先日、息子の園で園外保育がありました。
内容はミカン狩りと公園遊びです。
前回の遠足同様、息子の地雷が多く心配していました。
前回よりもハードなものになるので、出席できるかどうかっていう心配ですね。
どうなるかと思っていた園外保育でしたが、息子が「行きたい!」という気持ちになったので出席しました!
今回も楽しんできてくれたようでホッとしています。
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園外保育の内容に心配
実は、今回の園外保育には出席できるとは思っていませんでした。
なぜかっていうと、息子の地雷だらけで厳しいと思っていたからですね。
今回も、園外保育の内容を担任の先生から事前に教えて頂けました。
内容は下記のとおりです。
・ 観光バスに乗って農園へ向かう
・ 坂道を登ってミカン畑へ行き、ミカン狩りをする
・ 再びバスに乗り大きな公園へ向かう
・ 駐車場から公園まで歩き、お弁当を食べた後に遊ぶ
・ 公園から駐車場へ戻り帰る
至って普通の内容に見えますが、息子の苦手要素が多かったです。
バス移動は、前回の遠足と同じ感じだったのですんなり受け入れてくれたものの、そのほかの未知の体験には身構えていました。
まず、山道を歩かなくてはいけないという事、そもそも果物が嫌いなので、ミカンに興味がない事、ミカン畑なんで草も多く虫が現れるという事、公園では先生が常に息子につくわけにはいかないという事。。。
などなど、内容を聞いてちょっと厳しいかなって思っていました。
歩く距離がかなりあると聞いていたので、途中で歩けないと言い出さないかって事が一番心配でしたね。
先生から聞いた内容を息子に伝えるも、息子はずっと「行きたくない!」と言い続けていたので、最悪欠席かなぁと思っていたのですが、2日前になって急に「行きたい!」と言い出しました。
園外保育に行こうという気持ちに変わったきっかけ
息子が園外保育に行く気になったきっかけは「写真販売」でした。
ちょうど、運動会と遠足の写真販売が行われており、息子と写真を見ていたんですね。
息子は写真販売を見るのが好き。(「あの時のやつ!」とか「格好いいポーズが出来た!」だとかいろいろ説明してくれる)
なので、一緒に見ている時に、「園外保育行ったら、その時もまた写真撮ってくれるんちゃう?」と言ってみたところ、「園外保育行く!」と急に行く気になりました。
あれだけ歩きたくないと言ってたのに、「強い足やから歩ける!先生と手をつないで歩く!」とやる気スイッチが入るっていう(笑)
きっと行く目的が出来たからですね。。。
事前準備をして園外保育に臨む
息子が行く気になってくれたぞ!ってことで、事前準備をしっかりしていきます。
せっかく行くからには楽しめるようにしたいですからね。
ってことで、前回の遠足の時と同様、不安なことに対しての話し合いをしました。
前回の遠足の時の事はこちら
一番の心配であった「歩く」はやる気スイッチでなんとかなりそうとは思いましたが念のため、前日の夕飯は息子の好きメニューにしました。
強くなるためにお肉を食べる!早くなるために野菜を食べる!と言う事が多いので、それを使います←
「明日歩くためにパワーアップや―!」と言いながら出すと、ノリノリで食べれくれました(笑)
今回新たに心配なのは2点ですね。
・ ミカン狩りをやりたくない
・ 公園で先生が付きっきりが難しい
ミカン狩りをやりたくない
息子は果物が嫌いです。ジュースも飲みません。
ゼリーや飴、ラムネなんかも苦手で食べないですね。
「ミカンを触りたくない」と言ってたので、ミカン狩りは厳しいなぁと思っていました。
先生の話によると、アスファルトの通路があって脇にミカン畑が広がっている状態との事。
とりあえず、ミカン畑まできてくれたら大丈夫と言ってくださったので、息子に「どうしても嫌やったらミカン狩りはしなくてもいいけど、ミカンをとってるみんなを応援するのはどう?」と聞いてみました。
すると、「そうする!」と、ミカン畑までは行ってくれることを了承してくれました。
公園で先生が付きっきりが難しい
小規模園という事もあり、先生の数がギリギリです。
今回の園外保育では、教育実習の先生も数名ついてくれるとはいえ、息子に先生がずっと付きっきりというわけにはいきません。
なので、息子には事前に先生がずっと付くことは出来ないことを伝えました。
先生からは下記の2点聞いていました。
・ 領域外に出ないように見張っている先生と、徘徊している先生という配置
・ ずっと付きっきりは無理ではあるけれど、目の届く範囲では見守っているし、何かあったら駆け付けられるようにしている
前日の降園の引き渡しの時には、先生からも「先生は近くにいるから、助けてほしいときは呼んで大丈夫だよ。」と息子に伝えられました。
プライベートでも何度か行った公園ってこともあり、なんとか受け入れてくれました。
園外保育に参加した結果
当日、朝は集合時間がいつもより早めに設定されていたということもあり、玄関に人がごった返していました。
そのため、なかなか教室に向かうことが出来ず、玄関の外で息子が落ち着くのを焦らず待ちました。
(今までの経験上、無理やり連れていくと後に響くので;)
ギリギリの時間になり、人が少なくなったところで園長先生登場。
「みんなお昼に食べるお菓子を準備しているよー。息子君も準備しに行く?」と声をかけてくださり、やっと教室に向かうことが出来ました。
なんとかご機嫌のまま送り出すことが出来て一安心!
とはいえ、前回よりもハードルが上がっているので心配はありました。
そんなこんなしているとすぐに降園の時間になったのでお迎えに行ったわけですが。。。
バスから降りてきた息子、超笑顔!ミカンの入った袋を片手に帰ってきてくれました!!
さらに、なぜか皆ドングリとかなのに、息子だけ小枝の切れ端ばっかり持ってきてました(笑)
引き渡しの時に、先生からお話を聞いたのですが、息子めっちゃ頑張ってくれてました。
今回もノー抱っこ!先生と手をつないでずっと歩いてくれたそうです。
で、あれだけ嫌がっていたミカンも2つだけ取ったんですよ。
公園遊びでも、お友達と一緒に遊べたようです。
ただ、お弁当の時は日差しがきつかったからか、その時にちょっと荒れたようですね。(光に過敏)
それと、持ち物でちょっと混乱があり、そこでもグニャグニャなっちゃったそうな;
先生、すいません。。。
とはいえ、息子自身が楽しんできてくれたことがとても嬉しいです。
息子なりに頑張っていた事と、園外保育を楽しんでいた事を先生からも聞けたことが嬉しかったです。
園外保育に出席出来て良かった!楽しんでくれた良かった!の一言に尽きます。
園外保育後に少し変化?
園外保育に出席出来て良かったと思えたことがもう1つありました。
ほんと微妙になんですが、お友達との関りが少しだけ前進したのかもしれません。
前までは一斉に玄関に向かい降園するパターンのときは泣いているor副担任の先生に抱っこされていることが多かった息子ですが、最近になって普通にみんなと引き渡しの順番を待つことが出来ているんですよ。
今日は、皆と座って、何やらニコニコ会話しながら待っていました。
その後の園庭開放も、お友達と普通に遊んでいるんですよ。
いつもは「母ちゃんも一緒にやってよー!」とべったりなんですが、私を巻き込まずお友達数人と警察ごっこをして遊んでいるんですよ。
今までなかったことだけにめっちゃ嬉しくなりました。
おそらく、先日の園外保育の公園遊びで、お友達といい感じに遊べたのがきっかけになったんだと思います。
まだまだ課題は多くって、想定外が起こってしまうとダメなのは同じなんですけどね。
でも、ちょっと一歩踏み出したんじゃないか?って感じがしました。
ほんと、少しずつでも関わり方を学んでいってくれたらいいな。
お友達との関りについては、また後日改めて書いていこうと思います。
それにしても、本当に園外保育に出席出来て楽しんでくれてよかったー!
参加中
コメント
こんにちはー!
息子くん、頑張りましたね!凄い進歩じゃないですか~。
そうやってひとつずつ経験してクリアしていくにつれて自信に繋がったり
これは平気って思えるようになるのかも知れないですね。
yukiさん>コメントありがとうございます!
行きたくないとずっと言っていたのに、行こうって気持ちになってくれたことが嬉しかったです!
そして、楽しんできてくれて本当に良かったって思いました。
運動会から少しいい流れになってまして、今になってやっと「自分でやりたい!」って気持ちが出てきてくれているんです。
身の回りのことや友達関係など、少しずつ経験を積んで自信をつけてくれるといいな♪
スモールステップが少しずつ実を結んできたのかもしれないです。
息子さん、楽しめたみたいでよかったですね!
私まで嬉しくなっちゃいました。
やっぱり行く場所に自分なりの目的があると
不安なことがあっても頑張れますよね。
日差しや光に敏感な息子さんの気持ちよくわかります。
私はアメリカでギフテッドと診断されました。
ギフテッドにも感覚過敏を持つ人がいるようで、
私もいくつか感覚過敏があります。
特に光に対して強く出ていて、
白い光、太陽光、彩度の強いものが苦手です。
目の奥がぎゅーっと潰されるような感覚で、
頭の中がぐらぐらしてしまいます。
なので家の電気はオレンジ色の淡いもの、
壁紙もパステル系の色やベージュ、
外ではサングラスを使用することもあります。
もしかしたら息子さんも同じ感覚かもしれないですね…
何か参考になればと長文を書いてしまいました。
これからも息子とウルさんのこと応援しています。
栞さん> コメントありがとうございます!
前は揚げ物復活の技を教えて頂き助かりました。
揚げ物ブームは落ち着きましたが、その後も温めなおしの時などに活躍しております(笑)
今回、息子が園外保育を楽しむことが出来て本当に良かったです。
先生方の協力もあり、事前準備をしっかり出来たことと、息子自身がいく目的を見つけられたことが大きかったんだと思います。
苦手な事もあるなか、頑張ってくれたことが嬉しかったです。
そして、栞さんも感覚過敏があるのですね。特に光に過敏との事。。。
言われてみれば、息子も白い光、太陽光、再度の強いものは苦手ですね。
特に太陽光は一番苦手で、2歳くらいの時は吸血鬼かってくらい眩しいとパニックになることがありました。
今は前ほどパニックになったりはしないのですが、嫌だ!っていって怒りながら目を隠したりしています。
朝一番の太陽や、車に乗っている時に入ってくる光はかなり苦手ですね。
なので、徐々に目を慣らしてでないと部屋を明るくは出来ません;
もしかしたら、私が思っている以上に息子はしんどいのかもしれないと気づかされました。
少しでも回避するために、幼稚園では無理でも、お出かけの時のために息子用のサングラスがあってもいなぁと栞さんのコメントから感じました。
息子が使えそうであれば購入してみます!
あたたかいお言葉ありがとうございます。
ウルさん、お忙しい中お返事ありがとうございます。
少しでも参考になれたのならとても嬉しいです。
サングラス、息子さんにに合うといいですね。
車の光や朝日!よくわかります。
すっと目に突き刺さる感じがするんです。
五感が刺激され過ぎるというか、
強すぎる!ってなっちゃうんですよね…
基本的に感覚が敏感なのでちょっとした刺激でも
ぐわっと襲いかかってくるように感じます。
少しずつ息子さんにとっての
お守り的なアイテムが増えていくといいですね。
栞さん> こちらこそありがとうござます!
息子の感覚過敏がどう影響しているのかっていうのが、実際に想像しにくいところがあるので助かっています。
車の光や朝日は刺激ってやはり強いのですね。
昨日もバスに乗ったときに、光が結構差し込みまして、タオルでカーテンのように日差しを遮って過ごしていました。
そして、光による刺激で襲ってくるように感じるから、パニックに繋がっていたんだなと納得しました。
2歳くらいの時の車に乗っていた時の光のパニックが本当に凄まじかったんです。
あの頃、もっと知識があれば息子のしんどさを理解してあげられたのにな。。。
補助アイテムで、息子の刺激による負担が少しでも軽くなると嬉しいです。
息子と一緒にサングラスを選ぼうと思います♪
補助アイテムで刺激による負担を軽くできるのなら、