【年中】「言葉が詰まる。どもる。」にリッカムプログラム

訓練

先日、第2回目の言語療法(ST)に出かけてきました。

時間が夕方だったという事もあり、訓練をやる前から愚図り気味の息子。

いろいろありながらも、言葉の詰まりやどもりによいと言われている「リッカムプログラム」についてお話を聞いてきました。

 

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リッカムプログラムをやっていく

 

リッカムプログラムについては、前回の記事でもチラッと言っています。

と、前回は毎日、表にどもり具合をチェックするとだけ聞いていました。

 

前回の訓練のお話

[clink url=”https://uru-hachiko.com/developmental-disorder/training/nenchu-st-first-stammering”]

 

今回は、もう少し具体的にお話を聞くことが出来ました。

じゃあ、どうやっていくのよってことなんですけど、「毎日15分、子どもと話し合う時間を作る」って事から始めます。

 

なんでもいいらしいんですが、わかりやすい方法として、絵本を用いた方法を教えてもらいました。

ここで、「絵本の読み聞かせするんかな?」と思ったんですけど、読み聞かせではなかったです。

絵本を開いて質問をしていくスタイルです。

 

療法士さんが持ち出してきたのは「はらぺこあおむし」の絵本。

文字は読まずに、絵をみて息子にクイズを出すんですね。

あおむしが食べたものをさし、「これはなにかなぁ?」と聞き、それに対して息子が答えていきます。

 

息子が答えると、療法士さんが息子の回答に対してのリアクションをします。

このリアクションがポイントです!

実は、質問に対して正解したかどうかは関係ないんですね。

詰まらず上手に言えたかどうかが重要なんです。

 

褒めるのは質問の答えに対してじゃなくて、スムーズに言えたかどうかに対してなんですね。

 

 

じゃあ、上手く言えなかったらどうすんの?って事なんですけど、詰まっちゃったりどもっちゃったりしても何も言う必要はありません。

訂正させたり、言い直しさせたりせず、リアクションをせずスルーします。

訂正や言い直しは、むしろしない!

 

絵本なんて興味ないわ!って子だったら、身近にあるもので質問ゲームでも良さそうですね。

 

 

褒めない方がいい回答例

 

言葉が詰まったりどもったりすると、スルーといいました。

褒めずにスルーするのは具体的にどんなときか例を出します。

 

はじめの音が伸びたり、繰り返されたりした場合はスルーって事ですね。

息子は、はじめの音を繰り返すパターンが最も多く「す、すいか!」という感じになってました。

とはいえ、何度も詰まる感じでもなく、落ち着いている時は言葉の詰まりはあまり出ていないです。

(意識してみたら、すらすら言えていることも多かった)

 

 

リッカムプログラムに取り組むの理想な時間帯

 

リッカムプラグラムですが、なるべく早い時間にすることが理想とされています。

なぜかというと、リッカムプログラムは、詰まっていない時間がどれだけ長くなっていくかをみるからです。

1日15分(レベル1)からスタートして、スムーズに言えることが多くなってきたなぁと思ったら時間を長くしていきます。(レベル2へステップアップ)

 

不思議な事に、リッカムプログラムに取り組んでいる時は意識するからか、言葉の詰まりはいつもよりも少ないです。

この、詰まりにくい時間を徐々に増やしていけたら「やったー!」です。

 

 

なので、寝る前にやっちゃうと、時間が増えているかどうかってわからない。。。

ってことで、なるべく早い時間に取り組むことが推奨されています。

 

とはいえ、朝はバタバタしてなかなか取り組めていません。

幼稚園から帰ってきて、一息ついてからのタイミングで取り組んでいます。

 

 

言語療法と息子

 

言語療法2回目ですが、実はあまりスムーズに入っていません。

息子の食いつき度があまり良くないんですね。

作業療法(OT)は大好きで喜んで行くのですが、言語療法(ST)は幼稚園じゃないからいいかといった感じです。

 

この日も、前回の部屋にお友達が入っていたことが気に入らなかったようで、いきなり「帰る!」と逆走。

別の部屋に入るまでが大変でした。(それでも別の部屋に入れたのは進歩)

 

しかし、部屋に入るも療法士さんの質問には答えたくないようでグニャグニャしていました。

「答えたくない」「わからない」を連発。たまに答えてくれるといった感じです。

 

今回は、前回の聞き取りの続きでした。

「桃太郎のお話ってどんなんだったか教えて」という、説明を求めるもの。

療法士さんのお話を聞いて、後から問題を出されて答えるというものをやりました。

 

【例題】

「Aちゃんは頭が痛くて病院に行きました。病院で熱を測ると熱が38度ありました。お医者さんはAちゃんに注射をしました。ちょっと痛かったので泣いてしまいました」

質問

・Aちゃんはなんで病院に行ったのですか

・Aちゃんが熱を測ると何度でしたか

・注射を打ったAちゃんはどうなりましたか

 

。。。と、こんな感じの問題です。そして、段々と問題のお話が長くなっていきます。

正直、最後の問題は、私も忘れてしまってわかりませんでした←

息子は例題の問題は答えることが出来ましたが、2問目は半分。3問目は放棄でした;

 

 

私も苦手な分野だった

 

「話を聞いて、後から出される問題に答える」というもの。

実は、私は大の苦手です。「ヒアリング」のテストなんか最悪でした。

 

テストだけでなく、プラーベートや、仕事でもかなり困っていました。

1回聞いただけでは飲み込めないので、メモを取ったりしながらなんとかやっていたんですね。

お客様からよく聞かれることや行動から考えられることをパターン化しておいて、自分の中でテンプレを準備していました。

 

もちろん、今でも言われたことをすぐに忘れてしまうので、どこかへ書き留めていないとすぐに忘れてしまいます。

文字にすれば読み込んで頭に入れることができるんですけどね。。。

自分の興味のあることに対しては記憶力抜群なんですが、興味があまりないものに対しては本当に覚えられません。

 

たぶん、私がブログなんかで文章にして頭を整理しやすいのは、これが原因なのかなぁって思ってます(;´ー`)

息子の特性に向き合うことで、自分も生きやすさのヒントをかなり得られているように感じます。

ありがたいです。

 

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3回目の言語療法に向けて

 

もしかして、息子が言語療法の時に愚図りやすいのは時間帯もあるかと思って、次回は午前中にとりました。

幼稚園は公欠にしてくれるので、幼稚園はお休みしていってきます。

 

今のところ、言語療法にあまりいい印象を抱いていない息子。

次回はどうなるのか心配ですが、何とか楽しめるように持って行きたいです。

 

あまり力を入れすぎず、ユルッとやっていきます。

 

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コメント

  1. marimo より:

    この読解、けっこう高度だよね(´;ω;`)
    娘は今公文で文章読んで後から質問に答えるのやってるけど、文章書いてても、何度読み返してもわからないことあるで(笑)
    それが耳だけやもんな^^;
    でも、会話をすること、言葉を増やすことは理にかなってるね♪私もあえて言われなかったら15分連続で話すことってないから、意識してみようかな~~~

    • ウル より:

      marimoさん>コメントありがとうございます!

      読解って難しいですよね。
      文章に書いてても、読み返してもわからないっていうのもわかる(笑)
      私の子どもの時がそれでした。たぶん、高校くらいまでは国語のテストは壊滅的でしたもん。

      で、耳だけになると本当に理解できなくって(これは今でも)
      一部分は覚えてても、ところどころ抜けて覚えられてないってよくありました。
      メモ必須です;

      それから、15分話す時間を作るなんですけど、ほんと会話を楽しむ感覚でやっちゃってください(笑)
      我が家の場合は、吃音具合を見るためにチェックをしているんですけど、意識してみると「今言えてるなー」とか「こういうとき出やすいのかも」っていうのを感じることが出来てますよー♪

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