月曜日、6回目となる訓練に行ってきました。
今回の訓練の内容をお話していきます。
今回の様子。。。過去の自分と被る部分があって考えてしまいました。
[s_ad]
病院までの道のり
前回は半分以上歩いてくれた息子でしたが、今回はずっと抱っこ&おんぶでした。
ご褒美も何もいらないから抱っこしてほしいだってさ。
てことで、15キロ弱の息子を抱っこ&おんぶをして行ったんですけど。
すごく重いし、ずっと喋り通しなんでしんどいですね(ヽ”ω`)
いつものごとく、着く前に体力を消耗してしまいました。
絶対歩きたくない日だったようです。
今回の訓練内容
春休みだからかな?いつもよりたくさんの人が訓練に来られてました。
もしかしたら小学生組さんは、いつもは学校へ行ってからの夕方からが多いのかも。
いつもの2~3倍くらいでした。
いつもと違う部屋に戸惑う
人が多かったので、今回はいつもと違う部屋で訓練をすることになりました。
ところがですね、息子が「いつもの部屋でやりたい!」と移動を渋ります。
新しい場所よりも、今知っている楽しい場所の方が魅力的なのでしょうね(;´∀`)
(変化を嫌う傾向があるから想定内でもあった;)
療法士さんが、1回の部屋には〇〇があるよー。楽しい玩具もいっぱいあるよー。とアプローチしてくれます。
それでも、嫌だ嫌だと言い張りました。
が、「ボールがいっぱいある」って言ってたので、もしかしてボールプールか?!と思って療法士さんに聞いてみたらビンゴ!
一気にやる気になった息子はやっと1回の部屋へと移動してくれました。
いつもの部屋にあるミニカーの玩具を1つだけ持って行っていいという条件で。。。
環境の違い
今回は初めての場所。今回、訓練した場所はいつもと雰囲気は全く違いました。
いつもの部屋は、
・滑り台つきジャングルジム
・ミニトランポリン
・組み立て式のはしごや平均台、滑り台
・バランスボール
・座って作業をする場所
・棚に塗り絵や玩具などのグッズ
それに比べ、今回の部屋は
・大きなトランポリン(いつもの4倍くらい)
・ボールプール
・ふかふかのマット(棒高跳びの着地地点においているようなやつ)
・吊り下げ式の巨大ブランコ
・吊り下げ式のターザンロープ
・天井からぶら下がっているロープ
といった感じに、今回の部屋の方が、足元が不安定になるようなものが多かったです。
両方の部屋に共通しておいているものは
・バランスボール
・大きなサイコロ&積み木のようなもの(以前の記事に出てきた息子が気に入ったサイコロシリーズ)
関連記事
【発達】はじめての訓練に行ってきました【作業療法】(旧ブログより)
訓練場所を移動した後の様子
いつもと違う部屋に少しだけ緊張しているようでした。
しかし、ボールプールを見ると喜んで駆け出していきました。
良かった良かった!
。。。と思ったのも束の間、柵を乗り越えるのを嫌がり抱っこを要求。
またかー!と思ったのですが、療法士さんが「支えるから大丈夫だよ」と少しお手伝い。
息子が中へ入ったら「すごいじゃん!抱っこしなくても1人で入れたじゃん!」と褒め褒め♪
息子の反応は微妙ではありましたが、
「少しだけ手伝うよ」→「息子がほとんど1人の力でクリア」→「やったね!」
を、何度か繰り返すうちに、自分でボールプールの柵を1人で勝手に入ったり出たりが出来るようになっていました。
療法士さんすごいな(゚Д゚;)
前の訓練の時にも言っていた「小さな成功体験を積み重ねて自信をつけさせる」ですね。
私も心掛けているつもりなんですけど、こうもうまく誘導できていません(;´∀`)
関連記事
[clink url=”https://uru-hachiko.com/developmental-disorder/training/the-fifth-training-insistence”]
繰り返すうちに行動的に?
療法士さんの見事な誘導&褒め褒め作戦により、やる気を出していく息子。
今回は、高い場所にぬいぐるみを置いて、息子に助けてもらうということをやりました。
いい感じにエンジンがかかっていたので、すぐに「はい」と助けに行ってくれました。
ちょっと驚いたのが、サイコロをおもむろに運んできて踏み台にしてぬいぐるみを取ったのですね。
考えてできるんや!と感心しました。
ただ、二つ重ねてになるとグラグラしそうで怖いらしく、療法士さんに助けを求めていました。
「大丈夫!しっかり押さえておくよ♪」で、息子の抱っこ要求を華麗にかわし台を押さえると、息子は頑張って取りに行ってくれました。
よく頑張ったヾ(*´∀`*)ノ
足元が不安定な場所
今回の訓練室は、足元が不安定になるようなものがたくさんありました。
ですが、巨大ブランコや、ふかふかマットなどには恐れずチャンレンジ!
ぶら下がり系以外のものは楽しんでやってくれていました。
足元が不安定になるものを嫌う子は多いようですが、息子は大丈夫だったようです。
でも、雪の上を歩くのを嫌がったりはあるので、感触によるのかなぁ(;´∀`)
今回の訓練から感じたこと
今回の訓練の目玉は、やっぱり環境の変化ですね。
いつもと違う部屋でどうなんだろう?って気になりましたが、緊張することなく楽しめたようです。
はじめ行くときは渋ったものの、大丈夫と分かるといつも通りでした。
そして、初めての部屋で、どこに何があるのかわかっていない状態で、ブロックを踏み台にして取ったのはすごいなと。
思っていた以上に周りを見れているのかもというお話でした。
しかしですね、やっぱり気になるのは「失敗を恐れる」という事。
出来るかどうかわからないから抱っこを求める。やることを拒否する。
手助けして出来るとわかればやる気になってくれる。
出来る力はあるのに、失敗するのが嫌なために出来ないが目立つようです。
私も感じていることなんですけどね(´・ω・`)
それから、もう一つ気になったというのが、他人の反応に敏感だということ。
「あっ!」「え?」などの相手の言葉や態度にすごく反応するんですね。
そこから一気にやる気をなくしてしまったり、へそを曲げてしまったりします。
些細な一言や反応が気になってしまい気持ちにストップがかかっちゃうんですね。
私も、息子は人の反応に敏感だと思っていたのですが、療法士さんも感じる部分だったんだなぁと。(そりゃそうか)
で、子どもってけっこう普通に「それあかんのにー」なんていうじゃないですか。
なので、息子的には失敗してしまった?!からのパニックへってなっていたのでしょうね。
家でもよく、主人が「もう!」っていうと、息子が「もう!っていうなー」って怒ってますからね。
私が怒ったときに息子の名前を呼ぶと、「優しい母ちゃんじゃない!いつもの母ちゃんがいい!」っていうのもそうですね。
自閉症って、他人が怒っててもわからんっていいますけど、これは当てはまらないかも。
でも、言葉をそのままストレートに受け入れちゃうので、冗談は通じません。
過去の自分を思い出す
療法士さんの話を聞いていて思ったこと。それは、昔の自分とめちゃ被るなってこと。
というのが、私も子どもの頃は周りの視線にすごく敏感でした。
自分が他人の目からどう映ってんだろうって。
その結果、不安障碍からの鬱になった過去があります。
家族は全然理解してくれないじゃん!と、その当時はすごく荒れた記憶があります。
親からもよく「あんたは言葉通り受け取りすぎ」と言われていました。(今でも言われているかも;)
親は理解してくれなかったんか?って事なんですけど
理解はできないけど理解してくれようとしていたと思います。
特に救われたのが妹の言葉。
「ウルは私の事を羨ましいっていうけど、私から見たらウルのほうが羨ましいって思う事めっちゃあるで」
自分に自信がなくて、他の人のキラキラした部分ばっかり羨ましかった私には刺さった言葉でした。
自分にも何かいいところがあるのかなって思えたっていうか。今でもこの言葉は覚えています。
さらに、ネット上の友達なんかにもかなり救われた部分があります。
吐き出す場所を与えてくれた方には感謝しかありませんでした。
私はいろんな人が支えてくれたからこそ吹っ切れた部分がありますね。
[s_ad]
自分の経験からも思う事
過去の自分の経験からも思う事。
それは、理解しようとする気持ちを忘れちゃいけないなって事ですね。
息子の「こだわり」だったり「不安からのパニック」だったり
大人から見たら「こんなことで?」と思うような些細なことが多いです。
私にとっては「一大事」、親にとっては「そんなもんどうでもいいやん」ってことが過去によくありました。
今、私が息子のこだわりに対して「そこまでこだわらんでも」って思う事は、親が思ってた「そんなもんどうでもいいやん」と同じなんでしょうね。
今になって親の気持ちがわかる&息子にとっては些細な事だけど大切な事っていうのがよくわかります。
なので、息子のこだわりに対して、もう少し寛大な気持ちで受け止めようと思いました。
とはいっても、余裕のないときは「もういいから早くしてくれー」ってなちゃうので気をつけなくちゃですね(;´∀`)
次の訓練は4月9日。その前に、前回インフルエンザで行けなかった診察が5日にあります。
次回の訓練も楽しみです。
参加中
コメント