【年中】発表会の練習中に、教室から抜け出している模様。原因は感覚過敏?

幼稚園

もうすぐ園の発表会。

ですが、息子は練習中によく教室を抜け出してしまうみたいです。

オペレッタという音楽に合わせて踊る、劇のようなお遊戯のようなものは楽しんでやっているそうですが、とにかく合奏がだめだと。。。

 

年少の頃は大丈夫だったので、今回も大丈夫かなと油断していました。

今の状況を聞いて整理する中で、思い当たったのが感覚過敏。

もしかしたら、聴覚過敏によって合奏の演奏がしんどいのかもしれないです。

 

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発表会でやること

 

息子の出番は、合唱・合奏・オペレッタの3つがあります。

そのうち、合唱と合奏は隣の組の子たちとも一緒です。

学年全体でやるってことですね。

 

そして、オペレッタは自分のクラスだけでやります。

息子はサメの役をゲットして張り切ってくれています(笑)

 

合奏の楽器選びも、オペレッタの役選びも、子どもたちのやりたいと言ったものをやらせてくれます。

人数にめちゃくちゃ偏りがあったら調整すると言われていました。

 

 

練習中に教室から抜け出してしまう

 

11月に入り、発表会の練習が始まりました。

お迎えに行くと、隣のクラスの子も息子のクラスにきて一緒に歌っています。

元気な歌声が聞こえてくるんですが、肝心の息子がですね。。。いないんですわ。

 

いるときもあるんですが、いる時は1人で教室で好きな事をやっているという感じです。

大体は、教室の外へ抜け出し、いつものごとく玄関の読書コーナーで本を読んでいたり、職員室の近くの椅子に座って物思いにふけっていたりします。

先生は無理やり連れ戻すようなことはせず、「後で戻ってきてね~♪」と声をかけて、そっとしてくれている様子。

こういった場面を何度も見ていたから、練習にはあまり参加できていないんだなとは思っていました。

 

しかし、家で発表会で歌う曲を口ずさんでいることがあるんですよね。

園では、1人で楽器を練習していることもあるそうです。

基本、歌ったり楽器に触れるんは好きですからね。

 

そして、オペレッタの練習はそれはもうご機嫌に取り組んでくれているようです。

サメの音楽が流れてきたら「出番や!」と、他のことをしていても飛んでくるそうです。

 

そのことからも、教室にわっと人が集まる空間が苦手なんだと思っていました。

遊戯室の練習や、本番の舞台だと密集度は若干緩和されます。

なので、広い空間になればなんとか出来るんじゃないかと考えていました。

 

しかし先日、本番の舞台での練習を初めてしたんですが、合奏は拒否。

皆と少し離れた舞台の端でなんとかできるといった感じだったようです。

今のところ、幼稚園では「当日息子の場所を準備しておく」と提案してくれています。

 

なので、息子がやりたいという気持ちになれば、舞台の端で合奏に参加できればと考えています。

この辺、発表会までもう少し時間があるので、様子を見ながらどうするか決めていきたいと思います。

 

 

合奏に参加したくない原因の1つは感覚過敏

 

年少の時は合奏も出来ていたので油断していましたが、年少の時と状況はかなり変わっていました。

人の密集度ばかりに目が行っていて気付くのが遅れたのですが、おそらく練習に参加できない原因の1つに感覚過敏が関係している可能性があります。

運動会の時も言ってた聴覚過敏ですね。

 

和太鼓の音が怖くて、幼稚園に行きたくないというほど不安になっていた時期がありました。

予期せぬ音、苦手な音に不安になってしまうというやつですね。

イベントに行ったときに吹奏楽団の演奏に遭遇した時にも、怖いからとパニックになったことがありました。

 

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今回の原因の1つの聴覚過敏。

スクールカウンセラーさんに言われてやっと気づきました。

 

というのが、年少の時はみんな同じ楽器&みんな同じタイミングで鳴らすというスタイルでした。

しかし、年中の今回は、いろいろな楽器があり、楽器によってそれぞれ鳴らすタイミングが違います。

だから、たぶん音が多すぎて処理しきれなくなっちゃうんでしょうね。

 

イヤーマフも装着してみたそうですが、なぜか息子が外しちゃうみたいです。

うーん。。。

1人で楽器の練習は喜んでしているとのことなんで、やりたい気持ちはあるんだろうな。。。

 

 

皆でやる意味を見いだせていない

 

そしてもう1つ、息子が練習に積極的でない理由があります。

それは、皆でやるという意味を見いだせてないってことですね。

これも、スクールカウンセラーさんに聞いて、なるほどー!と思ったお話です。

 

皆と何かをやり遂げるという事に興味がないといいますでしょうか。。。

私もそういうところがあるので、なんとなくわかるんですけどね;

 

「同じ楽器をやっている子と一緒のタイミングで叩けたからってヤッター!って思えるか?」と聞かれたんですけど、たぶん息子はそんなことどうでも良さそうです。

皆で心を1つにして演奏出来たぞー!って喜ぶタイプではないです。

 

ついでに言うと、私も子どもの頃はそうでした。

やらなくちゃいけないからやるだけで、達成感や喜びは見いだせてなかったですね←

むしろ、皆で何かというものが苦手でしたから。

小学生くらいになると、これに「連帯責任」みたいなものが追加されて、本当にしんどかった覚えがあります。

 

と、若干話がそれましたが、この「やらなくちゃいけないからやるだけ」といった状態っていうのは、ぶっちゃけると「やりたくない」という状態なわけです。

練習を積極的にしない理由に繋がってるわけですわ。。。

 

みんなといい演奏をしてやるぜ!って気持ちがあれば、練習に励めるんだと思います。

しかし、息子にはみんなと一緒に合奏したいという気持ちが少ないんですね。

だから教室から抜け出しちゃうのかと納得してしまいました。

 

 

発表会は誰のため?

 

スクールカウンセラーさんがさらに続けます。

「発表会に参加できなくてもなんてないよ。息子君が奏者になったり音楽団に入ったりしたいとかなら話は別やけど。」

「無理やりその場に立たせたとしても、やりたくなかったら演奏もせえへんし立ってるだけやで。」

「それって意味あるか?親が見たいって理由でその場を取り繕うために立たせているだけやもん。」

 

この言葉聞いて、ほんとそうだよなって思ったんですね。

発表会って、親が子どもの成長を楽しみにしてみるものなんですよね。

まぁいえば、親のためにやっている部分も結構あります。

 

もちろん親だけのためってわけではなく、子ども自身のやろうという気持ちを育てたり、皆で何かを作り上げる喜びを育てるものでもあります。

だから、発表会に取り組むことは子どもの成長につながるものではあるんです。

 

けど、親を喜ばせるに比重が傾きすぎると、子どもに負荷もかかっちゃうんだなって思ったんですね。

前の園であった、ちゃんと演奏できないからエアーピアニカにされたっていってた同級生の話を思い出しました。

完成度をあげることばかりに意識が取られて、子ども自身が楽しいと思えないどころかしんどさを感じたり、出来ないと落ち込んでしまうって、それはもう違うんじゃないか?って思うんですよ。

 

皆とは出来ていないけど、息子は一人で練習して楽しんでいたりするし、楽器を演奏すること自体は楽しめている。。。

今はその気持ちだけで十分じゃないかって思ったんですね。

音を楽しむと書いて音楽。皆とじゃないけれど、息子は音を楽しめている。

 

皆と一緒にできるから良い。皆と出来てないから駄目って変な話ですもんね。

もちろん出来る限りの対策はするつもりではあるんですが、無理やりステージに立たすことは考えていません。

賛否両論あるかと思いますが、息子自身が合奏がしんどい!出たくない!というのなら合奏は出ない選択をする予定です。

 

 

カウンセラーさんに相談して思った事

 

上記に書いた理由から、音がしんどいと思われる合奏は様子を見て参加と考えています。

合唱は今のところ何も聞いていないので、参加できるかな?

オペレッタはやる気満々だから絶対に参加するとは思います(笑)

 

スクールカウンセラーさんに相談して、かなり気持ちが軽くなりました。

「出来る事なら参加させてあげたい!」って思っていたんですが、そもそもこれが親視点になってたんだなぁって気づかされました。

息子が参加したいかどうかが問題なのにね(;´∀`)

 

息子が参加したいという気持ちになれたらいいな。

参加したいと息子が言うなら、全力でサポートします。

 

 

 

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コメント

  1. うずら太郎 より:

    そうですね!!その通りだと思いますよ。
    発表会はみんなで何かを成し遂げるという大義があるけれど
    やはり親の為というのもすごく大きいんだと思います。
    ご両親が子供の成長をちゃんと分かってあげているのなら
    無理して立たせることないと、わたしも思います。
    オペレッタはやる気満々なら、息子くんも、ウルさんたちもきっと楽しめますね。
    うちの園は発表会は年長さんしかないんですよー。
    それはそれでちょっと寂しいものがありますが、来年を楽しみにとっておくことにします。

    • ウル より:

      うずら太郎さん>コメントありがとうございます!

      カウンセラーさんも同じこと言われてました。
      皆で何かを成し遂げるを掲げているけれど、親にお披露目する意味合いの方が強くなってるんじゃないか?と。
      だから、奏者や楽団に入りたいわけじゃないなら、無理やり立たせてやらせる必要なんてないという言葉に気持ちが軽くなりました。

      園や学校は「皆と一緒に取り組む」ってことに重きを置いているところも多いけれど、皆一緒で安心っていうのは違うぞと。
      皆一緒に取り組めなくたとしても、息子は十分に音楽を楽しめているから良いじゃんって言われて、本当だって思えたんですね。
      カウンセラーさんの言葉にはいつも救われています。

      そして、オペレッタはめっちゃやる気満々で、すっごい喜んで練習しているみたい。
      息子がどんなサメをやっているのか楽しみです(笑)

      うずら太郎さんの園では、発表会は年長さんだけなんですね。
      来年すごく楽しみですね!

  2. ノン より:

    感覚過敏が本人じゃないと分からない感覚だから本当にしんどいのかもしれないね。
    私も息子の「ママ〜」と何度も言う元気な声を聞いていると夕方にTVを消すチャンスがあれば必ず消す💦
    何か静かにして欲しくて気持ちがざわめいちゃうんだよね。
    でもこんなのは本当に本人の感覚だから、気づけて良かったよね。😊
    やる気になって頑張ってる事見ると、楽器や歌も好きなんだね♥息子さんが楽しく出来ますように♫

    • ウル より:

      ノンさん>コメントありがとうございます!

      息子が人混み苦手なのも、もしかしたら聴覚による刺激が強すぎるからかもしれないですね。
      買い物拒否もこれにつながっているのかもーって最近思っています。

      恥ずかしい話、息子の診断が下りるまで、感覚過敏に対しての知識が全くなかったので、息子のリアクションに対して大げさだなぁと感じていた時もありました。
      光や音、触覚など、私とは感じ方が全く違うんだと思います。
      気付いてあげられなくてごめんって今でも思う事は多々あるんですよ。。。
      いろんなパターンから、そうか!こういうことだったか!!ってわかっていくっていうかそんな感じ。

      息子自身も、しんどさに対する回避方を経験から積み上げている途中なんでしょうね。
      (眩しかったらシャッターを閉めるや、タオルで顔を隠す。嫌な音があればイヤーマフをするなど)
      手探り状態なところもあるけれど、その都度対策できることを考えて刺激を減らして負担をかるくしていけたらなって思います。

      やりたい気持ちとしんどい気持ちで葛藤していることもあるけれど、本人がやりたいっていうのなら全力でサポートしていきたいです!
      オペレッタは本当に楽しいみたいだから、舞台で楽しく取り組めたらいいな♪

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