【年中】「喧嘩してくれてありがとう」という言葉。お友達とのトラブル。

幼稚園

少し前の話、昔子育てサークルで一緒だったママさんから「この前、うちの息子と息子君が喧嘩したいみたいなんです。」と教えてもらいました。

そして、「喧嘩してくれてありがとう。」と言われ驚きました。

その時は、なんで喧嘩してありがとうなんだろう?と不思議だったんですけど、最近になってやっとその意味が分かってきました。

 

今回は、お友達トラブルについてのお話をしていきます。

 

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息子とお友達が喧嘩

 

参観日に、子育てサークルが一緒だったママさんに教えてもらって、息子がお友達と喧嘩したって事を知りました。

担任の先生からも息子からも聞いていなかったので、喧嘩があったことなんて知らなかったのでビックリ!

すぐさま謝罪するも、ママさんから想像もしなかった言葉を言われました。

 

それがタイトルにある「喧嘩してくれてありがとう。」ですね。

息子がお友達と喧嘩するのは割とよくあるっちゃよくあること。

そして、謝罪をしたときに「大丈夫ですよー」「お互い様なんで気にしないでください」という温かい言葉をかけていただくことは多かったものの「ありがとう」と言われたことは今まで1度もありません。

だから、ママさんの言葉は衝撃でした。

 

 

お友達ママ

 

お友達ママも、息子とはまた少し違いますが問題を抱えています。

入園前までは、市が開催していた、発達に不安がある親子が通う子育てサークルで一緒でした。

 

別々のところに入園したのですが、我が家同様、お友達ママも転園を選択。

今は同じ園で同じクラスという、なんともびっくりな再会をしました。

(クラスだよりで「新しいお友達が増えました」というお知らせがあり、そこで名前を見た時にびっくりした!)

 

ママさんの話では、お友達は今まで喧嘩したことがなかったとの事。

だから、初めて喧嘩をしたことがめっちゃ嬉しかったそうです。

また喧嘩の相手が、息子だったって事でさらに「おおお!」となったそうです。

 

今まで誰とも喧嘩できなかったのに、自分の主張をしてくれたことがすごく嬉しくて嬉しくてというママさん。

まさか喧嘩して感謝されることがあるとは思わなかったので、ママさんの言葉は衝撃でした。

この喧嘩の後も、2人はちょくちょく遊んでいるようです。

 

 

お友達とのトラブルについて

 

実は、この出来事は1学期のお話です。

なぜ今になってこの話をしたのかというと、先日のスクールカウンセリングで「お友達トラブル」の話をしたからなんですね。

 

というのが、2学期に入ってから、息子は再び「お友達拒否」をしています。

といっても、年少の時のような完全シャットアウトではなく、朝一番だったり、次の行動へ移るタイミングの時だったり、一時的なものではあります。

しばらくすると、自分からお友達の輪に入りにいったりはしています。

 

お友達関係に少し変化が現れたのが、夏休みくらいから。

児童発達支援でも、お友達との感情トラブルがあり、友達を拒否してしまうことがありました。

 

息子が座ろうと思って準備した椅子に、お友達が座っちゃったなど、大人から見れば些細な事ではあるんですが、息子にとっては一大事な事が発端で拒否モードに入ります。

トラブルが起こると、息子は荒れるし引きずるし、私も落ち込むしで、こういうトラブルが起こると、「またか。。。」と思いがちでした。

でも、このお友達とのトラブルって実はラッキーな事なんだとスクールカウンセラーさんに教えられました。

 

 

お友達トラブルってラッキー?!

 

お友達と喧嘩したと聞くと、今まであまり良いイメージはありませんでした。

「どうしよう!」「怪我はさせてないかな?」「仲直り出来たのかな?」と不安や心配ばかり頭をよぎっていました。

 

当の本人である息子ですが、喧嘩したことに対して不安になったり、心配をしている様子はありません。

けど、喧嘩した相手に苦手意識を持ってしまったり、喧嘩が原因でその日1日荒れたりする事はあります。

そういうこともあって、「またか。。。」という気持ちが出ていました。

 

先日のスクールカウンセリングの時に、「2学期に入ってからお友達を拒否している」という相談をしました。

そこで、夏休みくらいからお友達に対して警戒心が出ているということを伝えました。

もしかしたら、お友達とのトラブルがきっかけで、今は不安になっているのかもしれないと。

 

そして、近々あった私の知っているお友達トラブルをカウンセラーさんにお話ししたところ、「そうかぁ。でもラッキーやったね!」と言われたんですね。

一瞬、「え?ラッキーなの?!」と思ってしまいましたが、後に続くカウンセラーさんの話を聞くと、ラッキーな事だと気づかされました。

 

・生きていくうえで、誰かと衝突することは必ずある

・いつも自分の考えばかりが通るわけではない

・お友達とのトラブルは、お互いの気持ちのぶつかりあいである

・喧嘩をしたことにより「こういう考えがある」「こういうこともあると学ぶことが出来る」

・喧嘩&仲直りを繰り返して、お互いにみんな成長していける

 

息子のように、自分ルールが激しいタイプだと衝突は多いです。

だからこそ、喧嘩して仲直りしてはとても重要な事なんですね。

人との関係を学ぶ絶好の機会なわけです。

 

喧嘩ってネガティブなイメージが頭をよぎりやすいですが、子どもの成長には欠かせないものなんですね。

気持ちと気持ちのぶつかり合いって、すっごいストレスになるし力を消費してしまいますが、得るもののめちゃくちゃ大きいんです。

荒れることがあったとしても、上手くフォローし消化してけるようにさえすれば喧嘩も大歓迎!

 

これからは、息子の喧嘩情報に気を落とさず、学ぶ機会だった、ラッキーだったと思っていく事にします。

 

そういえば、トリプルPでも喧嘩について言われてましたね。。。

お友達と喧嘩しても仲直りさえできればいいと。

親は仲直りが出来るようにフォローすればいいと言われていたことを思い出しました。

 

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今現在の息子のお友達関係

 

お友達拒否をしているものの、少し空気に慣れると遊ぶことが出来ています。

しかし、キッズコーナーなどは誰か人がいると寄り付こうとしない状態です。

 

園では、仲のいいお友達と遊んでいる姿は見ます。

担任の先生の話では、仲の良いお友達と、お互いに言って言われてで喧嘩もよくしているけど、めっちゃ遊んでいると教えてくれました。

そして、最近は女の子とままごとをするのが好きなようで、よくままごとをしているようです。

 

お友達関係は、2歩進んで1歩下がるといった感じですが、徐々にお友達と関われるようになってきました。

1年前のことを比べると、考えられないくらいの進歩です。

小学校の事を考えると不安な部分は多々ありますが、時には喧嘩をしながらも、お友達と関わっていけるようになることを願っています♪

 

 

 

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コメント

  1. ノン より:

    子供の喧嘩はいいねー(^o^)
    裏表なく、スカットしてるよね。そんな喧嘩が出来るのも、そこから学べる物があるのも素敵だね。
    喧嘩してくれてありがとうって言ったお母さんの言葉もジーンときたなー。
    そうよね、考え過ぎたり遠慮しぃって、なかなか主張できないんだよね。
    親からしたら喧嘩した事が嬉しかったのも納得だよー!
    そして、主張出来ないからってそこに気持ちが無いわけではなくて、口に出せない子のほうが本当はこう思っているって言うのが度重なって、実は気持ちは深めって事もあるかもだよね。
    私も気持ちは濃い時はめちゃ濃いと思う(笑)

    でも、こうやって自分の意見をさらして真っ直ぐに進んでる子供達を見ると、やはり大人もせめて家族内では風通しのいい気持ちのキャッチボールが出来ている環境を目指したいと思うよね。

    • ウル より:

      ノンさん>コメントありがとうございます!

      幼稚園くらいの喧嘩ってまだ健全でいいですよね♪
      小学校も高学年くらいになってくると、いろいろありそうですが(今の時代どうなんだろう?)

      「喧嘩してくれてありがとう。」って言ったお母さんなんですけど、ほんとにこにこして言うもんだからはじめは衝撃を受けてしまいました。
      息子は主張が激しく、喧嘩が多いタイプなもんで、「またか。。。」って気持ちが大きかったんですよね。
      でも、主張してくれたことが嬉しい!と喜ぶお母さんをみて、喧嘩」って「自分の気持ちを言葉に出す」ことでもあるんだなぁと気づかされました。

      で、妹が甥っ子くんが我慢しちゃう方だから心配って言ってたことも思い出しました。
      「嫌や思ったら言ったたらええねん!」ていうけれど、甥っ子は「うーん。」と煮え切らない様子だった。溜め込んでないか本当に心配だと悩んでいたんですね。

      主張しまくるのも困るけど、まったく主張出来ないていうのも心配で。。。
      性格もあるし、ちょうどいい加減ってなかなか難しいんだけど、いろんなお友達と関わり合って、時にはぶつかっていきながら学んでいけたら良いなって思います(*´ω`*)

      それから、最後の一文が素敵!
      我が家も、大人も子どもも家庭内では風通しのいい気持ちのキャッチボールをしていけるようにしていきたいな♪

  2. あさみ より:

    ウルさん、こんばんは。

    「何も問題なく平穏に過ぎていくのではなく
    山あり、谷あり困難を経験し、乗り越える力をつけていってほしい。」

    と私は常々思ってはいるのですが、
    実際に自分の子どもが悩んだり、つまずいたりする姿を見るのは辛くて、
    「平穏に過ごしてほしい」「辛い思いをしてほしくない」などと
    矛盾した思いに駆られるのですが、
    やっぱり、何事もないのがいいことではないんだと
    再認識させられました。

    これから先、人生いろんなことがありますもんね。
    たくましく生きてほしいものです。

    • ウル より:

      あさみさん>コメントありがとうございます!

      「何も問題なく平穏に過ぎていくのではなく~」からの矛盾した思いに駆られるっていうのがすごいわかります!
      私も、いろんな経験をして力をつけていってほしいと思う一方で、息子が躓いたりしている姿を見ると心配でたまらなくなってしまいます。
      またトラブルかぁ。。。と凹んでしまうこともあったのですが、お友達ママとカウンセラーさんの言葉で、時には衝突しながらも関係を築いていってほしいなと思い直しました。

      ただでさえコミュニケーションが苦手なのに、この先大丈夫なのかっていう不安はやっぱりあります。
      けど、親がいなくなった後でも、しっかり歩いていけるような力は将来つけてほしいです。
      そのためには、平穏だけでなく、困難にぶつかりどうしていくかの経験が必要なのでしょうね。

      人との関りってほんと大事ですね。
      学びながら息子に力をつけていってほしいです。

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