今日は、息子の訓練の日でした。
久しぶりに幼稚園が終わってからの訓練というスケジュールでした。
幼稚園での疲れもあるかと思っていたわけですが、大好きな作業(OT)の方とあってやる気満々。
見学をしていたのですが、以前と比べると明らかに違うなって感じました。
久しぶりに作業の訓練でのお話をしていきます。
療法士さんと息子
息子は、作業の療法士さんが大好きです。
12月からお世話になっているという事もあり、かなり療法士さんには心を開いています。
「今日は〇〇先生の日やで」というと「やったー!今日はお祭りや―!」というくらいには好きです。
訓練の様子を見ていても、息子は療法士さんのことを信頼してんだなぁっていうのがなんとなくわかります。
療法士さんへの言葉遣いもしっかりしているし、すごく素直。
(息子は信頼している人に対してはすごく寛大)
言語の訓練の日でも、チラッと療法士さんが顔を出すとニコニコです(笑)
今の食事状況
さて、今日の訓練ですが、療法士さんと会うなり、最近の食事事情を聞かれました。
自分で食べてるのかどうかって事ですね。
幼稚園では頑張って自分で食べるようになったものの、家では半分くらい。
調子がいいときは、3分の2くらいは自分で食べてくれるようになりました。
基本、お腹がいっぱいになって来たり、集中力がなくなってくると自分で食べなくなります。
まぁ、1年前はほとんど小鳥さん状態だったことを思えば進歩した方です。
自分で食べるのが面倒くさいようですね←
けど、あと1年ちょっとで小学生。
いつまでも小鳥というわけにはいきません。
自分で食べるように強制しても逆効果だし、放置したら食べないのが息子クオリティー。
一般的な方法ではことごとく撃沈。
しかし、去年の年末にやった訓練のおかげで、少しずつ食べるようになってきて今に至っています。
本当にスローペースではあるんですが、少しずつ進んできています。
去年の記事と対策はこちら
過去記事を読んで、ここまでだったっけ?と思ってしまいました(;´∀`)
よくここまで成長したもんだわ。。。
お箸の練習
食事状況がどうか聞かれたって事は、今日は何かしらやるってことですね。
ってことで、療法士さんが、息子にお箸の練習に誘いました。
普通に「お箸の練習しよう!」と誘ったところでやるわけないので、息子が少し遊んだいいタイミングで療法士さんが誘いました。
「アンパンマンとドキンちゃんがお腹空いたみたいなんよ。息子君、ご飯のお手伝いしてくれへん?」
「2人にご飯食べさせてあげてよー。」
と、声を掛けます。
最近、お兄ちゃんモードになっている息子は、療法士さんの誘いに乗ってくれました(笑)
療法士さんが取り出したのは、以前のスプーンの練習のものと似たようなものでした。
キャラクターが違うだけでほぼ一緒です。違いは、口の大きさですね。
アンパンマンは大きめの穴が開いており、ドキンちゃんは小さめの穴が開いています。
息子にお箸を渡し、2人に食べさせました。
この流れは前回のスプーンの練習と一緒ですね。
ただ、前回はキラキラアクセサリーをスプーンで掬うというものでしたが、今回はフェルトで作った食材です。
キラキラアクセサリーじゃ滑りやすいから、掴みやすいフェルトって事なんだと思います。
使ったお箸はエジソン箸のようでちょっと違うお箸でした。
エジソン箸と違い、リングがありません。
黄色の丸い部分の中心に、手のひらを支えるオレンジ色のものをぶっさして使います。
慣れてきたら、オレンジの支えを取り外します。
更に慣れると、黄色の丸い部分を取り外し、普通のお箸として使います。
3段階でステップアップして練習できるぜ!ってもんですね。
実はこのタイプの練習箸を、私は初めて見ました。
エジソン箸だと輪っかに指を入れたら動くんですが、こちらはある程度正しく力を入れないと動きません。
難易度が高いんじゃ?と思ったのですが、オレンジの支えがいい仕事をしておりまして、不器用な息子でも使うことが出来ていました。
(予想外に上手でビックリした!)
療法士さんおすすめアイテムとのことなんで、さっそくポチることにしました←
何度か使ってみてからレビューしようと思います。
息子は、無事にすべての食材を2人に食べさせることが出来てご機嫌でした。
「お兄ちゃんやから出来るようになった!」とここでも前向き発言でした♪
訓練の様子も以前と変化
息子の訓練の様子を見ていたのですが、以前とは全く違うなって感じます。
前までは、失敗することが怖くて否定的な言葉を言って回避しようとすることが多かったのですが、今回の訓練では否定的な言葉は全く出ていませんでした。
むしろ「こんなことも出来る!」「大丈夫やからやりたい!」「〇〇を僕もしたい!」などと前向き発言が多くなっています。
そして、実際にめっちゃチャレンジするんですよね。
体の動かし方っていうんですかね?上手く動けるようになってきたように感じます。
不安定な足場でも進めるようになったりと変化が出てきました。
気持ちの切り替えも早くなってきています。
以前は終了のチャイムが鳴るだけで泣き崩れていたのですが、今日はすんなりと「終わりやから帰るわ。」と部屋から出ることが出来ました。
普段の生活でも、パニックになってからの気持ちの切り替えが早くなってきているように思います。
というか、以前は1日1パニック最低あったのですが、今ではパニックが起こらない日もあります。
ダメな日は一日ギャーギャーはなってますけどね。。。
でも、ギャーギャーからの復活は格段に早くなりました。
今日は、療法士さんとも話していたんですけど、はじめに訓練に来たときと全く違います。
振り返って改めてすごい成長っぷりだと気づくっていう(笑)
本当にすごいです。療法士さんありがとう!息子も頑張ってくれてありがとう!
1年前の私に言いたい
1年前のいっぱいいっぱいだった私に言ってあげたい。
怒ってやらそうとしたところでやらねぇぞと。
出来るところを見て褒めていった方がお互いにいいんだぞと。
出来て当たり前じゃなくて、出来たらヤッターなんだぞと。
「出来た!」の気持ちって本当に大事です。
そして、子どもの「出来た!」に共感する気持ちも大事です。
以前は、私は育児に対してのハードルが高かったのかもしれないです。
はっきりいって、今はかなり育児に対してのハードルが下がっています。
こんなこといってはなんですが、皆と同じことが出来なくてもいいやって思ってます。
息子なりに成長していけたらいいやって思ってます。
出来ないを何とかするんじゃなくって、出来る事を伸ばしていきたいです。
まぁ、これからも今回の運動会のように、皆と一緒のことが出来ないってことはあると思われます。
1人だけテントの下で踊っていたり、苦手な種目に参加できなかったり。。。
周りから見たら100点満点な事は今は出来ないかもしれません。
けれど、苦手なりにも精一杯頑張っている息子を受け入れたいです。
出来たことには惜しみなく褒めたいです。
息子の「出来た!」の気持ちを大切にして、私も息子も前を向いていけたらいいな♪
これからも、息子と共に成長していきたいです。
参加中
コメント
我が家の息子も甘くて美味しい物を知ってから、好き嫌いで食べなくなって自分で食べる率が減ったよー。シクシク。
なんでか私の膝で食べるのが当たり前となってきた気もしてちょっと疑問に思うところも有りなんだー。
今は2歳だからまだいいかなー?と思いつつ、やってあげてたら自分で食べられるようにならないのかなー?と言う焦りもちょっとある。
食事でプリプリ怒らないといけないのって嫌だよね(T_T)
気分持ち直したら褒めてあげて近くで見るようにしてるよー。💦
ノンさん>コメントありがとうございます!
美味しいものが分かってくると好き嫌いが出てきますよね。
息子も1歳くらいの時は、割と何でも食べたんですけど、2~3歳くらいに一気に好き嫌いが出てきました。
膝で食べるのが当たり前になってきて。。。というのもすごいわかる!
息子もそういう時期がありました。今は椅子に座って食べてくれてますが、1歳半くらいから急に座んなくなっちゃったんですね。
(こういう事を書くと、立ったら食事を下げないからだというアドバイスが飛んできますが;)
息子の場合は、手先が恐ろしく不器用&こだわりがあって進歩がなかったです。
食べた後のスプーンを必ず私に手渡ししないと気が済まなかった時期は、正直気が狂いそうになりました。
なんで、スプーンを器に置く事すらできんの?!って。
器にスプーンを置けるようになったのが3歳。自分で掬って食べるようになったのは4歳になってからと、かなりスローペースです。
「園に入ったらやるようになる」って言葉は都市伝説でしたね(遠い目)
。。。とまぁ、食事面では散々後れを取っている我が家ですが、今から思えば焦らずに「偶然でも気まぐれででも出来たら褒める!」「今日出来たことが明日も出来るとは限らない」でやっていたら良かったです(;´∀`)
ほんと食事って毎日×3回あることなので、怒りたくないですよね。
5歳になった今でも、食事が最大のストレスになっています。。。
今までの失敗も踏まえて、息子には達成感を味わってもらって自信をつけるが有効なのでボチボチやっていきます♪