にとってどうしていくのがいいのかを身近ですごく考えて悩んでいるのは親。

関係ない外野が正義感をふりかざして、どうするべきだ!っていうのは違うよなと。

 

だから、親がベストだと思った選択をしていけばいいって思ってます。

無責任な他人の意見に振り回されるより、信頼できる医療機関の先生などに相談した方が建設的。

失敗しても、何度でも建て直せばいいんだぜ☆

 

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コメント

  1. きり より:

    ウルさん、こんにちは!
    6月後半からのまだ夏本番前というのにこの暑さですもんね。
    プールが始まってから毎日検温するのですが、朝の体温が37度台前半だったりして、暑い日はダルそうにしてるのでもしかしてうちの子もちょっと熱をためこむタイプかな?とウルさんの記事を読んで感じました。

    体温調節が未熟なのに我慢しろ!なんてなんの修行じゃ!って感じですもんね。
    熱中症にもなりやすいかもですし、無理はしないほうがいいですよね。

    医療機関など相談できる場所があるのはほんとに良かったです!
    一人で抱え込むのは大変ですから。
    育児に正解はないですし、それに子供は日々成長していくので、今の選択で全てが決まってしまうということはないですもんね。
    今のウルさんと息子くんにとって、無理のない選択が最良の選択なんだと思いますよ!

    • ウル より:

      きりさん>コメントありがとうございます!

      まだ夏本番じゃないののこの暑さ!本当に身体に堪えますよね。
      私もきりさんと同じく、毎日プールのための検温で体温がいつもより高くなっていること事に気が付いた次第です;
      体温調節が苦手なタイプだと熱がこもりやすく、暑さのダメージをくらいやすいのかもしれないですね。。。

      もしかしたら、去年の息子の不安定さが酷かったのは、身体がしんどいのに頑張ることをに求められ続けられたからだと今では思います。
      もっと早くに息子のしんどさに気づいていたら、あそこまで拗れることはなかったのかもと反省です。
      だから、今年はちゃんと向き合って無理なく対処していこうって思ってます。

      そして、本当に医療機関など相談できる場所があって良かったです。
      たぶん、普通にママ友に相談しても「そうそう!みんな一緒。気にしすぎ。」で、こんなもんか。。。で終わっていたんですけど
      発達の特性を知っている専門家さんにきくと、こんな事例もあるのかと納得できたというか
      「ただの甘えなんかではない」と思えたことが大きかったです。

      一緒にどうすればいいか考えてくれる人がいるってすごく心強いです。
      失敗したとしても、諦めなければ立て直しはいつだってできるって信じています(笑)
      息子とともに少しでも何とか乗り越えていきたいな♪

  2. ノン より:

    一緒に考えてくれる人や、知識を身につけるって本当に育児には大切な事だね(*^^*)
    私も友達は自分より子供が大きいから相談しても忘れちゃった(^^ゞになるけど、ブログからいろんなこと教えてくれる方々にありがたく思うよー!

    • ウル より:

      ノンさん> コメントありがとうございます!

      一緒に考えてくれる人の存在ってすごく心強いし
      専門家さんに力になってもらって、私自身もいろんな知識を得ることが出来たのは大きかったです。
      何も知らなかった頃は、意見を聞いてはブレブレになっていたので、息子も混乱して拗れたのでしょうね。
      いろんな意味で、特性を持っている子と、定型発達の子との違いを思い知った気もします。。。

      そして、ブログの存在って本当にありがたくって、私もいろんなブロガーさんに助けられています(笑)
      勝手に同士みたいな感じに思っちゃっていることも多々あったりします←

  3. ウルさん より:

    おはようございます!!
    なんかウルさん、強くなったなぁ。
    上から目線な感じで申し訳ないんだけど、息子くんと一緒にグングン、ママとして成長している感じ!!

    そうそう、外野なんてどーでもいいですよ。
    だってママはウルさんなんだから!!
    これから夏本番!!この暑さと湿度に身体が慣れて少し気持ちが楽になってくるといいですね!!

    • ウル より:

      コメントありがとうございます!

      私少しは強くなれましたかね?!それなら、とっても嬉しいです♪
      旧ブログの方でちらっとこぼしていたかと思うんですが、おそらく私も何か特性を持っている気がするんですね。
      なので、息子を通じて、私自身もかなり救われている部分もあるんです。
      息子のおかげで、私も成長できているんだなって思います。

      そして、本当に外野の意見は聞きすぎるとだめですね。
      外野の意見をいちいち気にしていたら、身動きが取れなくなっちゃうっていいますか。。。
      だから、もう気にせず自分がベストだと思った対応をしていきたいです(笑)

      夏休みまでもう少しですね。
      暑さの続く運動会が終わるくらいまでは不安定覚悟でドーンと構えておくことにします(笑)

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