【児童発達支援】グループの名前をみんなで決める取り組みが面白かった

児童発達支援・児童デイ

先日、グループ活動で、みんなでグループの名前を決めようという取り組みがありました。

3人で話し合って、自分たちのグループの名前を考えなくてはいけないんですが、「これだ!」というものがなかなか見つからず。。。

しかし、最終的にみんなが納得するグループ名を決めることが出来ました。

 

今回は、グループ名を決める取り組みについてお話していきます。

 

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グループの名前を決めよう

 

みんながそろそろグループ活動に慣れてきた頃に、自分たちのグループの名前を決めようという取り組みがありました。

子どもたちで話し合ってグループの名前を決めなければいけません。

 

しかし、グループの名前を決めるとなるも、どうやって決めていくのか分からず戸惑う子どもたち。

息子もいまいちピンときていないのか、「どういうこと?」って聞き返していました(;´∀`)

 

そこで、先生から詳しい説明が入ります。

要約すると、「3人で話し合って、全員が納得する名前をつけてほしい」ということです。

なので、3人全員がいいと思う名前にしなくてはいけません。

そんなの簡単じゃん!と思われるかもですが、決まるまで前途多難でした。

 

 

それぞれがいいと思うチーム名をあげていく

 

まず、それぞれがいいと思うチーム名をあげていく事から始めました。

しかし、3人の好みはバラバラ。

初っ端から躓きました。

 

息子
息子

恐竜がいい!

お友達①
お友達①

僕は新幹線がいい!

お友達②
お友達②

忍者にしようよ♪

 

 

それぞれ、自分の推しの名前が一番だと一歩も引きません(笑)

 

 

 

たくさん候補を出してもらう

 

このまま「恐竜」と「新幹線」と「忍者」で争っていても先に進まないので、先生が助け船を出してくれました。

先生からの最初の案は、他にも候補の名前を出してもらうでした。

 

てことで、他にも候補をたくさん出していきます。

ここで3人とも納得するものが出てきたらよかったのですが、ここでもなかなか意見が合いません。

誰か1人が乗り気じゃなかったりで、またもや決まらず。。。

 

意外と、「みんなが納得するグループ名」って難しいんだなぁと感じました。

たくさん候補はでるのに3人の意見が一致せず、徐々に子どもたちもダレてきました。

 

 

頭文字をとる作戦

 

次に先生が「それぞれの好きなものの頭文字を組み合わせたチーム名はどうだろう」という提案をしました。

てことで、「恐竜」「新幹線」「忍者」の頭文字で「きしにグループ」はどうかなと先生が言ったところ、まさかの大ブーイング!

自分の好きな名前の1文字が入っているから納得してくれるのでは?!と思っていたのですが、先生からの提案はすぐに却下されてしまいました。

 

ブーイングの理由は「「きしに」という言葉なんかない」「意味が分からない」からだそう。。。

頭文字の順番を変えて「にしき」はどうなのかと提案してみるも、あまりなじみのない言葉なのか「にしき」も却下。

またしても、振出しに戻ってしまいました。

 

 

好きなもののテーマを絞り込む

 

頭文字作戦もだめだったって事で、再び名前の候補をあげてもらいます。

が!今度はテーマを絞り込みました。

「好きな食べ物」と「好きな遊び」について3人に聞いていきます。

 

テーマが絞られたことにより、3人の意識が「食べ物」と「遊び」に向かいます。

「アイス」「チョコ」「飴」「グミ」「かくれんぼ」「折り紙」などなど、好きな食べ物と遊びの名前をあげていきました。

しかし、ここでもなかなか意見が合いません。

 

 

あるきっかけでチーム名が決まる

 

ここまで意見が合わないとなると、誰かが妥協した方が早いんじゃないかという、本末転倒な考えもよぎってきたところに、ある一言が飛び出します。

 

お友達①
お友達①

今日のおやつってなんなん?

 

好きな食べ物をあげていくうちにお菓子の名前がいっぱい出てきたことから、今日のおやつについて話し始めました。

ここで、「みんなおやつ楽しみやもんなぁ」からの「おやつが好き」で「おやつチーム」という感じに、3人の意見が一致しグループの名前が決まりました。

 

 

グループの名前を決める取り組みを見て

 

なかなか意見が合わなかった時はどうなるかと思いましたが、無事にみんなが納得するグループ名が決まってよかったです。

少人数のグループだからこそできた取り組みなんかなぁと感じました。

大人数になればなるほど、皆が納得するように意見をまとめるのって難しいですもんね。

 

今回の取り組みは息子にとって、とても良い経験になりました。

どうやって決めていくかの経験は、きっとこの先にもつながっていくと思います。

自分だけの意見だけでなく、お友達と意見をすり合わせしながら落としどころを見つけていく経験って大切ですもん。

 

小学校になると、今回のようにお友達と話し合って決めていくことってたくさんあるはず。

難しいかもしれないけれど、自分の意見もお友達の意見も大切にして、なるべくみんなが納得できる答えをみつけていけたらいいなと思います。

(もちろん妥協しなくちゃいけない場面も出てくるだろうけど)

 

そして、先生方のフォローはさすがだなって思いました。

「もう〇〇でいいやん。」って事は絶対に言わないんですね。

押し付けることなく、子どもたち自身が考えていけるようにしっかりフォローしてくださるんですよ。

本当に本当にありがたいです。

 

今後もどんな取り組みをしていくのかとても楽しみです。

親子ともどもしっかり学んでいきたいです。

 

 

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コメント

  1. marimo より:

    確かに、小学校になったら話合って決める場が増えた!って思う~

    例えば
    ・クラスごとに出し物(ゲーム)を考える
    とか。
    クラスになると担任の先生がたぶんリードしてくれる。

    他には
    ・遠足で行きたいコースをグループで決める
    っていうのがあったみたい。
    娘に「どうやって決めたん?」って聞いたら
    自分の行きたいところをリーダーに伝えて、許可もらった。
    って言ってた。役割と権限をもう教えられているのか、って感心したのと、そうやってリーダーの意見を尊重する、自分が受容することも学んでるんや、と思ったよ^^

    • ウル より:

      marimoさん>コメントありがとうございます!

      やっぱり小学校になると話し合いの場って増えてきますよね。
      息子は話し合って何かを決める能力が低いうえに、経験値もあまりないので、こういった取り組みはとてもありがたかったです。
      小学校だと先生がリードしてくれるのなら安心です♪

      そして、班にまとめ役のリーダー!すでに役割がしっかりあるんですね。
      あぁ、でも私が子どもの時も、みんなで意見を出し合った後は、班長さんが意見をまとめて先生に報告していた気がします。
      社会にでも手必要な力ですし、息子にも学んでいってもらいたいなと思います(n*´ω`*n)

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