先日、心理士さんに息子の多動について相談してきました。
多動と言っても、衝動的な多動ではなくなんかそわそわしているようなタイプの多動です。
入学にあたり、小学校にどうお伝えすればいいかなどを聞いてきました。
息子の多動具合
息子の多動具合が特に気になりだしたのは、年中の2学期あたりから。
それまでは、衝動的に動き回る多動ではなかったことから、めちゃくちゃな困り感は感じていませんでした。
(どちらかというと、他の困り感の方に目が行っていた)
息子の多動はどんな感じかというと、姿勢が定まらなかったり、何か触っていないと落ち着かないというもの。
赤ちゃんの頃からタオルが好きで、1年ほど前まで園でもずっとタオルを持っていました。
顔をグシグシとタオルに擦りつけたりする行動をよくしていました。
タオルが終わったと思ったら、今度はズボンの中に手が入るようになってしまい、この行動にはめちゃくちゃ困りました。
皮膚科の薬を塗って保湿をしたことと、ズボンの中に手を入れるのは恥ずかしいと息子に伝えたことにより、思いのほかすんなりおさまってくれました。
しかし、これが終わったと思ったら、次は唇を触る行動になりました。
これは今も完全には直ってなくて、たまにやっている姿を見かけます。。。
現在、最もよく見る行動は、ハンカチを顎にドンドンと打ち付ける行動と、指の皮?を噛む行動です。
何かがおさまったら次の何かになってしまい、完全に落ち着くことがなくてエンドレス状態で困っています。
命に係わる多動ではないけれど、からかいの種になる多動行動。
どうしていけばいいのか、その都度先生とお話しながら対策をしているものの、終わりが見えません。
また、最近すごく多動が出ているなと感じるのはSSTでの様子。
すぐに立ち上がってしまい、落ち着きがありません。
(以前と比べると落ち着いてきてはいるけれど)
今回、息子の多動行動に対し、どうしていけばいいのか改めて相談することにしました。
先生に発表会のムービーを見てもらう
まずは先日の発表会の息子の様子を先生に見てもらうことにしました。
ちゃんと歌って楽器を鳴らしているものの、姿勢が崩れが目立ちます。
そんな息子の状態を見てもらいたかったんですね。
結果、やっぱり多動の一種だと言われました。
緊張を紛らわせようとしたり、手持ち無沙汰になると何か触りたくなっちゃうんだろうなと。
ただ、やることは分かっててちゃんと行動に移せていることと、何かやっている時は動きが止まっているから、これくらいはまぁ大丈夫な範囲だとの事でした。
「薬を飲んでなくてこれなら上等よ!」らしいです。
確かに言われてみれば、楽器を手に持っている時はフラフラする動きが止まっていました。
それに、思い返してみると本番よりも予行の方が多動行動が少なかったです。
この行動は、「貧乏ゆすり」や「髪をずっと触る」「ペンを分解する」のようなものだそう。
完全になくなることはないけれど、あまり目立たないようなものにしていけるといいねと言われました。
発表会のお話
SSTでの落ち着きのなさを相談
次に、SSTでの落ち着きのなさを相談しました。
楽しくなっちゃうと、お話の途中でも何度も立ちあがってしまうことや、姿勢が保てない事をお話ししました。
幼稚園ではあまり見られない弾けようなだけに、なぜここまで落ち着きがないんだと心配だったんですね。
おそらく、SSTでの落ち着きのなさについては、新鮮で楽しいからってのが原因じゃないか?という話になりました。
幼稚園では、毎日のことで見通しが立っているので落ち着いて行動できていると。
でも、SSTでは毎回お友達との楽しい遊びがあって、ワクワクして仕方ないんじゃないかなと。
なので、SSTでもそのうち落ち着いてくるんじゃないかな?と言われました。
先日の日記「聞く」と「待つ」の練習の話をしたところ、これはとてもいい経験を積むことが出来ていると言ってくださり、めちゃくちゃ安心したとともに嬉しかったです。
今は落ち着きがなくても、積み重ねていく事により今の経験が小学校に活かされていくからだそう。
今週もSSTに行ってきたのですが、回を増すごとに皆落ち着いてきています。
息子も座っていられる時間が段々と長くなってきています。
11月初めの頃からかなり変化してきました。
グループでの少人数での取り組みだからこそ、手厚くサポートして頂けるのがありがたいです。
こちらの事業所に通えて本当に良かった(´;ω;`)
SSTでのお話
小学校に伝えておくこと
これら息子の多動行動についても、小学校にあらかじめ伝えておく方がいいとアドバイスを頂きました。
息子の場合、頑張る力はあるけれど、場の空気に流されやすくもあるので、困り感と共に「どこまでのことなら出来るか」ってことを学校に伝えておくといいと教えてもらいました。
理由としては、前に校長先生も言っていたように「1年生は全くデータがない状態からスタートするから、先生も匙加減が難しい」という事。
どこまでなら出来るのかを知っていれば、先生もどこまでなら頑張らせて大丈夫なのかの判断がしやすくなるので助かるそうです。
なので、困り感だけでなく、どこまでなら出来るのかを知ってもらうことはとても大事なんですね。
学校側はとにかく情報が欲しい状態だそう。
WISCの結果が出てから、心理の先生からもどう伝えるのかいいか助言をくださるようなので、それから「困り感」「困り感に対する対処法」「今出来る事」などをサポートブックにまとめていこうと思います。
課題が多すぎてパンクしそうですが、心折れず頑張っていきたいです。
参加中
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