【自閉症スペクトラム】5歳5か月。戦いごっこについて相談。

診察

先日、定期的に通っている息子の医療機関の診察に行ってきました。

診察では、息子の近況報告をしたり、訓練での療法士さん達からの報告を聞いたりします。

それに加え、今の困り感を相談することも出来ます。

 

今の困っていることである「戦いごっこについて」「ズボンの中に手が入ってしまう件について」「なんて言ってる?の対処法」を相談してきました。

今回、診察での先生とのお話と「戦いごっこについて」のお話をしていきます。

 

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息子の近況報告

 

部屋に入り、いつも通り息子と先生が会話します。

その後、私が先生と息子の最近の様子について話し合います。

 

前回の診察が10月なので3か月前ですね。

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前回の診察をしたころは、「お友達が怖い」と言い、なかなか教室に入れないなど園生活に支障が出ていたことを相談していました。

だからか、「最近幼稚園はどうですか?」と先生から聞かれました。

 

先日の記事の通り、冬休み明けも思いのほかスムーズに通うことが出来ています。

2学期の最後くらいからかな?それくらいから「今日は幼稚園楽しかった!」と言ってくれる日が増えてきました。

2学期はじめに作った「息子の冒険」がいい仕事をしてくれたっていうのもありますが、息子のお友達との関りが段々良くなってきたからかと思います。

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お友達との関係は、担任の先生からも「1学期とは全然違う」と言われるくらい変化があります。

送り迎えの時や、園庭開放での息子の様子を見ていると、お友達との関わり方はかなり成長しています。

以前よりも会話のやりとりが出来るようになってきているんですね。

先生には、幼稚園には通えていることと、お友達との関りもよくなってきていることを伝えました。

 

それから、発表会での件もお話ししました。

練習には参加できていなかったけれど、予行練習から「母ちゃんに格好いいところを見せる!」と頑張ってくれたって事ですね。

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これらを伝えると、先生は「やってみよう!という気持ちになるっていうのは成長の証。」と言ってくれました。

先生からの「成長している」の言葉にすごくホッとしました。

 

 

療法士さん達からの報告

 

息子が訓練を受けている療法士さん達からの報告もありました。(書類)

概要は以下のような感じでした。

 

作業療法【OT】

 

・成功体験を積み重ねていけている

・自分がしようとしているところにお友達がくると、予測がつかないことから崩れることもある

・以前よりも挑戦しようとする姿勢が見える

・少しの失敗なら受けいれられるようになってきた

・今後はお友達との遊びや遊具を共有して使用できるように、感覚面・運動面から促していく

 

言語療法【ST】

 

・吃音はあるけれど会話でコミュニケーションは可能

・リッカムプログラムをしているときの吃音は減少してきている

・日常に広がって行くように促す

 

 

お友達との戦いごっこについて相談

 

お友達と関われるようになり、一緒に遊ぶことが増えてきました。

とても嬉しい事です!

 

その一方で、気を付けなくちゃいけないなと思う事も増えてきました。

それが「戦いごっこ」ですね。

 

今まで、戦いごっこには縁がなかったのですが、2学期からお友達と戦いごっこをよくするようになりました。

家で主人とじゃれ合っている時に、急にいっちょ前な蹴りをするようになってびっくりしたんですね。

「〇〇くんに教えてもらった技や!」と言っており、後日、幼稚園で戦いごっこの現場でお友達の蹴りを見た時にこれかー!となりました(笑)

訓練で体の使い方が分かってきたって事と、お友達に関心を持つようになったからこその吸収なんだと思います。

 

ここ最近も、園庭開放でやんちゃなお友達たちと、工作で作った武器を片手に戦っているわけですが、戦いごっこをと聞くと、やっぱり気になるのが「怪我をさせてしまったりしないだろうか?」という心配ですね。

なので、園庭開放をする前に息子と、「エアー銃」や「エアー手裏剣」にして、優しい力ですることを約束しています。

 

が!白熱してくるとお互いにエスカレートしてきちゃうんですよね。

「そんなん全然痛ないわー。」と言われて、売り言葉に買い言葉って感じでワチャワチャなってしまいます。

危険を感じたり、お友達が嫌がっていたり、誰かが泣き出したりすると親が介入することにしています。

 

他のお母さんたちはというと、けっこうドーンと構えていますね。

蹴りあいが始まっても「また戦ってるわ」と見守り姿勢。

相手を転ばしてしまったり、揉めだしたり、泣かせてしまうと飛んでいくって感じです。

 

園の先生はというと、お互いにやってやられてな感じだから大丈夫との事。

トラブルになりそうなときは止めてくださっているようです。

戦いごっこを通じて仲間との絆を強くしていったり、力加減を学んだりもできるので、戦いごっこによるプラス面もあるので、戦いごっこを無理やりやめさせなくてもドーンと構えておくのが吉。

(安全な戦いごっこならいいぞってこと?)

 

今の私の悩みとしては、戦いごっこの力加減が難しいって事と、どうすればエスカレートしにくくなるのかって事です。

医療機関の先生に相談してみました。

 

 

医療機関の先生のお話

 

先生からまず言われたのは、お友達も関わる事なんで難しくはあるって事でした。

自分がルールを守ったからと言って、相手もルールを守るとは限らないですし、遊ぶ人によってその都度ルールの変化があるからですね。

マニュアル人間である息子からしたら、この変則的な感じはとても苦手分野ではあります。

 

4人くらいから袋叩きにあって怒り出す事もあれば、2人がかりでお友達1人を攻撃し、追い払われる事もありました。

平和的な戦いごっこが出来る時もあるんですが、問題が起こる時もあります。

安全に戦いごっこを楽しむためにどう声掛けをしていいものかと悩んでいました。

 

これについて、先生からは、「絶対にやったらあかんことは、わかりやすくしっかり伝えておく!」とアドバイス頂きました。

長く説明しても頭がこんがらがっちゃうので、「顔や頭に攻撃しない」「ものは投げない」「高いところでは戦わない」「お友達が嫌がったらすぐにやめる」などですね。

 

あとは、トラブルが起こったときは、子どもと話し合うという事でした。

気持ちについての話し合いですね。

「〇〇するとどんな気持ちになるかなぁ?」「〇〇されたらどんな気持ちになるかなぁ?」等

 

行動に対して、どんな気持ちになるかを話し合い、どうしたらいいかを考えていけるように持って行きたいところです。

また後日あげる「なんて言ってた?」の対処法についてと少し内容は被るのですが、答えは1つではなく、いろんな考えがあっていろんな答えがあるという伝えていく必要があるんですね。

なので、いくつか案を出していきます。

 

例えば、戦いごっこで「押されたらどんな気持ちになるか」について話し合います。

→痛くなかったから大丈夫

→高いところで押すと、落ちたら大怪我をするからめっちゃ危ない

→押されたら嫌!悲しい気持ちになる

→戦いごっこだから押されるのは仕方ない

→嫌だから逃げる

 

などなど、時と場合、人それぞれの考え方や受け取り方で答えがたくさん出てきますよね。

話し合っていく中で、こういう場合は〇〇だなと日々積み重ねて学んでいくしかないです。

 

戦いごっこがエスカレートして怪我をさせてしまったら。。。と、かなり目を光らせていたのですが、何かあったら話し合うで、もう少しドーンと構えて見守って行く事にします。

 

 

今回の診察を終えて思ったこと

 

先生に「息子君は成長してますよ。これからもこの調子で。」と言われてホッとしました。

まわりの子と比べると、マイペースすぎたり自立面での遅れが目立ちます。

個別行動も多く、1人でフラフラしている姿を見ると、大丈夫なのか?と心配になってしまいます。

 

けれど、本当に息子ペースではあるんですけれども、昔と比べるとめちゃくちゃ成長はしているんですね。

今回の診察では「挑戦しようとする気持ちが出てきたのは嬉しい」と先生に言ってもらえました。

挑戦しようという気持ちが出てくると頑張る力になるからだそう。

 

ゆっくりペースではあるんですが、これからも1歩ずつ進んでいけたらと思います。

 

 

 

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コメント

  1. うずら太郎 より:

    戦いごっこ うちは年少の時に始まったけど、最初はびびりましたよ。
    大丈夫!?怪我させない?しない?って。
    でも子供って上手に手加減するんですよねー。

    特に兄弟いる子が戦いごっこに慣れてるから、うちはマネしてって感じなんだけど。
    最初は色々言ったけど、本人曰く痛くしないようにしてるって言うので見守ることにしました。
    先生も色々教えてくれてるみたいなので。

    息子くん、本当に成長著しい。発言も頼もしいですね。
    息子くんの頑張りもあると思うけど、ウルさんの頑張りも相当だと思います。
    今後の成長も楽しみですね!!

    • ウル より:

      うずら太郎さん>コメントありがとうございます!

      戦いごっこって想像以上に本当に戦っていたので、私も最初はビビりました(笑)
      私も怪我をさせたりしないか心配で、気が気ではなかったです。

      先生から「〇〇くんと戦いごっこして遊んでいました。」「ちょっと喧嘩になっちゃったんですけど、後でまた一緒に遊べましたよ。」ってのはちょくちょく聞きます。
      力加減などの心配があるのですが、きっと先生がいろいろ教えてくれているんでしょうね。ありがたいです。

      園庭開放の様子でしか、戦いごっこを知ることが出来ていないんですけれど、今のところお友達を泣かしたり転ばせたりは見かけないかも。。。
      どちらかというと、息子は泣き虫な方なんでよく泣かされてますね(;´∀`)
      で、やられたと感じたら過剰にやり返しに行ってしまうのが悩みどころです。
      けど、いつも遊びに誘ってくれるって事は、いい関係は築けているのかなぁ?
      いろいろ考えちゃいますが、危険な事だけは気を付けて見守っていきたいと思います。

      それから、本当に1年前と比べると成長がすごいですよね。
      これも、息子自身の頑張りと、周りのサポートのおかげです!
      私も息子の力になれているのなら嬉しいです。
      これからも、息子の成長を見守っていきます♪

  2. ノン より:

    特に男兄弟がいる家庭のお母さんは「おぉ、やってるやってる。」くらいのものなんだろうね😊
    おそらく小学生さんでもバンバン戦いごっこみたいなのはするだろうなー。
    まさに男の子らしさだよね。我が家もそのうちハラハラするんだろえうな。何か戦いからは男社会の始まりを吸収していくという収穫を得そうだわ✨
    そしてお母さんもそのうち戦いを挑まれちゃうんだわ〜😊💦巻き込み事故!!ヤダーってなるよね!

    • ウル より:

      ノンさん>コメントありがとうございます!

      今までまったく戦いごっこに興味がなかったもんで、戦いごっこってこんな激しいの?!ってビックリでしたね。
      それこそ男兄弟がいるご家庭のお母さんは、またやってるわって感じでドーンと構えていますよー(笑)

      怪我させたりしないのか?大丈夫なのか?って心配だったんですけど、思いのほかうまく戦えているようです。
      昨日も、お迎えに行くとクラスの男の子たちと戦っていました♪
      ティッシュ箱に輪ゴムを巻いていて、それをはじいて音を出して銃を撃っているんだとか。。。
      剣にもなるし盾にもなるとチャンバラが始まったりでにぎわってましたよー♪

      私もちょこちょこ巻き込まれるけれど、家じゃ主人が戦いごっこを挑まれてますね。
      最近じゃ、主人の出番の方が多くなってます(笑)

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