【登園拒否】休ませる休ませないをどうするか

対策
Alexas_Fotos / Pixabay

暑くなりだしてから、また登園拒否を始めた息子。

以前の登園拒否の事も振り返り、登園拒否をしたときにどうすればいいかを考えていきます。

賛否両論ありそうな話題ではありますが、私の想いをお話していきます。

 

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子どもの登園拒否

 

登園拒否って、私は一言で片づけられないものだと思っています。

その子の性格や環境、事情によっても変わってくるものだからです。

 

だから、「登園拒否したら〇〇すればいいよー」というアドバイスを受けたところで

その対策が自分の子にあっているかどうかっていうと微妙なところなんですよね。

合う場合もあれば、合わない場合もあるわけで。。。

 

なので、登園拒否に対する対策は、こういう場合もあるのかくらいの気持ちでいた方が健全かと思います←

お尻を押して登園させることが正解な場合もあれば、休ませて様子を見ることも正解な場合もあるんです。

その判断をするのは保護者である親なんですね。

 

私の意見としては、親は無責任な外野の意見に振り回される必要はないです。

いろんな意見を聞いたうえで、自分の中でのベストを探っていけばいいんです。

失敗したなぁ。。。って場合があっても、失敗を次に活かせばいいだけ。

駄目だったら別のやり方を探ればいいだけ。

「もう無理だ。」とさえならなければ、何とかなっていくもんですよ(笑)

 

 

何のために幼稚園へ行くのか

 

そもそも、何のために幼稚園へ行くのかをまず考えていきます。

 

「集団生活で協調性を身に付けるため」

「小学校へあがるために出来る事を増やしていく」

「自立に向けてにステップアップ」

 

私は以前、上にあげたようなことを思っていました。

しかし、スクールカウンセリングでカウンセラーさんの話を聞いてから考えが変わりました。

 

幼稚園に通うのは、小学校へ行くための準備期間ではあるんですが

まずは「幼稚園に通うのが楽しいな♪」って思えることが一番の目的だったんですね。

「幼稚園は小学校へ行くための船」というお話を聞いてから、気持ちが楽になったのを覚えています。

 

スクールカウンセリングでのお話についての記事はこちら

[clink url=”https://uru-hachiko.com/developmental-disorder/school-counseling/preschool-education-conception-collapse”]

 

私は、このお話を聞いてから、気持ちに少し余裕が出来ました。

幼稚園へ休まず通えるってすごいことではあるけれど、まずは無理なく通うを目標にしようって気持ちになりました。

 

 

出席するか、欠席するかの葛藤

 

登園拒否に悩む方あるあるの1つである、行かせるか休ませるかの葛藤。

私自身、登園拒否に関しては、かなり吹っ切れてはきましたが、未だに出席させるか否かの葛藤があります。

 

ここまでストレスを抱えているのに出席させるべきなのだろうか?

休ませたら、このまま登園できないようにならないか?

でも。。。のエンドレス状態っていうんですかね;

 

私はこのループに陥りました。

子どもがしんどいのは当然なんですが、親もしんどくなってきます。

 

甘やかしなんじゃないか?って悩んでしまうんですよね。

実際に「甘やかし」と言われたことがあります。

さらには園からも「母性と父性」って感じのありがてぇプリントを挟まれたりもしました。

 

幼稚園に出席しなくちゃ!と考えれば考えるほどに、親も子もしんどくなりました

旧ブログを読み返してみても、私も息子もいっぱいいっぱいだというのがわかります。

今になって単純に「出席することを目標にすべきではなかった」と思います。

 

 

子どもの負担になっているものを探る

 

子どもが登園拒否をする理由はいろいろあるかと思います。

先生からのお話や、子どもの様子を見て探っていきました。

ここで注意したいのが、子どもに無理に理由を聞きださない事です。

 

登園拒否に限らずなんですが、無理に理由を聞きだすのは得策とはいえません。

なぜかというと、「自分でもわからないけどなんか嫌だ!」って場合に理由を求められたとすると

気持ちを言葉にして表現できない場合、子どもを追い詰めることになるからです。

 

母ちゃんは怒ってる!でも、なぜか説明できない!

からの、息子はパニックを起こすという事が起こりました。(超悪い例です;)

 

息子のように特性がある子じゃなかったとしても

説明しないと引かない体制でいると、無理に理由を探そうとしちゃうんですね。

その結果、親の気持ちを鎮めるために、冷静に考えられずに人のせいにしちゃったりって事もあるそうです。(トリプルPでのお話)

 

さて、話を戻しまして、年少の頃に登園拒否をしていた理由をあげていきます。

 

・ お友達が苦手(子どもが苦手だったため)

・ お着替えや給食など苦手な事が多かった

・ 感覚過敏による不快感

・ 見通しが立たないことに対しての不安

・ 気持ちの切り替えが出来ないまま動かなくてはいけないストレス

 

なので、私は苦手を克服すれば少しは登園拒否が治まるかと思っていました。

実際に、出来るが増えたり対策を立てることによって負担は少し軽くなりました。

しかし、息子の場合は、根本的な解決には至りませんでした。

 

なぜかというと、「感覚過敏によるしんどさ」「気持ちの切り替え」という部分が、特性ゆえのもので

短期間でどうこうできる問題ではなかったからです。

 

先日の医療機関での診察でも先生に

「誰かからの指摘でギャーってなってしまうのは年単位とみといてください。」

「たぶん小学校4年生くらいまでは、注意を受け入れるのは難しいと思います。」

ということを言われました。

 

このことからも、苦手部分を克服して登園拒否をなんとかするぜ!っていうのは場合によっては難しいかもしれません。

 

苦手部分を対策することによって、行きやすくなることは確かです。

あれだけ子どもが苦手でお友達を嫌がっていた息子でしたが

今では、お友達のおかげで登園につながることも多々あります。

 

苦手が自信になったとき、大きな一歩となります。

 

 

登園拒否をしている時は、原因となっていることに対して対策する

 

音に敏感で音がしんどい場合はヘッドフォンをする。

パニックを起こし苦しいようなら、園に協力してもらい安心できる場所を作っておく。

偏食で給食が嫌なようなら、無理に挑戦させたりしない。

などなど。。。

 

ただ、園によっては園の方針で受け入れられないことも多々あります。

親だけの努力ではどうにもならんこともあります。

いかに園側も協力してくれるか、上手く誘導してくれるかなども重要です。

 

園の協力体制が整っているのであれば、かなり心強いです。

しかし、園の協力がない場合や、理解が難しい場合はしんどかったです。

 

今の息子の状況的には、暑さによるだるさがすべての引き金になっているので

暑さ対策をするのが一番有効な手段です。

 

暑さ対策だけ追いつかず、園でもずっと気を張っている状態で疲れているようなら

思い切って休ませるのも選択の1つです。

 

この休みはただの欠席ではありません。

明日、また頑張るための充電期間としてのお休みですから。

 

何の事情も知らない人から見たら「甘やかし」「過保護」ととられてしまうこともあるかもしれません。

しかし、これは意味のある休みであります。

 

幼稚園を休ませることは悪ではないです。

無理やり引きずっていかせたとしても、親は「出席できた!」って気持ちになれたとしても

子どもにとっては、無理やり行ってる感が出てしまうんですよね。。。

 

これ、先生に指摘されてから「本当だわ。。。」って思ったことです;

 

「最後まで1日幼稚園で過ごせた」目標にするのではなく

とりあえず、出席しようって気持ちにもっていけたらOKってことにしました。

(遅刻してでも、早退してでもとりあえず出席出来たらOK)

 

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幼稚園をやすませるかどうするかで悩む方へ

 

毎日の事なので、登園拒否は悩むところですよね。

賛否両論あるかと思いますが、私は休ませるのも1つの選択だと思っています。

 

私なりの線引きとしては

園に行っても不安定で楽しめてない、家でも荒れているのであればお休みさせています。

しかし、園に行けば楽しめている状態で、家でも元気な様子であればお尻を押して登園させています。

 

外野の意見なんて放っておいて、自分が子どもの様子を見て判断していきましょう♪

自分で決めたことだから胸を張っていいと思います。

他人の言うことを信じてなんとなく決めて失敗したら、もう!やっぱりダメじゃん!ってなっちゃいますが

自分で決めたことなら、納得できるというか、次はこうしようって気持ちになっていけます(笑)

 

どちらの選択をしても、自分で決めたことであれば、それは間違いではありません!

 

次回、とりあえず出席したい気持ちに持って行こう対策!

「トークンエコノミー」をご紹介します。

 

登園拒否対策の記事はこちら

[clink url=”https://uru-hachiko.com/days/kindergarten/token-economy-touenkyohi”] [clink url=”https://uru-hachiko.com/developmental-disorder/school-counseling/nenchu-new-touenkyohi-project-story”]

 

 

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コメント

  1. kana より:

    はじめまして。
    私も2013年12月生まれの息子を持つ母親です。(大阪府に住んでいます)
    年中組の二学期から欠席が増え、1月は7日ほど2月は上旬に二、三日登園出来ただけで、登園拒否が続いています。ブログ記事を読ませていただいて、少し肩の荷が下りた気分になりました。ありがとうございます。
    これから、自分の背筋がもう少しピシッとなるまで、ブログをお気に入り追加させていただきます。

    • ウル より:

      kanaさん>コメントありがとうございます!

      kanaさんの息子さんは、うちの息子と同級生ですね♪
      記事をお読みいただきありがとうございます。
      少しでもお役に立てて嬉しいです。

      登園拒否って、子どもも親も思い悩んでしまいますよね。
      登園拒否の原因はいろんなパターンがあると思うんですが、どのパターンでも焦らず長期戦で付き合って行くしかないなぁって思ってます。
      1年前、私は焦って失敗しちゃったので。。。

      そして、お気に入りに追加頂きとても嬉しいです。
      息子君とkanaさんが、また笑顔で登園できるよう応援しております。

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