先日、言語の訓練に行ってきました。
今回も、前回と同じような内容ではありました。
しかし、息子がレベルアップしてるなと感じました。
また、訓練が終わった後に療法士さんから、息子がよく言う言葉について、ちょこっと言われました。
もしかして、あまり他の子って言わない言葉なのかなぁ?と考えてみたり。。。
では、今回の訓練のことについてお話していきます。
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息子のこだわり?カレンダー
言語の訓練は、作業の訓練と違い個室でそれぞれ訓練をします。
いくつか小さな部屋があり、到着した順番で部屋に入っていきます。
なので、毎回同じ部屋とは限りません。
はじめの頃は、息子は自分が好きな部屋に入りたいと癇癪を起すことがありました。
部屋の1つにカレンダーが置いている部屋がありまして、息子はカレンダーの部屋がお気に入り。
ある日、他のお友達が先にカレンダーの部屋に入ってしまったことがあったのですが、部屋に入れなかった息子は泣き崩れ「今日はもう帰る!」と逆走をしてしまいました。
のっけからぐったりした覚えがあります。。。
その日は、「部屋は使えないけれど、カレンダーを借りたらいいんじゃない?」という療法士さんの言葉で、時間はかかったものの何とか立て直すことが出来ました。
そして、今回の訓練。
同じようにカレンダーの部屋が使えなかったわけですが、前回の経験から「お友達に借りる」を覚え、療法士さんと一緒に部屋に行き、カレンダーをお友達から借りてくることに成功しました。
一体この話がなんやねん?と思われるかもですが、これね。。。かなり進歩だと思うんですよ。
前までは「何が何でもカレンダーの部屋でする!」だったのが、「カレンダーの部屋がだめならカレンダーだけお友達に借りればいい」という選択肢が増えたわけですからね。
もうすぐ訓練を受けて1年になるんですが(言語は8月からだけど)、交渉できるようになってきてから、かなりやりやすくなったように感じます。
リッカムプログラムのロープレ
カレンダーを借りてきた後は、いつものようにリッカムプログラムのロープレをやりました。
リッカムプログラムについてはこちらを
ロープレの方法はこちらの記事を参考に
息子はリッカムプログラム中の吃音が落ち着いてきました。
今回のロープレでも数値は1。(言語療法の訓練を受けた人であれば気づく程度の吃音)
ということで、次の段階にステップアップです♪
リッカムプログラムのステップアップ
リッカムプログラムを始めた時は、上手く詰まらず言えた時に「上手に言えたね」「スラスラ言えたね」と褒め、それ以外はスルーが鉄則でした。
詰まったりしたら「そうだね」と流すって感じですね。
はじめはこれに慣れるのに時間がかかりました。私が(笑)
次のステップは、詰まった時に「ちょっと今言いにくかったね」と返します。
毎回ではなく、ちょくちょくって感じですね。
さらに次のステップになると、上手に言えた時に「今の上手に言えたと思う?」「今のスラスラだったかな?」と返します。
子ども自身に、今のはスラスラ言えたぞ!っていう意識を持ってもらうためですね。
今やっとこの段階に来ました。
言語療法士さんの話によると、去年から始めた子が「今の僕スラスラやったで!」と自分で言ってくるようになったくらいだそうです。
吃音はすぐに治るってもんじゃなくて、けっこう長期戦なんですね。。。
地道に頑張っていきます。
かくれんぼ遊びがレベルアップ?!
リッカムプログラムのロープレが終わった後は、前にもやったかくれんぼ遊びをしました。
車を隠し、隠した場所のヒントを出すというものです。
上手く説明できるか、ヒントから探し出すことが出来るかがポイントです♪
前までは、ヒントの出し方が単調だった息子ですが、段々とヒントの出し方が上手になってきています。
はじめてかくれんぼ遊びをしたときは「くらいところ」ばかりだったのですが、ヒントのバリエーションが増えてきたんですよ!
今回のかくれんぼ遊びのヒントで、めっちゃ上手だなと感じたのは「さっき先生が隠した部屋にある、パソコンの近くの箱の中にあります」というヒントですね。
確実にレベルアップしてますよね!
おそらく、先生のヒントの出し方を覚えていて真似しているんだとは思いますが、覚えて使うのがすごいなと!←親ばか
今回のかくれんぼ遊びだけでなく、カードのクイズ遊びの問題の出し方も同じようにレベルアップしてきています。
この「言葉で伝える」の力が付いてきたからか、日ごろの癇癪の理由が以前よりもわかりやすくなってきました。
(理由がわかるから対処しやすくなって助かっている)
「伝える」の成長がとても嬉しいです♪
訓練後の療法士の言葉
かくれんぼ遊びが終わった後は、お楽しみタイムって事で息子はおもちゃで遊んでいます。
その時の様子を見て、療法士さんがポツリと零しました。
「息子君のよく言ってる、『〇〇って何言ってんの?』っていうの面白いですね。」と。
気持ちの確認をしているのかなぁ?って感じで言われたわけですが、ほんとこれ昔からよくあるんですよ。
「母ちゃんはなんて思ってた?」「〇〇(人物)はなんて言ってんの?」てな感じに、誰が何をどう思っていたのかや、なんて言葉を発していたかなどよく聞かれます。
遊びの時にもこの確認作業が頻繁にあります。
「僕がこんな事やってて、〇〇(息子お気に入りのぬいぐるみ)はなんて言ってる?」と何度も聞かれます。
それに対して「どうなるんかなぁ?って言ってるんちゃう?」や「すごーい!ってなってるんちゃう?」って適当に返していました←
正直、何度も聞かれすぎてうんざりするレベルです(;´∀`)
療法士さんが言うには、「〇〇って言って!」っていう子はよくいるんですが、息子のように「〇〇って言ってる?」と確認するタイプは珍しい模様。
これって何か意味があるのかなぁ?
同じような方いらっしゃいましたら、どう対処しているか教えて頂けると嬉しいです。
今回の訓練を受けて
言語の訓練も、回を重ねるごとに「こんなものなんだな」と分かってきたからか、息子の抵抗感はなくなってきたように感じます。
作業の訓練ほどではないですが、言語の訓練への食いつきがかなりよくなりました。
療法士さんが、楽しみながら出来るように工夫してくださっているからだと思います。
そして、訓練を受けて、息子自身の力になっているなと感じることも多いです。
長期的な訓練になりそうですが、これからも地道に頑張っていきたいです。
参加中
コメント
先生から質問の形について答えが出てるのかなーと思ったけど、そんな会話があったって事だったんだね😊
ウルちゃんが特性で他人に興味を抱きにくいと書いてた事があったと思うけど、この会話って人がどんなふうに感じるか知りたがってるってことなのかなー?
いろんな感情を、感じる&口で説明したほうが人の感情に対してこんなふうに感じるのかな?ってひらめきやすくなりそうな気がする😊
「言ってくれなきゃ分かんない」なんてよくある言葉も感情って言葉に出してくれないと伝わりにくいって事だもんね。みんなそうなんだよね。
自分の中に感じたことのない感情を言葉で教えて欲しいのかな?いろんな言い方伝えて言ったらいろんな考え方ができる子になってくれそうだよね✨
そうそう、↑に通じるような、通じないような感じだけど息子も最近癇癪を起こす回数が増えてすぐ「ギャー」ってなるんだけど、ウルちゃんの記事をよく読んでるから「ギャー」以外の表現方法がまだ分からないんだなーって落ち着いて考える事が出来るよー。
いつも勉強になる!ありがとう😊
ノンさん>コメントありがとうございます!
息子の「〇〇はなんて言ってる?どう思ってた?」ってやつは本当に多いんですよ。
あまりにしつこくてうんざりするレベルではあるんですけれど、息子なりの知りたいが詰まっているのかなぁとも感じたり。。。
他人の立場に立って考えるのが苦手ではあるんですけれど、もしかしたら息子なりに何か探っているのかもしれないですね。
療法士さんも「気持ちを知りたいって事なんかなぁ?」と言われてましたし、気になる行動の1つであります。
そして、整理する中で思い当たったのが、「同じことを何回も繰り返す」という息子の行動。
以前スクールカウンセラーさんにも相談したやつですね。(過去記事にあるやつ)
もしかしたら、あれと似た確認作業なのかもと思うんですよね。
聞いて安心みたいなそんな感じの。。。
真実はわからないのでなんともいえないんですが、こちらも濃厚な気がしています。
どちらにせよ、この「なんて言ってた?」や「なんて思った?」が気持ちの表現や気づきのきっかけになるのならいいやって思ってます(笑)
そうそう!2歳ごろの癇癪で「ギャー」は本当にグッタリきちゃうんですよね。
当時、かなり精神的にやられました。。。(こだわりもすごい時期だったので本当にしんどかった;)
あれはまだ「ギャー」以外の表現がまだ出来てなかったんだなーって、今になってようやく振り返れるって感じです(笑)
実際、息子は今もまだ上手く表現できなくて、「ウワー!」ってなってることがあるんですけど、それでも表現が広がってきた分、かなりわかりやすくなりました。
気持ちを言葉で表すって、なかなか難しいですよね。私なんて、大人になった今でも自分の気持ちを表す言葉が見つからない!ってことがありますもん。
癇癪が続くとぐったりしちゃいますけど、お互い気長に見守っていけたらいいなって思います(n*´ω`*n)