先日、医療機関へ診察に行ってきたときに、ずっと続いている息子の「なんて言ってる?」攻撃の対処法を聞いてきました。
何度も聞かれるとグッタリしちゃうので、何か良い方法がないかなぁと思ったんですね。
さらに後日、OT【作業療法】の療法士さんにも、息子の「なんて言ってる?」について触れられます。
STの療法士さん、診察してくれる担当の先生、OTの療法士さん。。。みなさん微妙に見解が違いますが、どれもとても納得してしまうお話でした。
今回、「なんて言ってる?」攻撃についてのそれぞれの見解と、対処法をお話していきます。
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息子による「何言ってんの?」攻撃とは
息子は、私にその時の気持ちや、なんて言っていたかを確認しにきます。
「誰が何を言っていたか」や「どう思っていたか」というのを聞きにくるんですが、とにかくしつこいです(ヽ”ω`)
事あるごとに「なんて思ってた?」「なんて言ってた?」と聞いてくるので、そのうちグッタリしちゃうんですね。
この息子の行動について、はじめにお話をしたのがST【言語療法】の療法士さんでした。
STの療法士さんに言われるまでは、確認して不安を和らげているのか、こだわり行動の1つかと思っていました。
そのため、1日喋りまくってる息子に悩んでいた時のように、繰り返しになってきたら切り上げる方法をとっていました。
スクールカウンセラーさんに相談した時のものですね。
この過去記事を振り返って思ったのですがー
この時の「僕が赤ちゃんの頃何言ってた?(思ってた?)」に対し、「息子君の本当の気持ちは、息子君に教えてもらわないと母ちゃんにはわからない」を続けていたから今の状態に変化したんでしょうね。
息子の気持ちを言わそうとしても無駄だとわかったから、私や他の人の気持ちを聞こうという流れかなぁと。
なかなか一筋縄にはいかない息子氏です。
STの療法士さんの見解
息子のこの行動について、STさんに「面白い行動」とはじめ言われました。
それから、息子なりの「言語の習得法でもあるんじゃないか?」と教えてもらいました。
詳しくは前回のSTでの記事をご覧くださいませ。
なので、この時はしつこくならない程度に付き合っていこうと思っていました。
診察をしてくれる担当の先生の見解と対処法
診察中も「なんて言ってた?」が炸裂したので、先生にSTの療法士さんからも指摘があったことを伝え聞いてみました。
療法士さんからの報告書にも「お気に入りのぬいぐるみの気持ちを、母親に代弁してもらう遊びが気に入っている様子です。」と書かれていました。
先生は、「確認作業みたいなもんやろなぁ。」「気持ちの動きを知りたいっていうのもあるかもね。」と回答。
それから、どう対処するかについて教えてくださいました。
「聞かれたら、答えをいくつか提示して息子に選ばせる」と。
っていうのが、毎回同じ気持ちとは限らない。人によって感じ方や考え方は違う。
人や環境によっていくつも答えがあるもんだから、答えを1つに絞らない方がいいって事ですね。
これ聞いて、「その通りだ!」と深く納得したと同時に、めっちゃ反省しました。
私は息子の考えの幅を狭めていたのかもしれないと。。。
毎回同じ回答をすることで、息子が安心している部分もあったのでお決まりの返しをすることが多かったです。
そうすると、息子の中で「この時はこのパターンだ!」というマニュアルのようなものが出来ちゃうんですね。きっと。
息子の中のマニュアル通りに流れていかないと、「なんでや!」ってなってしまうよなぁと。
息子の中の定番の返しをお友達に求めてしまっては大変なので、これ以上凝り固まらないようになんとかしなければいけないです。
だからこそ、先生が教えてくださった「答えを何パターンも準備して選ばせる」という対処法を聞いたときに「これだ!」って思いました。
いろんなパターンがあるぞって事を知ることが出来るし、選ぶことで考える事も出来るはず!?
なので、答えをいくつか準備して実践していきます。
OTの療法士さんの見解と対処法
診察の数日後にOT【作業療法】の訓練があり、そこでもOTの療法士さんから息子の「なんて言ってる?」について聞かれました。
「これってよくあるんですか?」と。
「STの療法士さんや先生とも最近お話ししたばかりで。。。」と、そこから少しお話したのですが、OTの療法士さんの見解もまたすごくありそうなお話!
っていうのが、OTの療法士さんは「成長した自分を見てほしい」「褒めてほしい」って気持ちが大きいのかもという考えだったんですね。
確かに、OTの時に「出来たー!」のタイミングで先生に「先生は成功すると思ってた?」って事や、家でも出来たの後に「母ちゃんはどうなると思ってた?」って事を聞いてきます。
その度に、「大丈夫かな?って思ったけど出来てすごいって思ったよ!出来るが増えて嬉しいよ♪」と返していました。
この流れから、前まで出来なかったことが出来たって事をアピールしたいんだなと(笑)
そこからの、自分の行動に対し私(まわり)がどう思ったかの気持ちの動きを知りたいってことなのでしょうね。
まぁ、いきつくところは、やっぱり確認作業ですね←
おそらく、息子の中で「出来た」の気持ちを共有したいのでしょう。
私も息子の「出来た」の気持ちを共有したいですし、息子が「出来た」を自覚してヤッターと思えるのなら万々歳です。
とはいえ、何度もしつこいと大変。
じゃあどうすれば?ってことなんですが、OTの療法士さんからのアドバイスは「先に出来たを提示してみるのはどうですか?」でした。
「〇〇出来るかな?」って先に出来たの目標を息子に伝えるって事ですね。
で、出来たらこちらの気持ちを伝えるって感じです。(先回りしちゃうって事)
褒めてほしいときの「なんて思ってた?」に使えそうだと思ったので、こちらもさっそく実践していきます。
療法士さんと先生のお話を聞いて、これからの方針を考える
息子の「なんて言ってた?」について、今回お話を聞いてきたわけですが、微妙な違いはあれど、どれも納得してしまう見解でした。
本当のところの意味は息子しかわからないですが、これからのために
・いくつかの答えを準備して息子に選んでもらう
・褒めてほしいときの「なんて思ってた?」が出そうなときは先回りをする
・何度も聞いてくるときは、その質問はさっき答えたで切り上げる
以上の3点を実践していきます。
何かまた変化があれば報告していきます。
参加中
コメント
どんなお話しなのか前の回から楽しみだったんだー。
最初のいろんな回答を出して選ぶのは国語みたいだね。
後のなんて思ったか知りたい気持ちは可愛らしく感じるね😊
幼稚園生さんの軍団に会う機会がある時に私なんて知らないおばちゃんだけど、みんなこぞって褒めて貰えそうなお話しを一生懸命してくれるのを何回も見たことあるから、子供って何回でもいっぱいいっぱい褒めてほしいんだね😊
凄く繰り返されるとしんどいけど、その気持ち自体はとても愛らしいことだねーー❤
後、こないだのコメ返で最近お父さんの出番が増えてきたっていう話しに、お父さん、素敵!と思ったよ😊
ノンさん>コメントありがとうございます!
私が感じるに、息子の場合、確認作業の意味合いが大きい気がします(笑)
で、息子の特性的にも、いろんな答えを準備しておいて、息子に選ばせる方法はすごい良いなって思って、ただいま実践中。
これで、いろんな考えがあるんだなぁって感じてくれると嬉しいです♪
そうそう!褒めてもらいたい気持ちって絶対にありますよね。
子どもの「見て!見て!」攻撃なんかもそうなのかも。
こんなこと出来るんだよ!すごいでしょ!っていう。
子どもに限らず大人も、褒めてくれると嬉しい気持ちになるのは同じ。
私も褒めてもらいたいですもん←
でも、何度も繰り返されるのはしんどいので、OTの療法士さんの先回り法を使いつつ褒めていきます♪
ほんと、「出来ない。やりたくない。母ちゃんがやって。」ばかりだった息子が、褒めてもらいたいって気持ちになってきたことはすごく嬉しいです(n*´ω`*n)
それから、前のだけど、主人と息子の関係が良くなってきてから主人の出番が増えてきたんですよ。
あれだけ拒否してたのに、今じゃ主人がいれば主人とお風呂に入りたがるくらい(笑)
主人には感謝です♪