先日、息子の診察に3か月ぶりに行ってきました。
いつも訓練に行っている方の医療機関ですね。
前回は3か月前
息子の様子を見てもらったり、このところの近況報告をしたり。。。
そして、療法士さんからの報告を確認をしました。
今回の診察の様子をお話していきます。
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先生と息子のやり取り
この日は、時間が押すことなく予定通りの時間に診察に呼ばれました。
なので、30分前に到着していたこともあって、待ちに待ったかのように診察室へと向かうことが出来ました。
いつも通り、挨拶をして中に入るや否や、息子は何やら気になる絵本を見つけたようで、絵本読みたい!と机に向かいました。
よく図書館でも見かける車の本ですね。
いきなり絵本を読みふける息子の様子を先生は見ていました。
言語の訓練の時のように、途中で「これ何かなぁ?」と質問もしていました。
この日は、夕方だったってこともあり吃音は出やすかったです。
「吃音出てるね~。5歳だし、もうそろそろなぁ。」と言われました。
あと1年くらいで落ち着いてくるといいですけど、そろそろ今後ずっとのお付き合いなのかどうかの境目なんかな。。。
どうにか落ち着いてほしいです。
形を覚えるのが得意
絵本を読んでいる息子に先生が質問をしていたところ、先生は息子が漢字も読めていることに気づいたようです。
先生が「これ何?」て聞いたとき、ちょうど指先にあった漢字を読んだからですね。
「電気自動車」「宅急便」と読み上げる息子をみて、「お母さん、息子君に漢字教えているんですか?」と先生に聞かれました。
先日、主人とも話してたことではあるんですが、息子は同年代の子と比べると読める漢字は多い方だと思います。
よく聞く言葉や、見かける言葉を覚えているんですね。(「注意」「警告」「お願い」「走行」「発売」など)
漢字を積極的に教えたことなんてなく、聞かれたら答える程度。
おそらく、息子は形を覚えるのが得意。
文字の読みの習得も2歳半(この時も積極的には教えてなかった)
文字やマークが好きだからこそなんですが、興味のある分野に対してはすごい力を発揮するんだなと改めて感じます。
語彙力は平均以上だけれど
次に、言語の療法士さんからの報告を伝えられました。
先日のテストにもあったように、語彙力は年齢以上という結果です。
語彙力のテストをしたときの記事
言葉を知っているし、意味も理解しているようです。
先ほどの、絵本を読んでいた息子とのやり取りからも、先生も「よく言葉を知っているなぁ」と感じたようです。
しかし、息子の特性がはっきり出ているとも感じたと、先生から伝えられました。
というのが、答えの存在がハッキリしているものに対してはめっちゃ答えるものの、答えが複数存在するものになるとわけがわかんなくなっちゃうからですね。
クイズ形式のようなやり取りをしながら、1つの答えを出すことは出来ます。
1対1のやり取りでならスムーズに出来ます。
例えば、「動物園にいてる大きな動物ってどんなのがいたっけ?」「お鼻が長くて~」というと、「象!」と答えられるものの、
「動物園にいてる動物ってなんだっけ?」と聞くと、「なんだったっけ?!」ってなっちゃうんですね。
ある程度カテゴリーを絞っていくと答えられるものの、ざっくりとした質問に答えるのは苦手です。
言葉に限らず、自由に何かをするというのは本当に苦手です。
真っ白な紙を渡されて、「何か描いてほしい」と言われると困るものの、「〇〇を描いてほしい」と的を絞ると描けるんですね。
この辺はしっかり特性が出ていると伝えられました。
このことからも、枠組みをしっかり組み立ててから取り組むやり方がいいと教えてもらいました。
曖昧なものが苦手だからこそ、見通しを立たせる必要があるんですね。
やり方が分かると安心して取り組めるけれど、やり方が分からないと不安になっちゃうので、事前準備はすごく大切。
これからも、事前準備はしっかりとしておこうと思います。
少しの工夫でスムーズに動けるのなら、いくらでも工夫していくわ。
作業の療法士さんからの報告で感じた息子の成長
作業の療法士さん達からの経過報告もありました。
前までは要求が通らないと泣き崩れたり、出来ないと感じることがあると否定的な言葉を言って回避する傾向にありました。
けれど、最近は挑戦することも増え、息子自身も「出来る」と前向きに取り組める事が多くなったという嬉しい報告でした。
これは、日常生活で私も感じていたことであります。
前までは「無理―!」とひっくり返っていることが多かったのですが、「出来るから見といて!」と取り組んでくれることが多くなってきました。
先日の運動会での事も自信につながったように感じます。
抱っこスキーな息子が、「歩けるから!」と歩いてくれたり、お着替えを率先してやってくれたりします。
昨日、初めてお風呂前に自分で服を全て脱ぎ、お風呂場へ行くことが出来ました。
恥ずかしながら、今までは「母ちゃん手伝って―。」ばっかりだったんですよね。。。
スモールステップの地道な積み重ねが、息子の自信に繋がってきたように思います。
息子に関わるいろんな方々のおかげで、息子に変化が表れてきたのはとても嬉しいです。
療法士さんや園の先生たちの関り方が素敵なんでしょうね。
私自身もトリプルPやカウンセラーさんにアドバイス頂いて、息子にどう関わっていくのがいいのか教えて頂けたことも大きかったと思います。
本当に私たち親子を支えてくださる皆様には感謝です。
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友達拒否に対して
2学期から始まっている、友達拒否に対しても相談してきました。
年少の頃のような、全拒否ではないものの「お友達が怖い!」と言い、園生活に支障が出ているので相談しました。
友達拒否に対しては、見守るしかない状態です。
大人は距離を調整することは出来るものの、子どもは突拍子ない行動も多く、急にパーソナルスペースに入られることも多いんですね。
息子が子どもを苦手とする要因は、いきなり距離を詰められたり、予測不可能な動きをされるから(見通しが立たない不安感)と思われます。
息子が「お友達怖い!」と爆発する現場を何度か見ているんですが、そのスイッチが入るのはお友達にグイグイ近づかれた時ですね。
遠くから「息子君や!おはよー。」と言われるのは大丈夫なんですが、いきなり真横から「おはよう!」と大きな声で呼ばれちゃうとビックリしちゃうんですよね。
先生は「お友達の成長を待つしかない部分もある」と言われていました。
年長、小学生と上がるにつれて、周りのお友達も「息子君ってこんな感じ」と、だんだん分かってくるからだそう。。。
正直、少し複雑なところでもあります。
これって、前にセミナーに参加したときにメンターさんが言ってた「今は対等だけど、段々と配慮に配慮されて対等じゃなくなっていった」ってやつかとも思ってしまったんですね。
配慮はありがたいけれど、お友達と対等じゃなくなっていくのは辛いなとも感じました。
今回の診察を受けた感想
日々いろんなことに頭を悩ませているわけですが、少し前と比べると格段に成長していますね!
最近、いろんな方に「息子君いい表情になったね。」「穏やかになったね。」と言っていただけます。
1年前とは全く違うと私も感じます。
まだまだ課題はたくさんあるものの、いい方向へ進んでいるんだなと思います。
おそらく、息子だけでなく、私もメンテナンス出来ているからかも(笑)
改めて理解者の存在は大切だと感じます。
そして、今回の診察で嬉しかったのは、やっぱり息子の自己肯定力が上がってきた事ですね。
息子には、私のように自己肯定力が低い子になってほしくないという思いがあります。。。
息子の良いところをいっぱい見つけて、良いところを伸ばしていってあげたいな♪
今月末には、もう一件の医大でも診察があります。
こちらは半年ぶりの診察になるので、体調管理をしっかりして臨みます!
参加中
コメント
ひらがなの読み書きが2歳半ってすごいね!
息子は今2歳2ヶ月だけど全然だよー。
そもそも絵本とかもあんまり読んでないなー。💦
本当に得意なんだね。
自己肯定力って、多分だいたいの人って本当はみんな割と自分に自信がないんだよね。
本当はくよくよしやすいんだって人多いと思う。(日本人って感じだよね。)
でも、自信があるって生きていくうえでとっても幸せな事だと思うから、私も息子にそんな人になって欲しいな♫
お母さんが考えながら育ててあげたら、やっぱりそのへんって変わってくるものなのかな😊
ノンさん>コメントありがとうございます!
書きの習得は最近になってですよー。しかも、まだよく鏡文字になったりと間違えます。
読みだけは早くて、ひらがな、カタカナ、アルファベットは2歳半で読めるようになったんですけど、たぶん、息子は形を覚えるのが得意なんだと思います。
漢字の読みも、同年代の子に比べたら出来る方だなって感じています。
こういった出来る事と出来ない事のバランスがチグハグな事から、発達凸凹ちゃんとも呼ばれていますね。。。
そして、自己肯定力ってあげるの大変だけど、下がるのはほんとスッと下がっちゃう!
日本って謙遜っていうか、奥ゆかしい感じが良いって言われているじゃないですか?
だから、子どもの前でもついつい謙遜しちゃって、上手く褒められないのも原因なのかなーとも思ったりします。
twitterで誰かが言っていたけれど、褒めてくれたら素直に受け取るってほんと大切だと思います。
だから私も、謙遜せずに「そうでしょ。すごいでしょ♪」って受け止めることにしました(笑)
良いところは良いぞって素直に受け取りたいです(n*´ω`*n)