【幼稚園】プールって見学でも過酷な状況だった【熱中症】

幼稚園
CharlesRondeau / Pixabay

最近よく話題に上がっている熱中症のニュース。

とても他人事とは思えず、私も心配であります。

 

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暑さで疲れて歩けないという訴え

 

野外学習で熱射病になり、小学1年生の子が命を落とすニュースがありました。

ニュースの概要の中で、「疲れた」と訴えるも「頑張ろうね」と手をつなぎ歩き続けたとありましたよね。

 

これね、すっごく心当たりのある状況だなぁと。。。

というのが、息子は歩くのが嫌い。なんで、こういった野外学習系では同じような状況によくなります。

(遠足や、少し離れたところへの避難訓練など)

 

息子の場合、初めて歩く道に対しての不安感や、人混みが苦手というパターンから抱っこしてくれとなることが多いです。

けど、よく知る道でどれだけ歩けば到着するかの見通しが立てば歩けるようになってきました。

 

梅雨に入る前のことですが、息子は駅から幼稚園までの距離を歩けるようになっていました。

そこに至るまでは、結構な試行錯誤があってのことでした。

 

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しばらく、歩ける日々が続いていたので、私は歩けるようになったと喜んでいました。

しかし、梅雨に入り温度と湿度が上昇したころに、息子は再び歩けなくなってしまいました。

「疲れた」「しんどい」と徐々に歩ける範囲が短くなっていったのを覚えています。

 

この時、私は「また甘えモードに突入してきたか?」と思っていました。

が、暑さでどんどん不安定になっていく息子を見て、これは暑さが原因だわと確信しました。

 

でもですね、きっと周りから見たら理解はされにくいと思うんです。

今までも、よく抱っこ抱っこ!って言ってたもんだから、また言ってるわー。みたいな感覚で。

だから、同じように暑さの中で「疲れた。歩けない。」といっても、「頑張ろうね。」になると思います。

 

幸い?スクールカウンセラーさんが、息子の暑さ耐性に理解を示してくれて

園の活動の中でも対策を受け入れてくれたり無理をさせないようにしてくれています。

 

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暑さに弱いと、歩くのさえしんどくなるんですよね。

なので、暑い中無理やり歩かせるのはやめた方がいいなと感じました。

 

 

暑さに弱い子どもの体質

 

上の項目でもチラッと言いましたが、息子は暑さにすごく弱いです。

体温調節が苦手なようで、熱をため込みやすい体質です。

(プールで体温を測るようになってから気づいた;)

 

そのため、夏場は37度くらいまで体温が上がってしまいます。

外にいると、すぐに顔が赤くなる状態であります。

 

幼稚園でも「暑い、しんどい、疲れた。」を連呼している状態。

もちろん家でもすぐに「しんどい、疲れた。」とナメクジ状態のことが多いです。

 

 

懇談で知ったプール事情

 

さて、ここで本題です。

息子は、感覚過敏からかプールが苦手。

そのため、無理なく楽しめるようにってことで、嫌がれば見学させてくださいと配慮をお願いしていました。

 

園は快く了承してくださり、息子を無理やりプールに参加させる事はありませんでした。

また、シャワーのかけかたなども配慮してくださり、プールに参加できることも増えていました。

なので、良かった良かったと思っていたわけです。

 

プールに関する記事はこちらから

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しかし、息子に思う事があったのか今週からはまたプール拒否。

そのうえ、登園拒否もちょっと激しくなっていました。

 

そんな中、懇談でのお話で

「朝しばらくは元気だけど、プールが終わったくらいから疲れやしんどさを訴えることが多い」

「プールサイドで見学していたら、首に巻いているひんやりタオルもすぐぬるくなるようで、それも嫌な様子」

と教えてもらいました。

 

ここで、「ん?」と思ったわけですよ。

プールの見学って、炎天下であるプールサイドなんだなと。。。

 

実は、最近給食をあまり食べていないことが多く、1口も口にしなかった日もありました。

息子の苦手メニューであったことも関係しているとは思いますが、おそらく暑さからも食欲がなくなったのかと思います。

 

大体の流れとしては、登園後自由遊び→プール→給食→1時50分にお迎えという流れでした。

(7月になってから早い目に迎えに行っていた)

 

なので、プール事情を聞いて、なんかいろいろと納得してしまったといいますか

プール後に荒れるという意味が分かった気がしました。

 

よく考えれば、私が小学生だったころもプールの見学はプールサイドでした。

お情け程度の屋根があったものの、超暑かった記憶があります。

 

息子の幼稚園は、小学校のプールを借りてプールを楽しんでいます。

ところどころにビーチパラソルがある程度。。。

 

そりゃ、暑さにやられますわな!

 

前の園では、見学の人は教室で待機だったので、まさかプールサイドで見学とは思わず度肝を抜かれました←

 

 

もしかしてな登園拒否の理由

 

懇談後、なぜいきなり登園拒否が激化したのか心当たりが出来てきました。

おそらくなんですが

 

・ プールはあまり好きじゃない

・ 見学したとしても暑いからしんどい

・ 幼稚園休みたい

 

という流れなんじゃないかと。。。

 

二学期に入ったらすぐに運動会の練習が始まるとの事。

あー、これ絶対に運動会終わるまでは荒れるな。。。と覚悟が出来ました。

 

先生とも話し合い、運動会も無理なく楽しめる方向で進めていく予定です。

で、登園に対しても無理なくやっていくつもりです。

 

暑さ耐性のないまま無理やりやらせてもいい事なんてないですからね。

それに、熱がこもりやすい体質からも熱中症の心配がめっちゃあります。

先日、Twitterでリュックタイプの背負う保冷剤というのを見かけたので、作れそうなら作ってみます←

 

 

我慢するのが当たり前っていうのやめようぜ

 

ここからも、完全個人的な意見ですがお付き合いいただけると嬉しいです(笑)

 

なんかね、教室にエアコンがないとか、暑い中部活動なんかの話題がよくあがっていますよね。

これに対し、「エアコンを使おう!」「部活動も中止にしよう!」という声が上がっています。

私はこれらの意見に大賛成です。

 

しかし、その一方で「昔は暑い中やるのが当たり前だった。」という意見もあるわけです。

5年前のニュースですが、高校野球で倒れた子に対して、「試合で倒れるなんて初めてです。何をやっているのか。」と顧問があきれ顔なんてものもありましたしね。

 

松井知事が定例会見でいっていたこと

「朝日もNHKも、球児が熱中症で倒れてると報道してる。高校野球で死んだらどうすんの?昔の暑さと違うからね。そんなときに朝日新聞、主催して大丈夫なの、と。受験も野球も大事やけど、命の方が大事やろ、と」

引用:定例会見

 

ほんとこれですよ。

勉強や部活も大事だろうけど、それは命あってのことでしょうよと。

 

我慢して頑張ることが美徳みたいなのやめようぜ!

昔はこうだった!とはいうけれど、しんどさを同じように求めるのではなく、しんどかったからこそ、出来る対策をしていけばいいのになって思いますね。

嫁姑バトルじゃないけれど、同じ苦しみを味わわそうとするのではなく、嫌だったからこそやめなくちゃみたいな。

 

ってことで、学校の熱中症に対する意識や対策を考え直していく事が必要だと感じます。

お願い、偉い人!何とかして!

 

 

 

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コメント

  1. 伏兎 より:

    プールの見学がプールサイドって…。
    それは逆に熱中症になりやすそうですよね(;´Д`)しかしまぁ昔に比べると暑さが異常なほどですし、子どもがキツイしんどい抱っこと言い出したら『しょうがねーな』と思ってやるのもこの時期は大事なのかもしれませんね。

    そして熱中症に対する考え方ですよ。これ、学生もそうだけど先生もぶっちゃけよくわかってない(´▽`;) ‘`’`
    まぁ今までが根性論な考えだったからだろうと思うけど、もっと熱中症に対しての知識を知ってほしいところです。

    • ウル より:

      伏兎さん> コメントありがとうございます!

      プールサイドで見学って過酷ですよね。
      最近、息子が登園を渋る理由がやっとわかった気がします←

      私が小学生だった30年近く前って、ここまで暑くなかった気がするんですよね。
      今は、プールの水ですら30度を超えている状態と聞いたので、プールに参加しててもヤバそうです。
      で、2学期からは運動会の練習も入ってくるので、それもどうなる事やらな感じです;

      暑さ耐性がない息子に限らず、この時期に「暑い、しんどい」言ってたら気を付けておかなくちゃですね。
      無理に歩かせて、それこそ取り返しのつかないことになったら嫌だ!

      そして、熱中症に対する考えは、SNSやニュースを見ていると地域や学校によってかなり対応が違うなと感じました。
      終業式を中止するところもあれば、水筒すら持込させないというところもあるようです。

      ぶっちゃけ根性論とかクソクラエと思いますね←
      我慢貫いて取り返しのつかないことになったらどうするつもりなのかと。
      死んでしまったら何もならないよ。。。

  2. yuki より:

    今年の暑さは異常ですよね〜!
    プールの見学もキツイですね〜。本当に熱中症が心配です。
    子供の疲れた〜なんてまたぐずってる!ってなっちゃいますよね。
    私も気をつけようと思いました。

    • ウル より:

      yukiさん> コメントありがとうございます!

      ほんと、今年の暑さはヤバいですよね。
      去年ここまで暑かったかなぁ?って思うほどに、外に出ると体力がガンガン削られていきます;

      そして、プール見学ですが、まさか炎天下のプールサイドでしているとは思わずビックリでした。
      苦手なプール参加か、暑さの中見学かの2択だったら、私でも休みたいになるわと思いましたもん。

      亡くなった小学生のエピソードを聞いてから、「疲れた」という訴えには気を付けていきたいと思いました。
      梅雨のときは「また?!しんどい言い過ぎやろ」って思ってたんですけど、たぶん本当にしんどかったんだろうなと反省です。
      気を付けていかないとですよね。

  3. ひばり母 より:

    根性論といえば、
    冬場の体操服がペラペラの半ズボンとか、
    皆勤賞の存在とか、
    普通に考えたら感染症の広がりを助長するようなことが当たり前なのは、どうかと思います…
    先生たちは、通例になってるから疑いもしないんですよね…

    • ウル より:

      ひばり母さん> コメントありがとうございます!

      冬場の体操服が半そで半ズボンなんかも根性論ですよね。
      皆勤賞なんかもそうですが、多少しんどくても我慢してやることに重きを置くのは違うよなって思います。
      おっしゃる通り、皆勤賞を狙いたいからと無理やり出席した結果、他の子に感染症を移してしまったというパターンもありそうですよね。

      たぶん、これだけ頑張れたんだぞ!っていう結果だけを追い求めてるんじゃないかなぁと。
      そんな美徳(?)とかどうでもいいから、まずは健康に過ごせることを一番に考えていただきたいですね。
      「毎年のことだから」じゃなくて、今の状況を見て判断をしていってほしいです。

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