先日、就学指導の担当さんが、我が家に家庭訪問に来ました。
息子の様子をみるのと、保護者との面談が目的です。
家庭訪問での事は、後の就学指導の判定に関わってくること。。。
なので、この家庭訪問の日が不安であり、待ち遠しくもありました。
今回、家庭訪問でのことなどを書いていきます。
※私が住んでいる自治体の話になります
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教育委員会さんの家庭訪問の日程が決まるまで
就学予定先の学校を見学し、就学指導をしたい旨を伝えると、学校側が就学指導の書類を作成してくれます。
その後、就学指導の担当者さん(教育委員会)が決まります。
我が家の場合は、担当さんがまず幼稚園に息子の様子を見に行ってくれました。
それから、家庭訪問の日取りを決めることとなりました。
実は、この辺ちょいと連携がうまく取れず順番がグダグダになりました(;´∀`)
流れ的には、小学校から担当者が決まったと連絡がきてから見学の日取りを決めていくのですが、我が家の場合は幼稚園の園長先生が、担当の方が決まったことをお知らせしてくれました。
また、担当さんが私に連絡をしてくれていたのですが、私からかけ直すもタイミングが合わずつながらず。
あれ?と思って、ネットで番号を調べてみたら、勧誘の電話との口コミがあったため、その後は担当さんからの連絡をスルーしてしまってました。
(家庭訪問の時に、担当さんの電話だったと判明)
小学校からは、一番最後に「忙しくて遅れちゃいました。すいません。」と連絡が。。。
運動会の時期&支援級の先生が抜けたから本当に忙しかったんだと思います。
そのため、かなりグダグダな段取りではあったのですが、家庭訪問は無事に行われました。
家庭訪問では何をしたのか
家庭訪問の時間は1時間程度でした。
はじめは息子と担当さんがやり取りをし、その後私と担当さんがやり取りをしました。
息子と担当さん
担当さんが見学に行ったときに、息子とお話していたという事もあり、息子はすぐに馴染んでくれました。
レアな大人の登場に、終始テンションが高かったです。
挨拶をした後は、息子に聞き取りを始めました。
自分の名前、父や母の名前、自分のクラスや担任の先生の名前などなど。
ここで住所を尋ねられたのですが、私が息子に教えたことがなかったという事もあり答えられず愚図るという超不安な流れになりました。
一瞬どうなるのかとドキドキしましたが、思いのほかすぐに持ち直し、書き取りの問題をしてくれました。
〇や△など見本を見ながら真似して書き、自分の名前も書いていきます。
書いた後に、「この形は何かな?」と質問されるので、答えるというスタイル。
書き取り系は上手に出来ました。
その次にしたのは、K式の発達テストにあるようなもの。
(K式に比べるとかなり優しい問題)
どちらが大きのかや長いのかを答えるもの、担当さんが言った数のブロックを担当さんに手渡すもの。
担当さんの言った数字や文章を真似して答えるものなどをしました。
STでやるような絵を見て答える系もありました。
息子は、ほとんどの問題をクリアすることが出来たのですが、折り紙だけは惨敗でした。
担当さんに「飛行機を折って」と折り紙を渡された瞬間に、「そんなん無理やー。」とグニャグニャモードに。。。
結局、三角を折っただけで終わりました。
あとは、幼稚園で仲の良いお友達の名前も聞かれたのですが。。。
案の定、出ませんでした。
「一緒のクラスの男の子」という表現になってしまいます。
出来ないことに対しては、すぐに自信を無くして脱力してしまいますが、以前よりも持ちなおせることが多くなっています。
想像以上に、担当さんと頑張っていろんなやり取りをしてくれました。
保護者と担当さん
息子とのやり取りが終わった後は、私とお話をすることになりました。
保護者との話し合いの内容は、主に普段の生活や園での生活の事や、子どもの発達状況などです。
集団生活を送る上で、どの程度集団で行動することが出来るのかや、取り組みに参加できない時はどうしているかなど、集団生活での困り感と身辺自立の面をヒアリングしてくれました。
身辺自立はトイレや食事、着衣の事などですね。(一人でトイレや食事ができるかや、給食当番の服の大きなボタンが出来るか等)
小学校での生活を送るのに必要な力についてのヒアリングでした。
困り感を伝える
担当さんからのヒアリングのもと、普段の生活や、園での生活での困り感を担当さんにお話ししました。
・1:1のやり取りは出来るが、集団になると一気に指示が入らなくなる
・感覚過敏があり、音・光・触覚が過敏(イヤーマフを必要とすることがある)
・気持ちの切り替えが苦手なので、小学校のリズムに慣れるまでは癇癪があると思う
・社会性が低く、相手の立場になって考える事が苦手&認知のズレを指摘されているので、人間関係で躓くと思われる
・もし癇癪やパニックが起こってしまったら、担任の先生1人でクラスを回すのはかなり大変だと思う
などなど。。。息子の特性やトラブルになるであろうことをお伝えしました。
そして、事前準備など対策することで防げることもあるので、サポートブックにまとめるという事と、我が家で出来る事は精一杯していきたいという事もお伝えしました。
しかし、担当さんは意見を専門家(判定をする人?)にあげることしかできないらしく、加配については何も出来ないとの事。
教育委員会さんに困り感を伝えておくことが大事と聞いていただけに、あれ?って思いましたが、出来ないのなら仕方ないって事で、加配が付かないことを前提に今後の対策を考えた方が良さそうですね。
それから、以前に自閉症協会のメンターさんからも教えて頂いていた、「支援学校の教育相談」についても担当さんから聞いたので、相談実績を作るために、加配が付くかつかないかはともかく一度相談に行ってみようと思います。
最後まで出来る限りのことはしたいと思う!
加配をつける事の難しさ
家庭訪問を終えてですが、改めて加配をつける事の厳しさを感じています。
ちなみに加配ですが、私の住んでいる地域では1:1でつくのは現実不可能なので、クラスにもう1人先生をつけて頂く形になります。
(小学校や医療機関からはそう聞いている)
小学校のスクールカウンセラーさんにも加配について聞いてみたんですが、息子タイプの場合は特に難しいと。
入学後に問題を起こしまくったりすると途中から加配がつく事はあるようですが、はじめから加配を付けるのは厳しいようです。
加配については支援級の在籍人数が重視されるようですね。(そりゃそうだ)
で、支援級ですら加配をつけるのが難しいのなら、普通級ならなおのこと加配をつけるのが難しいんじゃないか?と思って質問してみたんですが、それはそうとは限らないと。
本人に困り感があり必要だと感じれば、普通級でも加配が付くことがあるようです。
在籍人数はなるようにしかならんですし、息子の困り感はすでに伝えたし。。。
あとは結果を待つしかないですね。
今後の事
保健センターでアドバイス頂いた通り、関係各所には「支援級希望」と言っているので、普通級の判定はでないと思います。
でも、加配については、今のところは付かないと思っておいた方が良さそうですね。
入学してみないとわからないことだらけではありますが、学校と足並みをそろえて息子をサポートしていけるようにしていきたいです。
そして、今は入学に向けて、息子の出来る事(特に食事面)を増やしていけるようにしなくちゃですね。
入学までに間に合うのかどうかという不安もありますが、焦りすぎず心折れずがんばります!
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