市内の公立幼稚園と公立小学校で学校開放週間が始まったので、就学予定の小学校の学校見学に行ってきました。
別件(書類関係)で用事があったため、学校にアポ取りしてからの見学です。
見学に行って改めて感じたことなどを書いていきます。
小学校に見学のアポ取り
支援級の判定が出たという連絡が改めて小学校の方からも来たので、その時に再度見学したい旨を伝えました。
ちょうどこの時期は学校開放が行われる時期なので、学校開放に合わせて日程を調整。
見学ついでに、支援級へ入級する同意書も提出することになりました。
小学校はアポ取りさえすればいつでも見学に来ていいよっていうスタイルではあるんですが、学校開放期間中の方が行きやすいかなぁと思ったんですね。
学校開放が行われているのは、もちろん学校のあるド平日なので、私1人で見学に行ってきました。
支援級(情緒)を見学
今回も、職員室に挨拶したあとに支援級に向かいました。
前に見学した時にいらっしゃった先生が辞めたときいていたので、その後どうなっているのかが気になっていたんですね。
就学前健診の時に、すでに新しい先生が赴任していると聞いていたので、どんな感じになっているのかなぁとドキドキしながら教室に向かいました。
教室のレイアウトが変わってた
案内された教室に入ると、前に来たときとガラッと教室のレイアウトが変わっていました。
前よりもかなりスッキリして整理整頓されているといった印象です。
前に見学した時は、個人の学習机ではなく大きな机にいろんなものが乗っている状態でした。
しかし、今は個人の学習机を3つほど合わせたスペースで学習していました。
1つは学習するスペースで、残り2つはものを置いているといった感じです。
生徒同士の机の間隔が空いていて、ゆったりとした配置。
密集が苦手な息子にはありがたいレイアウトだなーと感じました。
まぁ、この辺は在籍人数によって変わってくるかも?
子どもたちのテンションが高かった
今回、見学に行って驚いたのは、前回と子どもたちの様子がかなり違った事です。
なんといいますか、すごいハイテンション。
唐突に「眼鏡貸して!」と飛び掛かられたときはビックリしました。
他にも先生が名前をいう時に、イントネーションが違うと何度も先生に呼び直しを要求したり、先生に「明日までに〇〇と〇〇を作ってきて!絶対に!!」と無茶ぶりなお願いを何度もしたり、先生に抱き着きに行ったり、ふざけて噛みつこうとしたり。。。
特性からの行動だろうなぁと思いつつも、あまりの激しさに、来年度から息子はここで大丈夫なんだろうかという不安な気持ちも出てきました。
グイグイ近づかれるのが苦手な息子には、もしかしたら刺激が強すぎるかもしれません。
お世辞にも落ち着いて学習できる空間とは言い難い雰囲気でした。
おそらく、普段見ない大人が来たから(環境の変化)からの行動だったんかなぁって気もします。
学年によっては普通級の方が荒れていることもあったり、交流に行っても理解できず捨て授業状態になっているという話も聞くので、どうすればいいのかを考えてしまいます。。。
支援級に行ったからといって、必ずしも落ち着いて学習できる環境があるとはいえないのかもしれません。
どちらにせよ、始まってみないとわからないですし、支援級という居場所は必要だと思うので、様子を見ながら先生と調整していきたいところです。
先生が大変そうだった
見学に行った時間帯は、交流に行っている子もいたため教室に生徒は2人でした。
けれども、上に書いた様な状況でしたので、生徒2人に先生1人でもすごく大変そうでした。
学習の時間では、片方の子のところへ先生がフォローに行くと、もう片方の子が騒ぎ出す状態。
先生が離れると、「そっちに行かないで!ずっとここにいて!」と言い続ける子と、離席してしまう子の間を先生が行ったり来たり。
学年が違うから学習の内容も違うため、どうしてもこのような状況になってしまうようです。
たまに支援の先生が午前中だけ来てくれることもあるそうですが、かなり厳しい状態なんじゃないかと思ってしまいました。
ここに息子が増えて対応できるのかどうかっていう。。。
もしかしたら、息子が教室を飛び出して他の子に支援が回らないなんてパターンも考えられます。
どう考えても先生の負担が大きすぎる気がしました。
支援級の先生
肝心の支援級の先生ですが、とても一生懸命で素敵な先生でした!
例えば、学習の時なんですが、子どもが興味を持ちやすくするために、子どもの興味があるものを上手く絡めて学習するんですね。
九九のカードや漢字の木、実験に使う道具など、特定のキャラクターを用いていました。
好きなキャラクターとあって、子どもたちの食いつきはかなり良かったです。
先生は、「好きなキャラクターを使うとスッと入ったりする」と言われていました。
うちの息子も興味があるものが絡むと気持ちが乗りやすくなるので、とても素敵な取り組みだなぁと感じました。
授業を見学した後の大休憩に入ったときに、支援級の先生が声をかけてくれました。
息子の特性や心配要素などを伝えると、それに対してどうしていきたいかなどをお話してくれました。
息子の好きなものを聞かれたので「恐竜」と答えると、「恐竜描けるかなぁ。。。頑張ります!」と先生。
そこまで考えてくださる先生の気持ちがすごく嬉しかったです。
学校にお願いした事
今回は、教頭先生も途中で合流してくれたのでお話をしました。
先生方にお願いしたのは、「もし何かあれば些細なことでもいいので教えてくれるとありがたい」ということです。
学校で起こったトラブル、先生が感じた困り感、うまくいかなかったことなどなど。
知ることが出来れば、家でも対応策を考えることが出来るので教えてくれるとありがたいですとお話しました。
先生だけにお任せするのではなく、学校と家庭で情報を共有しつつ協力していけたら嬉しいと。
すると、「連絡帳、がんばって書きたいなって気持ちになりました!」と支援級の先生。
教頭先生も「もちろんそうしていきたい。」と答えてくださいました。
めちゃくちゃありがたいです(´;ω;`)
息子が軌道に乗るまでは、おそらくご迷惑をたくさんかけることになると予想されるので、学校と協力していける基盤を今からしっかり作っておきたいです。
給食とアレルギーの子の対応
あとは、保健室に行きアレルギーがある子の給食の対応についてのお話を聞いてきました。
(教頭先生に質問したら、すぐに保健室の先生を案内してくれた!)
今、学校に通っている子の中で、アレルギーの除去対応している子は誰もいないとの事。
(めっちゃ意外!)
アレルギーの子の給食については、基本は幼稚園と同じ。
卵を使っているメニューのものだけ、代わりのものを家庭で用意して持たせます。
打ち合わせした内容は、チェックをどうするか。
幼稚園ではどう対応しているのかを聞かれたので、今の流れを伝えたところ、担任の先生が決まってからどうするかを決めるという事になりました。
①1か月の献立成分表を頂く
②成分表をチェックし、学校に提出
③ノートに食べられるかどうかを記入
④先生がノートを確認して配膳を判断
この③のところを毎日ではなく、卵のある日だけにするかどうかを考えていく事になるのかな?
幼稚園と同じく、書類を書けば除去食対応が可能になります。
調理実習の時などは、事前に確認してくださるようです。
ついでに量の調節は可能か質問してみたら、量の調節は可能だと聞きました。
一安心です(;´∀`)
見学に行ってきて
2回目の見学ですが、行ってきて良かったです。
新しい先生とお話もできましたし、前回聞き忘れていたことも確認できました。
実際に入学しないとわからないことだらけではありますが、見学することにより見えてきたこともあるので、事前準備を出来る限りしておきたいです。
心配していたチャイムも、実は授業毎にならないということを教えてもらいました。
(夏祭りに行ったときは、たまたまチャイムが鳴る時間帯で鳴ったらしい)
てことは、時計を見て判断する機会が増えるので、アナログの時計の見方ももう少し慣れさせておかないとですね。。。
今のところの大きな心配要素は3つ。
・学習できる環境にもっていけるかどうか
・お友達との関わり
・給食
次は、1月の診察の時に医療機関からWISCの結果を頂くので、提出するためにまた学校に訪問する予定です。
入学が近づくにつれてドキドキしてきますが、今のうちに打てる手は打っておきたいと思います。
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