【小1】STにて卒業を伝えられる。息子と吃音

訓練

息子が5歳の夏から通い出したST。

来月をもって卒業することになりそうです。

 

「もう大丈夫だから卒業!」っていうのではなく、息子の吃音はおそらく一生のお付き合いである可能性が高いことから、このまま続けても。。。って意味での卒業です。

薄々感じていたとはいえ、やっぱりかーって気持ちもあります。

今回は、ST卒業とこれからについてのお話です。

 

 

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STの療法士さんから卒業を伝えられる

 

前回のSTに行ったときに、療法士さんからそろそろ卒業の旨を伝えられました。

吃音もまだまだある状態ではあるんですが、今までの息子の様子を見てきての判断だそうです。

 

小さい頃の吃音は、小学校低学年くらいで大体の子が自然治癒するようですが、息子の場合は今もまだ治まっていません。

運動会や発表会などの行事や暑い時期になると、吃音がひどくなってしまいます。

リッカムプログラムに取り組んだおかげで、詰まらずに言えることも増えてきました。

ですが、やっぱり詰まっているいるなと感じることも多々あります。

「スラスラ言えてる!」と「また詰まってる」の波がずっと続いる状態なのです。

 

これらの様子を見て療法士さんは、息子の吃音は「おそらく一生のお付き合いになると思う」という判断をされました。

これからも吃音が0になる事はないと。

 

STでは、今までリッカムプログラムの他に、説明する力をつける取り組みなどをしてきました。

おかげで、息子は説明する力がぐんと上がり、言葉で伝えることが上手になりました。

就学前に受けたWISCの結果からも、今のところ言語面での大きな困り感はないので、STでこれから何をやっていけばいいのかという話になり、療法士さんが産休に入ることもあり卒業にしようかなという流れになりました。

 

【年長】WISCの結果が来た!サポートブックについて考える
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今のところ、あくまで卒業予定であり、正式に卒業が決定するのは9月の診察後になります。

 

 

卒業後どうするのか

 

これからは吃音を治すではなく、吃音とどう付き合っていくかにシフトチェンジしていきます。

息子の個性(個性と言っていいものか迷うけど)として受け入れる事、そして本人が吃音で悩んだ時にフォロー出来る体制を作っておくことが出来ればと考えています。

 

今まで通り、息子の吃音を茶化したりせず受け入れていくとして、フォロー出来る体制をどう作っていけばいいのかが悩みどころ。

吃音に悩みやすいのは思春期に入ってからが多いと聞くので、その時にどうすればいいのかってことですね。

 

医療機関で受けていたSTですが、診察さえ続いていれば、思春期に入って悩んだ時に再び受けることが出来るようです。

なので、今通っている医療機関とはこれからも繋がっておくつもりです。

 

あとは、吃音の会とかですかね。

こちらはSSTの先生が教えてくれまして、全国区規模であるようです。

ただ、地域によって活動がマチマチで、うちの地域はあまり活動は活発ではない模様。

(コロナの影響もあり、余計にだと思う)

 

まぁ、まだ先の話になるとは思うんですが、準備しておいて損はないと思うので、コロナが落ち着いてから動いていければなと思います。

 

今のところ、息子は自分の吃音で思い悩んでいる様子はありません。

学校などで、まわりのお友達に茶化されたりすることもなく、平穏に過ごしています。

 

けど、この先、まわりから突っ込まれたりすることがあるかもしれません。

まわりから吃音について何か言われた時、どう答えればいいのかは考えておいた方がいいのかなぁ?とも思うのですが。。。なんて答えたらいいのかな?

最後のSTの時に、療法士さんに相談してみようと思います。

 

 

STを今まで受けてきて思う事

 

言葉の使い方や吃音がきっかけで通うことになったST。

2年ほど通いました。

 

STに通い出してから、息子は言葉を使う力が上がり、気持ちの言語化が上手になりました。

STを受ける前までは、息子が癇癪を起しても、前後の出来事などから推測し対応することしかできなかったのですが、言語化が上手になってからは「なんで嫌だったか」「どうしてほしかったのか」などが分かりやすくなり、すごく対応がしやすくなりました。

 

年少から始まった他害も治まっていき、今ではお友達に対して手が出ることはなくなりました。

(攻撃されると大声で「やめろー!」と威嚇したりはするけれど)

 

吃音は残念ながら治ることはなかったですが、STで得たものはすごく大きいです。

療法士さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

今まで大変お世話になりました。

ありがとうございました。

 

これからもいろいろとあると思いますが、へこたれず精一杯頑張っていきたいと思います。

 

 

 

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