お友達との関わり&兄弟喧嘩に親が出来ること

講座
Pexels / Pixabay

トリプルPで教えていただいたなかで、すごく面白かった項目。

それは、お友達との関りや、兄弟喧嘩などが起こったときに親はどうするかって事ですね。

こうすればよかったのか!という気づきもあり、聞いて良かったの連続でした。

今回は、子どもの対人関係で親が出来る(してもいい)ことについてお話していきます。

 

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お友達ができない、関わり方が分からない

 

「友達を作るのが苦手なのかも」「なんか距離感が上手くつかめていない気が。。。」

 

自閉症スペクトラムである息子は、相手の立場に立って考えるのが苦手です。

更には、子どもが苦手だったこともあり、年少時代はお友達の名前がほとんど出てきませんでした。

お友達の名前が出てきたのは3学期に入ってから。

 

親としては心配ではありましたが、無理やり友達を作るのも違うかと思い、特に働きかけはしていませんでした。

しかし、年中になった今、お友達に興味を持ち、お友達の輪の中に自ら入ってくなど成長を見せています。

A君の隣に行きたい!と言ったり、女の子とキャッキャ笑いあってたり、年少の頃からは想像できない進歩です。

 

とはいえ、まだまだ一方的な会話だったり、相手の気持ちを考えられるまでには至っていません。

まだまだ、課題は多いと感じます。

 

さて、今回のセミナーでは、お友達との関りについても聞いてきました。

先日の記事にあるように、丁寧な話し方や、否定的なことを言わず、人の良い所を見つけていくもそうですね。

お友達に対して、ポジティブなイメージを持てるようにしました。

 

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でも、もっと初歩的なところはどうでしょう?

子どもが小さいうちは、自分の気持ちをどう表現したらいいかわからなかったり

なんと言えばいいのかわからず、上手く相手に気持ちを伝えられないってこともあるんですね。

 

じゃあどうすればいいの?って事なんですが

それは、子どもと気持ちについて話し合ってみること!

 

自分の気持ち、相手の気持ちについて親子で話し合う機会を作ろうぜ!って事ですね。

いろいろな出来事の中で、自分の気持ちと相手の気持ちを考える機会を作るのが目的です。

 

たとえば、誰かに親切にしてもらったとき、自分はどう感じるのか、相手はどう思ってしてくれたのか。

意地悪されたときは、自分はどう感じたのか、相手はどんな気持ちだったのか。

私の場合は、絵本を読んだ時なんか、話しやすいですね。

(トラブルが起こった直後などは、冷静に考えられないので落ち着いてから話す)

 

子どもが表現しにくいようだったら、親が「こういう時は〇〇って言うんだよ。」とフォロー。

親が手本を見せると、子ども自身も「こういう時は〇〇って言えばいいのか!」と気づくこともあるんですね。

 

気持ちをどう表現したらいいかわからない、何と言えばわからない

そういった場合は、子どもと気持ちについて話し合う機会を作り、家で予行練習をしておくといいようです。

全くやり方が分からない状態と、少しでもやり方が分かっている状態だと気持ちの余裕も違いますよね(*´▽`*)

他人の気持ちを考えるのが苦手&失敗嫌いの息子には、とても有効だと感じました。

 

家に遊びに来た友達とトラブルになってしまった!

 

今のところ、息子には互いの家に行き来するお友達はいません。

互いに行き来する唯一の間柄が、妹家の甥っ子、姪っ子たちです。

それぞれ1学年違い、歳も近く仲よく遊べるようになってきました。

 

が!やっぱり喧嘩も起こります。

これから先、息子が成長しお友達の家に遊びに行ったり、また遊びにきたりした時も多少の喧嘩はあるでしょう。。。

 

セミナーでは、お友達との家でのトラブルについてもお話がありました。

自分の家に来たときのトラブルについてお話していくとー

 

子どもが、お友達と話し合って解決できるのであれば親は干渉する必要はありません。

あとで、仲直りを促すくらいでいいようです。

(「どうしたの?」「何があったの?」と声掛けから始める)

 

子どもが小さいころにあるおもちゃの取り合い、順番が守れないなどのトラブルは、先日のセミナーであったように

「トラブルになっているものを取り上げる」の対応をします。

「お友達に貸してあげな!」と、自分の子どもから無理やりぶんどってお友達に貸したりするのはNGです。

 

この講座を受ける前の事ですが、こういう事かなっていう事例がありました。

息子と姪っ子がおもちゃの取り合いになって揉めたことがありました。

よくある、トラブルですね(;´∀`)

 

どちらも引かず、妥協案も受け入れない状態だったので、

私が「仲よく遊べやんノやったらこれは片づけるわ」と2人から取り上げました。

その結果、息子は妥協案を飲んだものの、姪っ子ちゃんは家に帰る!と実家へ遊びに行っていまいました。

 

過去記事

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あの時は、ちょっとかわいそうな事をしてしまったと思っていたわけですが、

後日、姪っ子ちゃんがまた遊びに来たときに、同じおもちゃでまた遊びたがった時に、おっ!と思う事がありました。

 

甥っ子くん「喧嘩したらあかんでー」

姪っ子ちゃん「今日は半分ずつで出来る!」

息子「僕も守れるで!だから、姪っ子ちゃんも守ってよ!」

 

と、いうやり取りがあったんですね。

妹と2人、子どもたちのやり取りを見てちょっとビックリしました。

あの時の事を、子どもたちなりに消化してたんだなぁと思うと嬉しかったですね。

 

セミナーでは、お友達にも家のルールを通し公平に接する事。(事前に伝えておく)

注意すべきところは、我が子のように注意する事。

その時、怒るのではなく、肯定的な言い方で伝える事と教えてもらいました。

 

我が子ならまだしも、友達なんて怒りにくいわーって思うんですけど、

怒らずに肯定的な言い方で促す感じにすれば、抵抗は少なくなります(;´∀`)

 

大切なのは、「友達だから」でなぁなぁで過ごさない事。

なぜかというと、言いにくくなると、親自身がお友達の事を嫌いになってしまうんですね。

親が否定的になると、子ども同士も次第に遊ばなくなってきちゃう傾向にあるようです。

お友達との関りも難しい所ですが、出来る限りは仲よく遊んでほしいですよね。

 

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兄弟喧嘩が起こったとき

 

1人っ子な我が家は、兄弟喧嘩というものがないのですが

ちょっと面白いなと思ったのでシェアさせてください(笑)

 

友達とも公平に注意する!と前の項目でいったわけですが

これは、兄弟間であっても言えることなんですね。

 

「喧嘩が起きた時、子どもの話を聞いてますか?」という講師の問いに対し

「下の子が泣いてて話が出来る状態じゃないから、いつも上の子にばかりに聞いてしまう」という方がいらっしゃいました。

この話に、うんうん!と頷く方がめっちゃ多かったです。

 

実はこれ、よくあるパターンだそうで

下の子が泣いているから、必然的に上の子に状況を聞いて、ダメでしょ!怒ってしまうというパターンなのだそう。

 

こうなると

下の子(泣いたらお母さんが助けてくれる)→親(下の子が泣いているから上の子の話を聞く)→上の子(僕だけ怒られた!理不尽だ!またやっつけてやる!)

という、スパイラルに陥り、子どもによる「どちらが親に注目されるか」対決になり、兄弟喧嘩が激しくなるそうです。

なので、親が干渉しない方が、早く落ち着くと教えていただきました。

 

このお話を聞いて、自分自身の兄妹間のもやもやの原因はここだったか!とも思いましたね(;´∀`)

私は〇〇やったら反対するのに、妹は〇〇やっても反対しなかったじゃん!みたいなやつですかね。

 

よくいう「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」っていうのは、10歳以上にならないと理解しないようです。

で、「小さい子に優しくしやなあかん」もよく聞く言葉ではありますが。。。

前々から思っていたんですけどね、これって「小さいから優遇される」ってことじゃなくって、「小さいから体の大きさも力も違うし、(扱い的な意味で)優しく遊ぶ」ってことなんじゃないかなと思うわけですよ。

 

遊びたい気持ちはみんな同じ、だからルールは守るんだぞ!と私は息子に教えていました。

なので、お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから、必ず我慢をしなくちゃいけないっていうのもおかしい話しだよなと思っています。

 

子どもが、まだ伝えられない時期は親のフォローが必要ですが

お兄ちゃんであっても、弟であっても、公平に話を聞くのが理想ですね(n*´ω`*n)

 

そして、兄弟喧嘩を落ち着かせるには

良い行動をしている時に褒めることが必要!

この辺のスタンスは、前のセミナーと同じですね(*´▽`*)

 

 

コミュニケーション・社交術をアップさせる

 

友達との関りや、兄弟間での関り

これらは、コミュニケーション力や、社交術を磨いていくことが出来ます。

 

親が適度に手助けをし、見本となる態度を取って行くことが大事です。

そうすると、友達を作ったり友情が長続きしやすくなって、人間関係をうまく築いていきやすくなるんですね。

他の子から好かれるということは、自信にもつながっていくと聞いて、「確かにそうだわ」と思いました。

 

誰かから必要とされるって、とっても嬉しいことだもん。

そりゃ自信につながるわって。

 

なので、これからは息子の交友関係が上手く行くように

・気持ちについて話し合う機会を作る

・子ども自身で解決できそうなときは干渉せず見守る

・息子も友達も公平に接する

の3点に気を付けていこうと思います。

 

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コメント

  1. yuki より:

    ふむふむ、お友達って確かに注意しにくい。
    以前、幼稚園の園庭開放のとき娘と仲良しの男の子(娘同様少し幼いって言ってた子)と
    遊んでるとき、娘が怖くてまだ出来ない遊具があって
    その男の子は出来るようになったからやるわけですよ。
    1回は娘も見ててけど自分は出来ないし
    飽きてくるわけですよ。
    その遊具を何度も男の子はやるので
    娘は他に行って遊ぼうとしたら
    「○○見てて!行かないで!見てて!」とそれはそれは絶叫で。
    正直ね、1回くらいは見ててもいいけどずっとそれで遊ぶのなら
    娘は立って見て待ってるだけになるので
    つまらないわけですよ。
    「○○は退屈になっちゃったから違うとこで遊ぶって〜」
    と男の子に伝えたんだけど、もうずっと絶叫で
    うちの子はお前のママじゃねーよと・・・
    なんで遊べもしない遊具を5分も10分も見守らなくちゃいかんのか?
    と思ってうざかったことがあります。
    相手のママはそういうの注意しないんですよね〜(絶叫で娘を呼び止めても)
    その子と遊んでるの見ると、娘はその子に次こっち!次あっち!
    って振り回されてて楽しそうにしてればいいんだけど
    まだ、これやりたそうだったのにな・・・
    とか思うこともあって
    モヤモヤしてました。
    でも、実際注意は難しいな〜。

    ニューブロックマイスターおめでとうございます!

    • ウル より:

      yukiさん>コメントありがとうございます!

      「見てて!」攻撃、あれってしんどいですよね。
      この場合、相手のお母さんもいるだろうし、なんとかしてくれよって私も思っちゃう。
      私も「見てて」攻撃はすっごく食らう方でして、息子と一緒に楽しめている状態であれば気にならないけれど
      息子を押しのけてまで来る子はうざいと感じますね←
      (といいますか、私も最近の園庭開放ではこの手の事がよくある;)

      私もyukiさんと同じく、「息子があっちで遊びたいみたいやから行ってくるわー。」で退散してます。
      それでも「見てて」言ってたら、「ママは?」って聞くと、大体のママは飛んできてくれてる感じかなぁ。
      状況を見て相手ママさんが判断してくれることが多いし助かってるけれど、そうじゃない場合は辛いですよね。
      お願いだから何とかして欲しいって思っちゃいますね;

      娘さんと、男の子が話して解決できるのならまだしも、そうでないのなら親がフォローしなくちゃいけないし
      絶叫するほどに感情がブワッと出ている状態であるのなら、真っ先に男の子の親が何とかしてくれるのが理想なんだけど
      その相手の方が、「あらまぁ、うふふ」系ならかなり厳しい気が。。。

      私がyukiさんの立場なら、一番優先したいのは我が子なんで、子どもの気持ちを探るかなぁ。
      (見ててもいいからお友達と一緒にいたいかどうかや、見ているよりも他の事で楽しみたい気持ちが大きいのか)
      そのうえで、見て待たされても一緒に遊びたいなら、その時に楽しめる方法を考えるかも。
      応援ごっこやー!っていってイケてる応援をする対決するか、遊べるように練習するとか?
      他の事で楽しみたい気持ちが大きいのであれば、相手が受け入れてくれるかどうかはともかく、とりあえず娘さんの気持ちを伝える。
      「あと〇回見たら、他のところで遊ぶね!」など交渉してみるかなぁ。

      相手の子も、息子と同じタイプなら「見通しが立つ」と受け入れてくれる可能性はあるかも。
      なんとなく勘ですが;
      こういった交渉のやり方を子どもに見せていると、子ども自身も「こういった交渉の仕方があるのか!」と学んでいくと思います♪
      とにかく、娘さんの気持ち優先で動いていいと思いますよー(笑)

      それから、マイスターありがとうございます♪

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