発達がゆっくりな息子。
今のところ、情緒の発達に遅れがあり、「2年遅れ」と言われています。
息子の発達の遅れに対しても、スクールカウンセラーさんとお話してきました。
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4歳、年中息子の今の状態
去年の8月に、「自閉症スペクトラム」と診断されています。
冬に受けた発達相談では、「情緒面にだいたい2年くらいの遅れがある」と言われています。
知的な遅れはないものの、「こだわり」が強く、「気持ちの切り替えが出来ない」という特性を持っています。
感覚過敏があり、音や触覚に敏感だなと感じています。
子どもに対しての警戒心は特に強く、また失敗することに対しての拒否感が半端ないです。
4歳7か月の時の診断など参考になれば
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親として、発達の遅れは気になるのか
ぶっちゃけね、気にならない親なんていないと思うんですよ。
息子の障碍については受け入れているし、こういう特性があるんだなって事も理解しているつもりです。
完全理解は無理だけど、理解したいって気持ちを持っているといった方がしっくりくるかも。。。
「息子ペースでゆっくり進んでいければいいや」という言葉。
このブログでも、よく言っていると思います。
この言葉に嘘はありません。
けど、正直話ー
「本当に大丈夫なんかな?」って気持ちもあるんですよね。
発達がゆっくりなのは特性ゆえの事。そんなことはわかってるのに
少しでも「出来る」を増やせないかなって焦ることもあります。
今回、この「焦り」をカウンセラーさんに見抜かれてしまいました。
段階を踏んでゆっくりでも成長していく事が大事
そんな私にかけてくれたカウンセラーさんの言葉は
「1年前と全く一緒か?比べてどうや?成長しているって思うところはあるやろ。」でした。
1年前と全く一緒の状態だったら心配だけど、ゆっくりでも成長できている部分があるなら大丈夫!って事でした。
思い返してみれば、1年前とは比べ物にならないくらい息子は成長している!
そう思うと、一気に気持ちが軽くなりました。
早期教育や幼児教育、競うように子どもに詰め込んでいるけどそうじゃないと。
いきなりステップアップさせても、その分のボロは出てくると。
ゆっくりであっても、段階を踏んでいった方が安定するようです。
例えるなら、基本を習得する前に、さらっと要領だけ掴んで習得しちゃうって感じでしょうか。。。
基本あってこその、応用が理解できるみたいなもんですかね。
今は思春期が遅れている?!
昔は、思春期と言えば中学生くらいでしたよね。
今って、思春期は大学生くらいらしいです。
それ聞いてビックリしました(;´∀`)
精神的な成長の遅れ、親との関わり方によるものもあるそうです。
徐々に手を放していく事が必要
なぜ思春期が遅れるのか。
先日の「ライナスの毛布」の話に遡るのですが、子ども自身が安心して自立していけなくなってきているからだそう。
みっともないからと無理やり力づくでやめさせる事も出来ると言えばできる。
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でも、そうすると子どもには不安感が残ったままになるんですね。
早くの自立を求められるけど、そこに気持ちが追い付かないと。。。
成長は早ければいいってもんじゃなくって、その子のペースに合わせて成長を見守ることが必要だとの事。
親は将来の事を考えて、勝手に心配になったりしちゃうけれど
最も大切なのは、子どもの成長を焦らず見守ることだったんですね(n*´ω`*n)
多数派と少数派
カウンセラーさんに言われた言葉。
「お母さんは息子君を定型発達児みたいにしたいわけじゃないんやろ?」
ちょっと過激な言葉にはなるかもですが。。。
これに関しては「定型発達児みたいにしたい」というより「定型発達児みたいになるのはおそらく無理」って思ってます。
まぁ、「こだわり」で振り回されることが多いし、苦労することが多いです。
大変ではあるんですけど、「こだわり」があるからこその息子の長所もあるし、息子らしさがあるといいますか。。。
「こだわり」も含めて、息子の1部なわけですよ。
それこそ「個性」ってやつなんだと思ってます。
なので、私はカウンセラーさんに
「息子が生きやすいようになれば嬉しいなって思ってます。」とだけ返しました。
それに対し、カウンセラーさんは
「息子君のいいところを伸ばしてあげればいい。無理をさせてまで皆に合わせる必要なんてない。」と。
日本の教育って、「みんな一緒でホッとしている」「一緒だからとりあえず安心している」傾向にあると。
だから、少数派はしんどい思いをすることが多いと。
これに関しては、以前の幼稚園で嫌というほど感じたことですね。
「みんなと同じレベル」「他の子が出来ることが出来ない」。。。
最終的には「年中での生活が考えられない」って言われたことで転園に踏み切ったわけですけどね。
この経緯をカウンセラーさんに言ったところ
「そんなもん人権侵害じゃ!」とお怒りになられました(゚Д゚;)
私はその当時、「怒り」よりも「悲しみ」のほうがずっとずっと大きかったんですけどね(;´∀`)
今はまだ定型発達児の方の方が多い。
でも、発達障碍児も年々増えている。
「この数が同じ。。。もしくは、逆転してしまった場合、どちらが正しくなっちゃうんだろうね。」
という、言葉がなんか深かったです。
多数派が正義みたいなところありますからね。。。
なんか私も考えてしまいました。
「甘やかし」になるのかと悩む
子どものペースに合わせて段階を踏んで成長していければいいことは分かった!
でも、「これって甘やかしになるんじゃないか」と思う気持ちもありました。
以前に比べて減ってはきたものの、まだ「母ちゃん手伝って!」「母ちゃんがやって!」と言ってくることがあります。
着替えなどの身の回りのことに多いです。
「手伝って」と自分で出来るにも関わらず言ってくるのですが、出来ることは自分でしてほしい気持ちがあり、「出来るところまでやってみな。母ちゃん応援してる。」と返していました。
これに対してもね、「「手伝って」って、ちゃんと気持ちを伝えているから手伝ってあげてええよ!」との事でした。
今まで、私がいるから甘えてしまって何もできない子になるんじゃないかと心配していたところもあったのですが
「家の中ぐらい甘えさしてやりな」って。
「手伝って」って言葉は、この人なら大丈夫だって思えるからこそ言える言葉なんだそう。
極端な話ですが、虐待をされている子なんかは、親に「手伝って」など、助けを求めることはあまりしないそうです。
「どうせ手伝ってくれない」「断れれて傷つくのが嫌だ」という気持ちからだそう。
だから、「手伝って」と訴えてくれることはいい事なんだぞ!ってことを言われました。
なんか、以前の幼稚園で言われてたことと違いすぎて混乱しちゃいましたね(;´∀`)
手伝ってあげてもいいんだって思うと、少し息子に対してのガミガミ率が減る気がしました。
(「手伝って」→「自分でやってみよう」→「嫌だ」の押し問答がなくなると思うと気が楽)
カウンセリングを受けて思いなおしたこと
「焦らず見守っていく!」この一言に尽きますね。
私はつい、「他人に迷惑をかけていないか」が気になって、息子にガミガミ言ってしまうことが多いです。
なので、「先生に手をかけすぎていない」かや、「お友達との関係」で心配し、焦っている部分がかなりありました。
よく考えると、これって「私が迷惑な親と思われないため」だったんかなぁとも思ってしまったり。。。
息子のことに対し、受け入れているつもりで受け入れきれてないことがまだまだあるなと反省でした。
カウンセリングを受けて、私自身が焦っていた気持ちが落ち着いた気がします。
今日は2回目のカウンセリング。
どのような話を聞けるのか楽しみです。
参加中
コメント
すっごく素敵なカウンセラーさんに出会えましたね。
それだけでも転園して良かったんじゃないかと。
色々と心が軽くなる部分がありますね。
気持ちが分かってくれる人と出会えて本当に良かったと思います。これから年中、年長と心強いですね!!
うずら太郎さん>コメントありがとうございます!
パワフルな方で、本当に素敵なカウンセラーさんです!
昨日、2回目のカウンセリングに行ってきたのですが、やっぱり気持ちいいくらいに不安を吹っ飛ばしてくれますね。
転園して本当に良かったよ感じていますよー♪
対策についても、「ダメやったらまた一緒に考えるわ」って言ってくれたりと頼もしく心強いですね。
カウンセリング受けられて、気持ちが落ち着いたのはよかったですね。
近くに相談相手がいるってとっても頼もしいですね!
できるところも伸ばしてあげたいけど、気がつくと普通に近付けることばかりに意識がいっちゃうこともあります(特に外出中や人の目があると)。私もその傾向があるのに、完全に味方になってあげられていない感じがして申し訳ない気もします。
>「手伝って」と自分で出来るにも関わらず言ってくるのですが、出来ることは自分でしてほしい気持ちがあり、「出来るところまでやってみな。母ちゃん応援してる。」と返していました。
あー毎日言われてます、これ。汗
なんとかやって欲しくてつい「甘えるとこが違うよ!」って返しちゃってました。
自分のこと(お着替え、食事)は早くやって、残った時間でいっぱいハグしたり遊ぼう!
って言ってました。無理強いしてたのかな。。。反省です。
ライナスの毛布といい、失敗を恐れる感じといい、とても共通点が多いのでまた色々参考にさせてくださいね。
白玉あんこさん>コメントありがとうございます!
近くに相談相手がいることは、本当にありがたいことだなって感じていますよー。
医療機関などでも相談は出来るのですが、待ちが長すぎて。。。気軽にって感じではないですからね。
なので、かなり心強い存在です。
「出来ることを増やしていきたい」「気づけば普通に近づけることに意識がいっている」からの
「人の目を気にしてしまって」は、本当に同じで反省でした。
外で、食べさせての小鳥さん状態だったときは、正直勘弁してよって思ったこともありました。
騒いで暴れまわるなど他人に迷惑をかけるものはもれなく雷ですが、こういった「手伝ってほしい」系は、他人の目を気にせずおおらかな気持ちで手伝っていればよかったと後悔です。
そして、白玉さんのところも、「手伝って」コールがあるのですね。
何とかやってほしくて促してしまうお気持ちすごくわかります。私もそうですから(笑)
これに関しては、医療機関でのお話もあわせて考えると、「手伝うけど、手伝う範囲を徐々に少なくしていけるように持っていく」が理想な気がします。
スローステップで、出来る範囲を増やしていくってことですね♪
って、その気分を乗せていくのが難しくはあるんですけど。。。
少しでも参考になったのなら嬉しいです。
これは!という事があれば、また情報をシェアしていきたいと思います(*´▽`*)