【年中】幼稚園の節分行事。世間にはゆる鬼とガチ鬼がいるらしい

幼稚園

先日、息子の園で節分イベントがありました。

豆を撒いて鬼退治するっていうものですね。

去年の節分は、鬼の姿に驚き棚にぶつかるというアクシデントがありましたが、今年はトラブルもなく楽しめたようです。

 

ほかの園の節分イベントの報告見ていると、園によって節分の鬼役の匙加減が違うんだなぁと感じました。

今回、節分には「ゆる鬼」と「ガチ鬼」がるんだなって話をしていきます。

 

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息子の通う幼稚園の節分イベント

 

息子は節分イベントを楽しみにしていました。

豆を投げて鬼をやっつけるとやる気満々。

担任の先生に、事前に「大きな声を出して脅かしたり、捕まえたりはしない」という風に聞いていたので、たぶん大丈夫だろうなぁとは思っていました。

 

節分イベントに向けて、豆を入れる箱をみんなで手作りしたり、当日は皆で豆を撒いて鬼をやっつけるぞー!って話を園児たちにしていたため、息子も見通しが立ちやすかったんだと思います。

息子は「今年は新聞紙じゃなくて本当の豆を投げるんやで!」とホクホクしていました。

 

そして当日、園庭で年少さんから年長さんまで一緒に豆まきをしました。

鬼の話を息子に聞いてみたところ「鬼は先生やった」と一言。

 

さらに聞いてみると、「顔が鬼じゃなくて先生」「角とおズボンのところは鬼やった」「〇組の先生やった」との事。

顔がまんま先生だったから、まったく怖くなかったようです(;´∀`)

てことで、平和的に節分イベントを終えることが出来ました。

 

 

以前通っていた園の節分イベント

 

前に通っていたところは大規模園だったため、一クラスずつ教室に鬼が現れる仕様となっていました。

鬼は息子が言うには「制作の鬼」(工作で作ったような鬼という意味)で、めっちゃでっかい鬼だったようです。

 

豆は新聞紙で作ったものでした。

が!持ち帰った豆を見てビックリ。

豆っていうかボールじゃねぇか!な大きさのものでした。

(トミカぐらいの大きさがあった)

 

豆を撒いて鬼をやっつけた後は、鬼と仲直りスタイル。

ギューっとハグをしてお別れするというものでした。

前の園も平和的な節分イベントでした。

 

 

世間には「ゆる鬼」と「ガチ鬼」がいるらしい

 

ネット上で、節分イベントの報告を見ていると、園によって鬼役の匙加減は違うんだなぁって感じました。

鬼は2種類に分類され、平和的な「ゆる鬼」と、子どもを本気で脅かしに来る「ガチ鬼」がいる様子。

 

息子は今まで、「ゆる鬼」スタイルで節分イベントを楽しんでいるので、「ガチ鬼」は未経験。

節分という行事は知っていて、鬼が怖い存在だという事もなんとなくですがわかっているのですが、実際に目の前に現れたらどうなるのかは不明です。

 

まぁ、息子の話はちょいと置いといて、「ゆる鬼」「ガチ鬼」について思う事をちょっと吐き出したくなったのでお付き合いください(笑)

 

幼稚園や保育園の節分イベントで思うのが、鬼による過剰な脅かしは違うよなぁってこと。

鬼の見た目がガチなのは別にいいと思うんですよ。

それを見て、子どもが怖いって泣くのもまぁある事。

悪い心が具現化した鬼という存在を、豆を撒いてやっつけるというイベントであるので、泣きながらでもやりきったらヤッター!ですよね。

 

その一方で、泣いている子に追い打ちかけて脅かしにいったり、捕まえに行くのはどうなんだろう?と思うのです。

そこまで追いつめて脅かさんでもええやんって。

そういう行事やんっていえばそうなんですけど、真剣に怖がっている子を過剰に脅かすのは違う気がするんですね。

 

あるところのお話では、「先生がいるから大丈夫だよ。」と先生自身が言っておきながら、鬼が来たら鬼に子どもを差し出すなんてこともあったそうな。。。

もうこれ、信頼している先生に裏切られた感めっちゃありますよね。

しかも、先生助けてー!なっているのに、先生超笑顔とか本当にやめてあげてほしいって思ってしまいましたわ(;´ー`)

その後も、何かと「〇〇してたら鬼が来るかも!」と脅しを引きずるのも微妙。

そんなんされたら、余計に幼稚園に行きたくなくなっちゃうじゃんと、登園拒否することが多かった息子を持つ私は思ってしまいました。

 

賛否両論はあると思うんですけど、ガチ鬼によるガチ脅しは本当にトラウマものだぞ!っていうのが個人的な意見です。

怖いものを知る必要があるって意見もあるけれど、怖いものなんて日常に普通にありますし、ついでに言うと、立ち向かう勇敢な心やお友達を守ろうとする心なども、節分だけの特別イベントではないはず。

なので、幼稚園の節分イベントで過剰に脅かす意味があまり理解できません。

いや!ガチガチにやるべきだ!って思うなら、家でガチ鬼を楽しめばいいんではないかと。

 

ガチ鬼で怖い思いをした子が夜泣きだったり、登園拒否に繋がるというケースもあるんで、園でやる分には「ゆる鬼」でもいいと思うんですけどね

別に節分の鬼にこだわらなくても、乗り越えるべきことや立ち向かわなければいけない事なんていっぱいありますし。

 

それから、節分イベントで一番解せんのは、怖がる子どもを見て「面白い」って表現をしている人がいる事。

「微笑ましい」ならわかるけれど「面白い」ってどうよと。

子どもは恐怖心と戦っているのに、子どもの怖がる様子をみて大人が笑ったり面白いっていうのはちょっと。。。

 

たぶん、皆で乗り越えるってことだったりが園で節分をやる意味。

節分の意味を教えてくれたり、後のフォローもしっかりしてくれるのはありがたい。

けれど、子どもを怖がらせることだけに力を入れた節分イベントになるのはちょっと嫌だなって思ってしまいます。

 

郷に入れば郷に従えなんで、園にクレームを入れたりはしないですけどね。

(もし、息子がガチ鬼怖くて幼稚園行きたくないっていうのなら、節分イベント休ませるかも)

 

ダラダラ吐き出しましたが、行事を大切にする気持ちは大切だけれど、子どもの気質によっては脅かしすぎはネガティブな行事になっちゃうよなって事を言いたかっただけです(;´∀`)

 

 

皆様、節分イベントお疲れさまでした。

 

 

 

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コメント

  1. ノン より:

    制作の鬼って響きがなんかかっこいいね😊息子さん豆まきしていいな。我が家では豆まきをするとか考えもつかなかったから、来年幼稚園でどうなるか楽しみ😊
    👹が来て泣かされるまでは「あはは〜。」って思えるけど後々「悪い事したら👹が来るよ」って言うやり方はもはや古いような気がするよね。
    「悪い事したら押し入れ入れるよ」みたいなのとかぶる言い方のような……。
    今は子育ても心理的な面でもいろんなやり方があって深い部分があるから変に引きずる言い方は嫌だよね。
    サンタさんみたいなポジティブに待てるものなら賛成だけど😊

    • ウル より:

      ノンさん>コメントありがとうございます!

      制作の鬼と聞いたときは、なんて表現だと思ったのですが、幼稚園で廃材を使って工作をすることと「制作」と言っていたので、元ネタはそこだと思われます(笑)
      うちも散らかるから&誰も豆を食べないからって理由で豆まきはしてないですね。
      だから、幼稚園で豆まき体験をさせてくれたのは、とてもありがたいです♪

      うちの園はゆる鬼だから、感覚過敏のある息子でも安心でした。
      ガチ鬼でもいいと思うんですけど、必要以上に脅かしたり、怖がらせることが目的になったガチ鬼は頂けないですね。。。
      アプリで「鬼電話」っていうのが流行っていたこともありましたけど。

      個人的な意見としては、恐怖で行動を押さえつけていくよりも、行動に対してどうなるかを伝えて教えていった方が伝わりやすい気がするんです。
      (「お片付出来たから、部屋がきれいになって気持ちいいね」「お友達と喧嘩せず仲よく遊べて、みんなニコニコな気持ちになってて素敵」みたいな感じ)
      ネガティブな存在だったとしても、ネガティブをポジティブに繋げられるようなら支持できるんだけどなぁ(;´∀`)

  2. marimo より:

    うちの園は結構なガチ鬼だったよ^^;
    毎年ギャン泣きする小さな子の写真も掲載されてた。

    ただ、うちの園の良いところは鬼が出てくる前にその由来を話したり、イワシを飾ったりして、何のためにそれをするのかの説明があったことかな。なので、ガチ鬼のターゲットは年長さんで戦える子。理解しきれない小さな子が周りでみて泣いている(被害は受けない)みたいな構図ができてた。

    話はそれるけど夏に「平和のつどい」っていうのがあって戦争の悲惨さを伝える会があって、大人が聞いても結構怖かった。
    でも、先になぜするかを園長先生が伝えてたから、泣く子がいなかったな~。

    ちゃんと人を選ぶというか、様子を見てやってあげれば、恐怖心も薄れるのかもしれないね。

    • ウル より:

      marimoさん>コメントありがとうございます!

      marimoさんのところは、ガチ鬼でしたか。
      でも、しっかり考えてくれてるガチ鬼で素敵だなって思いました。
      何のためにやるのかの説明してくれたり、戦える子を考えてターゲットを決めていたりするところがいいですね。

      こんなの書いたら過保護って思われるかもですが、繊細な子や、発達の特性によっては配慮のないガチ鬼は相性があまりよろしくないかなって思ってるんです。
      「見通しが立たない」「大声(聴覚過敏)」「捕まえられる(触覚過敏)」などなど。。。
      もちろん、毎年繰り返すことによって耐性は出来てくるんでしょうけどね(;´∀`)
      いきなり大きな刺激を与えるより、marimoさんの園のように少しずつステップアップしていける形は、問題を抱えている家庭にはありがたいです。

      「平和のつどい」のイベントの件も、ただやるだけじゃなく、なぜするかの説明があるのがとてもいい取り組みだなって思いました。
      先生が鬼役をする場合、大体こんな子だなってわかりやすいけれど、他に委託する場合だとその辺の匙加減が難しいかも。

  3. まゆお より:

    ウルさんこんにちは(^.^)いつも読ませていただいております!そして今回の記事も、とてもタイムリーな話題で、出てきました(。>д<)

    ウルさんの、「立ち向かう勇敢な心やお友達を守る気持ちは、節分に限ったことではない」というお言葉、本当に胸に届きました。そうなんですよね、私もそう思います。
    うちの息子の通う園はガチ鬼タイプなのですが、先生に相談した際に、「でも鬼を怖がることで勇敢な心や友情を育むこともあります」と言われ、それはそうかもしれないけれど、腑に落ちない部分もあって。

    鬼の怖がり方は子供それぞれで、さじ加減が難しいのでしょうけど、怖がらせることを目的にしてしまっては、何を学ぶのか子供も分からなくなってしまうよな、と思いました。

    ウルさんの息子様は、元気にマメを撒いてこられたのですね(*^^*)鬼が先生だったと、とても冷静に鬼を分析してらして、とてもほっこりしました(*^^*)♪

    • ウル より:

      まゆおさん>コメントありがとうございます!

      そう言われれば、まゆおさんの園はガチ鬼タイプでしたね(゚Д゚;)
      去年の事を思い出しました。

      個人的な意見としては、別に節分にこだわらなくても恐怖の対象なんていくらでもありますし、立ち向かう勇敢な心やお友達を守る気持ちは節分以外でも養えるものって思ってます。
      おそらくですが、発達障害やHSCなどで感覚過敏のある子には、ガチ鬼タイプは相性が悪い気がします。
      声の大きさだったり、距離感だったり、捕まえに来るタイプだと触覚的なものだったり、いろいろハードルが高いだろうなと。。。

      私自身、子どもの頃はビビりな子だったため、大声で脅かしに来る存在というのはとても怖いものでした。
      けど、鬼が怖いからいう事を聞こうって気持ちよりも、恐怖で埋め尽くされる感じになっちゃうんですよね。
      ぶっちゃけ、立ち向かおう!や、お友達を守るんだ!って気持ちは微塵もありませんでした。(いっぱいいっぱいで考えもしてなかったと思う)
      頭の中は、「大声で追いかけてくるやつが怖い!」だけでした。
      なんで、節分イベントをすることで、皆が皆勇敢な心やお友達を守る心が育つわけじゃないって思うんです。
      多数の子が当てはまるってだけなんじゃないかなぁと。

      ガチ鬼はガチ鬼でも、他のコメントにあるような考えてくれているガチ鬼だと歓迎ですが、怖がらせることが目的になっているガチ鬼は嫌ですね。
      先生方が鬼をする場合、どんな子だってわかっているので調整はしやすいと思いますが、普段の様子を知らない委託先が鬼をする場合は匙加減は難しくなりそうです。
      イベントの派手さだけを求めるんじゃなくて、イベントの意味ももう少しわかりやすく子どもに伝える必要がある気がします。

      それから、息子氏ですが、鬼は架空の生き物と認識しており、息子の苦手な大声を出すタイプや距離を詰めてくるタイプのガチ鬼には遭遇していないのでパニックにはならなかったんだと思います(笑)
      節分を楽しんできてくれて良かったです♪

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