年長の息子は、食べ物を噛み切ることが苦手です。
夏にSTの療法士さんとお話しする機会があったので、備忘録のためにも書き留めておきます。
噛み切れるようになるために、今現在も取組中です。
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食べ物を噛み切るのが苦手な息子
息子は食べ物を噛み切ることが苦手です。
思えば、赤ちゃんの頃からなんでも一口で食べようとする傾向がありました。
飲み込むのも苦手なのか、2歳くらいまでは口に入れる量が多かったり、麺類を食べると上手く飲み込めないのかケホケホなったり、オエッとなることがありました。
昔、保健師さんに、「口に詰めすぎてオエッてなるのも学習のうちだから大丈夫」と言われていたので、ある程度は見守るも、全く息子は学習せず。。。
「パリして!」(一口大にしてほしい)と訴えるようになってきました。
終いには、食べにくかったり、飲み込みにくかったりするものを嫌がるようになったので、とりあえず食べたいという気持ちになってくれればと思い食べやすいように一口大に切ることにしたのですが、これが余計に噛み切る機会を奪ってしまう結果になってしまいました。
噛み切る以外にも、「偏食」「自分で食べない」「こだわり」でかなり疲弊していたので、「噛み切る」問題を後回しにしちゃってたんですね。
けど、小学校の給食も心配なので、なんとかしていきたいと悩んでいます。
STの療法士さんに言われて気づいた事
そんなある日、STでおせんべいを使った口の体操をしていた時に、ふっと噛み切る問題を思い出し、療法士さんに聞いてみました。
すると、ほうほう。。。と、息子の食べる様子を観察し始める療法士さん。
そこで、息子は口に入れてからすぐに奥へ食べ物を運んでいるということがわかりました。
口に入れたら即、奥歯の方へ持っていっちゃうんですね。
あまり前歯を使っている様子がないんです。
なので、噛み切るという感覚があまりわかってないんじゃないかと。。。
現に、息子は柔らかいものであっても噛み切るのが苦手。
小さい頃から苦手な麺類がそうですね。
そうめんや、チキンラーメンならいけるけれど、うどんやパスタになると噛み千切れません。
そのため、大量に口に入れてしまったり、1.2本ずつちょろちょろとしか食べることしか出来ないんです。
歯並び的に噛み切りにくいって場合もあるようですが、息子の場合は歯並びが問題ではなさそう。
切歯の使い方が下手すぎ説が濃厚ってことで、噛み切る練習をしていくことにしました。
噛み切る練習をはじめてみた
息子の場合、切歯をうまく使えていないので、切歯を使うことを意識づけしていく必要がありました。
どういうことかっていうと、じゃがりこやポッキーなど長いものをパキッと噛み切ってもらい、切歯で噛み切る感覚をつかんでもらうってことですね。
お菓子に抵抗がある方は、スティックパンやウインナー、野菜スティックなどでもいいです。
図のように片方を親が持ち、もう片方から子どもに前歯を使って噛み切ってもらいます。
とにかく、切歯に意識がいくように「前の歯で噛み切ってみて」と声をかけながら食べてもらいます。
上手く噛み切れたら、「上手に噛み切れたね!」と出来た事を認めます。
離乳食かよなレベルですが←
繰り返し繰り返しやっているところです。
夏休み中に取り組んだ結果
さてさて、この作戦の結果はどうなったのかってことですが、地味な積み重ねが効いたのか、噛み切れるものが増えてきました。
パンや唐揚げなど上手に噛み切ってくれています。
麺類はサッパリですけどね。。。
(麺類の上手な噛み切り方を教える方法を知っている方は教えて頂けると嬉しいです)
しかし、今まで「一口大に切って!」と訴えていたものを、噛み切ろうと頑張ってくれるようになったのは大きな進歩です。
対策前の夏休み前は噛み切ることに意欲的ではなかったのですが、今現在は促せば何とか食べてくれるようになってきました。
意識づけの効果のおかげだと思います。
バッチリ解決!とはいえませんが、ジワジワ噛み切る力がついてきているので、麺が噛み切れるようになるまで「切歯で噛み切る意識付け」を続けていこうと思います。
また進歩がありましたら追記していきます。
参加中
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