先日、就学予定の小学校へ見学に行ってきました。
見学してきたのは支援級。
息子がお世話になるであろう情緒級を見てきました。
小学校の連絡のふわふわ具合に不安になっていましたが、支援級の先生は良い感じの先生。
普通級との違いはありますが、息子には過ごしやすい環境かなと感じました。
支援級を見学して思ったことなどを書いていきます。
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小学校全体の雰囲気
就学予定の小学校は、実は私が通っていた小学校でもあります。
なので、薄っすらとですが学校のことは覚えています。
雰囲気が変わったなぁと思う部分はありましたが、どこか懐かしく感じました。
学校につくと、校長先生が出張だったらしく教頭先生が支援級まで案内してくれました。
特にこれといった、学校や息子に関する話はしなかったです(;´∀`)
場所案内と、支援級に向かう途中に2,3人ほど子どもたちとすれ違って挨拶をしたくらいですね。
支援級の場所は、突き当りの奥の方。
当たり前ですが、幼稚園と比べるとかなり広く感じました。
昔と比べると人数が減ったという事もあり、空き教室もあるようでした。
支援級の様子
向かったのは支援級の1つ「情緒級」
息子が通うのは、この「情緒級」になる可能性が濃厚です。
(以前の発達検査の結果からも知的クラスではないと思われる)
クラス
支援級の1クラスは最高で8人と決まっています。
そのため、9人になると2クラスに分かれます。
来年度、今のところは我が家だけの予定なので、このまま1クラスかなぁといった感じです。
学年の違う子たちとも一緒に過ごすことになりますが、人数が少ない分密度が低いので、息子はすごいしやすいだろうなと感じました。
子どもたちも落ち着いていていることから、この時は居場所として生きていると感じました。
(後日、裏側を知ってしまうわけですが。。。)
支援級の先生は講師として来ている先生。
ご年配の先生でとても穏やかでした。
取り組み
普通級との違いを大きく感じたのが授業の内容。
支援級では、主にドリルやプリントを学習していました。
学年が違う子が同じ空間で過ごしているので、授業をするとなると難しいことから、その子その子に合わせたドリルやプリントをするという事でした。
たとえば2年生の子の国語だと、はじめ5~10分くらいが「あいうえお」のカード並べ。
その後、ドリルを10~15分ほどします。
学習が終われば自由に遊んでいいよという流れでした。
ブロックやパズル、塗り絵、youtubeなど、時間を決めてやっているようです。
youtubeが一番人気なようでしたが、お友達と上手く交渉し、順番を決めるなどのやり取りをしていました。
普通級のように45分授業をするというのではなく、支援級は課題が終われば自由時間という大きな違いがありました。
そして、普通級と違い個々に合わせて学習を進めていきます。
やっぱり学校以外での学習面でのサポートは必要かもしれないですね。。。
交流について
ホームルーム、給食、音楽や道徳などの授業は交流で過ごす子が多いようです。
(国語と算数だけ支援級で他は交流級ってパターンが多い)
交流で苦しくなった場合は、授業の途中でも支援級に戻るということが出来るそうです。
音が苦手な子の話ですが、はじめの10分だけ頑張り、残りは支援級で過ごしたりをしていました。
(徐々に時間を長くしていけている様子)
交流だからと言って、絶対にこの1限は普通級で過ごしなさい!ってことはしないとの事。
こういった臨機応変な対応はとてもありがたいです(´;ω;`)
クラスに1人、ほとんど交流級で過ごしている子もいました。
年の半分の時間は、支援級で過ごさなくてはいけないと言われていますが、普通級へ移る準備なのでほとんど交流級で過ごす事を認めてもらっているようです。
なので、医療機関の心理士さんが言われてたように、その子その子で違うから、一概に支援級に入ったらずっと支援級ってわけではないようです。
(ただ、この件についても後日裏側を知ることとなる)
その他
支援級の先生に「息子君はどんなお子さんですか?」と聞かれたので、息子の特性を簡単にお伝えしました。
(「気持ちの切り替えが難しい」「こだわりが強い」「感覚過敏がある」など)
すると、クールダウンが必要なら落ち着ける場所でしてくれたらいいし、イヤーマフなどの支援グッズも必要なら言ってくだされば大丈夫ですと受け入れてくれました。
支援グッズについては、先生の方からも他の子たちに「必要なものなので使用している」説明すると言ってくださいました。
めちゃくちゃありがたいです。
支援級の見学に行って思った事
電話でやりとりをしていた時は、とても頼りないなぁと感じていました。
でも、見学に行き、支援級の先生とお話しすることで、小学校生活の基盤を整える環境としていいなと安心しました。
けれども、支援級の先生は、来年はいらっしゃらないようです。
なので、次に来る先生次第では変わる可能性もあります。
あと、ちょっと残念なのは普通級を全く見学できなかった事。
交流で行くかもしれないので少し見たかったですね。
(これも後日にあるあるな事だと知る)
何度か見学に行き、また様子を見てみたいと思います。
この見学に行った後日、偶然にも発達障害者育児の交流会にて、就学予定先の支援級に通うお母さんに会いました。
そこで、いろんな裏側を知り不安がまた出てきているところです。
その話については、また次回していきたいと思います。
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