【年中】発達検査K式を受け、息子の苦手から小学校問題を考える

発達関係

前回、大雨のためキャンセルになってしまった市の発達相談に行ってきました。

半年に1回のペースで、息子が1歳半の時から受けています。

今回も考えさせられる内容でした。

 

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今回の発達相談の主な内容

 

今回は、息子が転園してから初めての発達相談でした。

そのため、転園してからの息子の変化などについて主にお話しすることになりました。

 

いつもは、相談員さんと話していると「お話せんといて!」「話長い!」と妨害しに来る息子ですが

今回は、検査に使うブロックがたいそう気に入ったようで、ずっとブロックで遊んでいました。

そして、相談員さんが息子に質問すると、息子もご機嫌で答えていました。

 

が、都合の悪いことは、相変わらず片道通行の傾向があります;

 

一通り話を終えると、次はK式の発達検査をしました。

相談員さん曰く「ちょっと気になる行動があった」との事。

気になる行動ってなんじゃ?!って感じですが、わからぬまま。。。(超気になる!)

 

それから、息子の分析といいますか、今回の検査から気づいたことなんかを話し合いました。

最後に、就学指導の話をして終わりました。

時間にして1時間半くらいでした。

 

 

転園してからの息子の様子

 

相談員さんが、息子にまず聞いたのは「新しい幼稚園なんて名前なん?」でした。

そこから、担任の先生、クラスの名前など聞いていきます。

この辺は医療機関の診察と同じ感じですね。

 

そして、前回答えたくない!と答えなかった「お友達出来た?」に、息子はしっかりと返答。

「お友達のお名前教えてよ」に対しても、「〇〇くんと、△△くんと。。。」と答えていました。

お友達の名前が出るようになったのは大きな進歩です。

 

その後も、相談員さんの質問に対し、息子はしっかり答えていました。

しかし、自分に都合の悪い質問「プール好き?」「給食美味しい?」などに対してはノーコメントか、違うことを言って話題をそらせます。

うーん。。。

 

私からは主に近況報告といった感じです。

年中になってからの息子の様子を伝えました。

(これも医療機関と同じ)

 

まだまだ課題はあるものの、変化も現れている息子。

焦らず少しずつでも頑張っていこうぜって感じのお話をしました。

 

 

今回やった検査の一部

 

今回やったのはK式の発達検査でした。

市の発達相談では、K式の発達検査をしています。(和歌山市)

 

積み木やカードを使った検査

 

 

検診なんかでもよくやるやつですね。

積み木やカードを使って、先生と同じものを真似して作ることが出来るかをみるものです。

はじめは簡単なものからですが、徐々に難易度が上がっています。

 

 

今回は、このカードと同じ模様が作れるかどうかの検査をクリアすることが出来ませんでした。

良いところまでいくんですけどね(;´∀`)

 

 

 

記憶の問題

 

順番を覚えているかどうかの問題でした。

 

こちらは、前回もクリアできず、今回も同じところで躓いていました。

少し複雑になるとわからなくなってしまうようです。

 

 

ビーズをはめる

 

3種類のビーズがあり、見本と同じものを真似して作るものでした。

息子は見本を見ながら同じものを作ろうとするのですが、ビックリするくらいに作れませんでした。

 

なぜかビーズを反対側から突っ込もうとしたり(相談員さんはこの行動が気になった様子)

1つ入れては戻すを繰り返して、最終的には「無理!」と放棄でした。

 

同じ色じゃなく、色が分かれていたら結果は違ったかもしれませんが

同じ色、似たような形になると判断が難しくなるのかもと感じました。

 

 

発達検査から感じた息子の苦手要素

 

今回の検査の様子を見ていて気になったのは3点。

 

① 口からの簡単な説明だけと理解が難しい

 

言葉だけでの説明では指示が入りにくいってことですね。

ビーズの検査がそうなんですが、「先生と同じの作ってよー」と、見本を手渡されたわけですが

それだけでは、作ることは出来ませんでした。

 

おそらく、1からやり方を丁寧に教えれば出来るでしょう。

絵に描いて、説明すれば確実に理解できるでしょう。

 

だけど、「同じものを作ってね」だけだと、どうやって作るのかって事は理解できないです。

経験がないことは、想像でしなくちゃいけないんだろうけど、その想像が出来ないわけです。

何をどうやって、どうして作っていくのかを1から説明する必要があるって事ですね。

 

 

② 短期的な記憶力が弱い

 

息子は、覚えるのが得意なように思われていますが、短期で覚えなくてはいけないことはとても苦手です。

今回の記憶力の検査がそうですが、複雑になってくるとわからなくなります。

(前回の検査ではパニックを起こしてしまうほど荒れた)

 

じっくり刷り込んでいくように覚えていくのは得意ではあるんですが

短期集中で覚えることに対しては苦手です。

 

思い返せば、真似っこが全くできなかったのは短期で覚えるのが苦手だったからかもしれないですね。

赤ちゃんの頃から真似っこをあまりしないなとは思っていましたけどね。。。

 

 

③ 言葉の表現力が低い

 

難しい言葉を知っていて、言葉を巧みに使って話している息子です。

しかし、主張が一方的だと感じることもあり、攻撃的な言い回しも多いと思っていました。

 

今回の検査中も、自分にとって嫌な質問に対しては

知らないふりをしたり、話をそらそうとしたり、うるさい!とシャットアウトしてしまいました。

 

そして、検査でクリアできない場面になると

「これは激ムズやから無理ちゃう?大人がやるやつちゃう?」などと回避しようとします。

発達相談員さん曰く「前はパニックになっていたけど、回避しようとしてるから状態は変わってきてるよ」らしいです。

 

ただ、適切な言葉を言えないといいますか、言葉選びが出来ないんですね。

先日、医療機関での診察でも同じことを言われ、さらには園の個人懇談でもコミュニケーション面で指摘されています。

 

息子の過激発言に困っているとよく言っている私ですが

息子からすると「こんなに嫌な気持ちなんだぞ!」っていう訴えでもあったりするんですね。

 

言葉って単にお話しできてればいいってもんじゃなくって、

自分の気持ちを適切に相手に伝え、また受け取る必要があるんですよね。

私も言葉選びが苦手な方であるんですが、これから人と関係を築いていくうえで、なんとか力をつけていってほしいところであります。

 

言語療法により、少しでも良い変化が現れたらいいなと願います。

 

 

 

小学校どうするのか問題

 

我が家は来年の夏に就学指導を受けるつもりです。

まずは、来年の6~7月ごろに、通う予定の小学校に就学相談をする必要があります。

 

そして、夏に医療機関でウィスクの発達検査を受けます。

それから、就学相談をするために教育委員会へ。。。な流れですね。

そこで、普通級なのか支援級の方が良いのかなどの判断をして頂くことになります。

最終的な判断は保護者なんだろうけど。。。

 

相談員さんも、息子の場合は判断が難しいと言われていました。

力はあるけれど、学ぶ環境を整えてるという意味で支援級がいいのかどうか。。。と。

まぁ、あと1年でどれだけ変化があるかですね。

 

来年の今頃はまた悩んでいるんだろうなぁと思います;

 

 

 

今回の発達検査を受けて

 

半年ぶりの発達相談でありましたが、息子もご機嫌でたくさんお話も出来て良かったです。

検査の様子を見ていると、小学校大丈夫かな?って不安は付きまとうんですが

なるようになれで見守っていくつもりです。

普通級であっても、支援級であっても、今ある環境の中で出来る事をしていきたいです。

 

苦手部分を改めて知ることとなりましたが

知れたからこそどうしていくかを考えることが出来るんだと前向きにとらえていきます。

幸い、私には味方になってくださる先生やカウンセラーさん、相談員さんなどいます。

だから、きっと少しずつでも前に進める気がします♪

 

明日から、児童発達支援も始まります。

息子とともに私も成長していきたいです。

 

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コメント

  1. marimo より:

    うちの子も■△パズル、苦手やった~~~年中さんの時わからんわからん、って言ってた。
    今はじっくりみてまねようとしてる。
    こういった第三者的に見れる検査はいいね^^

    • ウル より:

      marimoさん> コメントありがとうございます!

      小marimoちゃんも■△パズル苦手でしたか!
      何回かやって原理を覚えていくものなのかなぁ?

      実は、1年ほど前にタングラムを購入したんですけど、うまくできなくてお蔵入り状態。
      今は折り紙ブームが来たので、すぐ出来上がる簡単なものとか一緒に作っているけれど図形はサッパリです。
      息子は私と主人に似てビックリするほど短気だから、「出来ない→無理」となるのがめっちゃ早いっていう。。。
      これもスモールステップでいくしかないんやろうね;

      今回の検査で、改めて苦手を知ることが出来て良かったと思ってます。
      言語療法で表現が広がってくればいいな。

  2. 伏兎 より:

    へぇーブロックや足りないものを自分で考えて足させるってどんな反応起こすか長男に試してみたくなるな(ΦωΦ+)ホホゥ….
    ちょっと今度やらしてみよう。
    言葉の言い回しってムズいよなぁ。大人も気をつけないといけないし、子どもにもちゃんとできるようにしてあげたいよね。

    • ウル より:

      伏兎さん>コメントありがとうございます!

      ブロックは多分検診なんかでやっているかと思います!
      (私の住んでいるところは検診でブロックがあった)
      3つ目の一番難易度が高いやつだけ検診ではやらなかったですが。。。

      組み立てよりも息子が苦手なのが短期記憶が必要になる順番覚えですね。
      前回に続き、今回も行ったり来たりするとわけがわからなくなるみたいです。
      親が思う以上に難しいものらしいですよー。

      で、言葉の言い回しについては私自身も苦手なところであるんですよね。
      読み聞かせもなんかもしてたんですけど、表面的なものははいるけど、奥深くのものをくみ取れないっていうか。。。
      言語療法でなんとか力をつけたいところであります。

  3. 匿名 より:

    検査の内容について公開するのはあまりよろしくないかと思います。検査を受ける方の中には、内容がわかると予習してしまう方がいます。予習してしまうと検査としての意味をなさなくなります。なので、検査結果について触れるのはよいと思いますが、内容について詳細に載せるのはお控え願います。

    • ウル より:

      匿名様>コメントありがとうございます。
      配慮が足りず申し訳ございませんでした。
      記事を訂正致しました。

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