先日、言語(ST)の訓練に行ってきました。
少し言語の訓練の雰囲気にも慣れてきたようです。
朝の時間帯に入れているという事もあり、愚図りも少なく取り組めました。
今回は、前回のクイズ遊びの続編と、かくれんぼ遊びを使った訓練の様子をお話しします。
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クイズで遊びながら訓練をする
今回も、前回と同じクイズ遊びの訓練をしました。
ひらがなのカードの絵の方を使い、療法士さんと交互に問題を出したり答えたりします。
使ったのは前回と同じ、くもんのひらがなカードです。
カードの絵を元に、問題を出していきます。
【例】「お客さんを乗せて空を飛ぶ乗り物なんだ?」→「飛行機」
前回の訓練の様子が下の記事です。
前回は、ものの特徴を言えず、文字を使って問題を出していた息子ですが、家でやったなぞなぞ遊びの効果が表れたのか、今回は前回よりも上手に問題を出すことが出来ました。
「これは動物!」「にゃーって鳴くで!」という感じですね。
動物や乗り物系は、上手に問題を出すことが出来てきましたが、息子が嫌いである果物なんかは難しそうです。
「僕が嫌いな食べ物!」と、特徴が言えない(言おうとしない?)んですよね。
とはいえ、前回とくらべて格段に上手に問題を出すことが出来るようになった息子に、療法士さんは驚いていました。
思い出したときにやる程度でしたが、真似してやったクイズ遊びが良かったのかもしれないです(笑)
リップカムプログラムの報告
クイズ遊びの次にしたのは、リップカムプログラムをどうすすめているかの報告ですね。
ちなみにリップカムプログラムってなんだ?って方はこちらの記事をお読みくださいませ。
正直申しますと、チェックしている数値に変化はないです。
1~2の間を行ったり来たりを繰り返しています。
リップカムプログラムをしているときは、吃音が少ないのですが、お風呂に入っている時や寝る前(息子が疲れを感じやすい時間帯)は吃音が出やすいです。
息子が不安定になっている時なんかも吃音が出やすいなと感じています。
息子の吃音の状態を伝えたところ、普段どのようにリップカムプログラムをしているのか、療法士さんの前でロープレをすることになりました。
リップカムプログラムのロープレ
療法士さんは絵本を用いたやり方を教えてくれていました。
が、最近の息子は絵本のテンションになかなかならないため、ごっこ遊びの延長みたいな感じで取り組んでいました。
なので、訓練の日にたまたま持ち歩いていた、息子のお気に入りのぬいぐるみ&パトカーでロープレをすることにしました。
それってどんな感じなの?ってことですが、クイズ遊びとそこまで変わりません。
問題を出すのは上のイラストのような感じです。
以前、療法士さんに見本を見せて頂いた絵本を使ったやり方でも「これは何?」っていうものが多かったので、問題を出して息子が答えるスタイルで進めていきました。
問題に対して、息子が詰まらずにスラスラ答えられたら褒める。
詰まったりすれば、「そうだね。」くらいのリアクションにとどめて流すを繰り返します。
療法士さんから、「車とぬいぐるみだけでここまで広げられるのはすごいですね。お母さんの問題の出し方が上手すぎます。」とお褒めの声を頂きました♪
が!息子が答えた時のリアクションはまだまだ改善しなくてはいけないと指摘されました。
息子が正解したら、つい「ぴんぽーん!あたりー♪」と詰まっちゃっても言ってしまうことがあるからですね。
ほんと、気を付けます。。。
かくれんぼ遊びを使った訓練
この日、最後に取り組んだのは、かくれんぼ遊びを使った訓練です。
先生がミニカーを隠し、それを息子が探し出すというものです。
普通のかくれんぼ違い、見つける事がメインではありません。
いかに上手にヒントを出せるか、ヒントを頼りに探し出せるかがポイントです。
隠した人は
「チューリップの絵が描いた箱の中に入っています。」
「アジサイの絵が描いた箱がある部屋のなかの椅子の下にあります。」
など、上のような感じのヒントを、探す人に出します。
探す人は、ヒントを頼りに隠したものを探し出します。
これがすごく楽しかったようで、家に帰ってからもやらされました(笑)
ただ、息子は探すのは出来てもヒントを出すのは苦手なようです。
「薄暗いところ」ばっかり言ってました。
今現在、遊びながら「どこの部屋にあるのか」「目印になるものはあるか」「何をするところにあるか」などを誘導してヒントを出してもらっています。
その甲斐あって、少しずつヒントの出し方は上達してきました。
遊びながら楽しんで自然と訓練できるのはいいですね。
今回の訓練を受けて
あまり乗り気ではなかった言語の訓練ですが、徐々に療法士さんや訓練の雰囲気に慣れてきてスムーズに取り組めるようになってきました。
前までは、最後のお楽しみコーナーのおかげでなんとかなっていた感じでした。
(というか、それすら待てず、お楽しみコーナーを挟みながら出ないと取り組めなかった)
息子が自分から「タイマーのやつやってほしい」といったり、タイマーが鳴ったら「終わりや!」と気持ちを切り替えることが出来るようになったのは大きな進歩です。
自分の興味のないことに対しては乗り気にならないのは相変わらずなんですが、少しずつでも訓練に取り組めるようになったのは嬉しいです。
そして、息子はやり方やコツが分かれば自信がつき、一気に伸びることが多いです。
療法士さん曰く「はじめに来たときと全く違う!」「検査は1年おきだけど、息子君の場合は半年後にもう一度やってみてもいいかも。」との事。
少しのきっかけで変化が表れてくるんだから、訓練ってすごいですよね。
心理士さんやスクールカウンセラーさんにも言われたことなんですが、息子はアプローチに対しての反応はいい方だそうです。
少しのきっかけで伸びることもあれば、逆に引きずって影響を受けてしまうこともあります。
息子は、人の言葉やリアクションに過敏ではありますからね。。。
そう考えると、普段の声掛けなんかは気をつけなくちゃいけないなと改めて感じました。
あまり軌道に乗れてないと心配していた言語療法ですが、少しずつですがいい感じになってきました。
毎週訓練に通うのは大変ではあるんですけれど、訓練のおかげで成長している部分は本当に大きいです。
療法士さんたちに感謝です。
来週は3か月ぶりの診察です。
先生とお話しするのが少し楽しみでもあります。
これからも、息子と共に頑張っていけたらなと思います。
参加中
コメント
やっぱり午前中の方が集中力ってスムーズなんだね😊
かくれんぼのクイズの出し方が上手く出来ないって、きっと子供ってそうだよね〜と思った。
普段あんまりそんな事に対する言葉を使わないからまだ表現方法が分からない事もありそうだね😊
これからやっていくと表現方法の幅も広がるね。
ノンさん>コメントありがとうございます!
クイズの出し方って難しいようです。
答えるのは好きなんだけど、説明となると考えちゃうみたいですね。
このあたりの引き出しを遊びながら学んでいけたらと思います♪
そして、息子の場合なんですけど、午前中の方がやっぱりスムーズですね。
夕方ごろになっちゃうと、疲れがピークなのか集中力がもたないです。
よく言われているけれど、〇歳検診みたいなのも午前中にやればいいと思うの(´・ω・`)
こんにちは
言語療法って面白いことするんですね。
訓練と言っても、これを小さい時からやってるとプレゼン能力とかつきそうですね~
自分を自分の言葉でしっかり表現できるようになりそう!!
息子くんが楽しんでやれてるようで良かったですね!!
そういえば 先日 ツラツラとネットサーフィンしていたら
どなたかのブログのアイコンが、ウルさんが描いたものでした。
見覚えある絵だ!?と思ったらウルさんの絵でしたよ。 素敵ですね。
うずら太郎さん>コメントありがとうございます!
言語療法ってどんなことするんだろう?って私も不思議だったんですが、遊びながら学べる感じのものが多く面白いです(笑)
「言葉を適切に使えるようにしていく」とは聞いていて、その時はあまり意味が分かっていなかったんですけど、今になってこういうことか!と気づきました。
語彙力がついてくると、表現の幅も広がって気持ちを伝えてくれやすいかなぁと。
今は、相手のリアクションがとれる刺激的な言葉を選びやすいというのが悩みなんで、訓練しながら適切な言葉をチョイスできるようになればと願っています。
そして、どこかで私のアイコンイラストを見かけられたのですか?!
おおお!とっても嬉しいです♪
使ってくださっている方に感謝です(*´▽`*)
息子が正解したら、つい「ぴんぽーん!あたりー♪」って言ったらアカンってかなりの拷問(笑)
「そうだね」に切り替えるの難しいね^^;
うんうん、こういうのって家でも応用できるから、すっごくいいね!
最近子どもとの遊びもマンネリ化してきたから、使っていきたいです~~☆
marimoさん>コメントありがとうございます!
そうなんですよ。つい「ぴんぽーん!あたりー♪」ってやっちゃうんですよ(笑)
もう1か月しているというのに、未だにこの習慣が抜けきれないですね。。。
そして、言語の訓練でやることは、家でも取り入れて遊べるものが多くて助かっています。
少しコツを掴むだけで、変化が表れてくるんだなとビックリでしたよー♪
marimoさんも小marimoちゃんとぜひぜひ!