先日、息子の診察の日でした。
去年と同じく、学年が上がる前というタイミングです。
今回は、息子の「怒りの表現」などについてお話していきます。
診察前に少し不安定に
この日、診察時間より少し早い目についたので、キッズスペースで待っていました。
もうすぐ診察の時間が始まるので、息子におもちゃを片付けるように促すも、珍しく「まだ遊びたいのにー!」と怒り出しました。
最近は、スムーズに切り替えが出来ていただけに油断してましたよね←
診察開始予定時間5分前だったので、「あと3分だけ!」を発動し、なんとか移動することが出来ました。
(ギリギリ間に合った!)
だけど今度は、診察開始時間になっても先生が現れないという。。。
また息子は怒るか?!とドキドキしたんですが、「なんでやろー?」とここは穏やかにやり過ごせました。
実はこの日、朝一の診察ということもあり、家を早く出なくてはいけませんでした。
そのため、朝家を出る時点で少し荒れてました。
まだ家で遊びたいのに家を出なくてはいけないという混乱からのプチパニックみたいなもんですね。
プチパニックを起こしながらも立て直しが出来るようになったのはすごい進歩だと感じる一方で、精神的にも肉体的にも私のゲージが削られるのでグッタリしてしまいます(ヽ”ω`)
荒れる→立て直す→荒れる。。。をこの日は繰り返しました。
診察中の息子の様子
診察前にひと荒れしたものの、先生が現れたら機嫌をコロッと直し入室しました。
先生と少しお話した後は、前回の診察の時に遊んだ「仮面ライダードライブ」の人形でご機嫌に遊んでいました。
「早く帰ろう」ということもなく、思いのほか平和に過ごせました。
ただ、やっぱり先生とのお話し中にときどき割って入ってきますね。
気になったことを今知りたい!で待てないです。
この辺、小学校になったらを思うと不安ですね。
診察で先生とお話しした事
今回、先生とお話したのは主に2点です。
1つ目は「息子の怒りの表現について」
2つ目は「就学指導にむけて」
息子の怒りの表現について
まずお話したのは、息子の暴言についてです。
前回のOTの時に大荒れし、暴言を吐いたんですね。
前回のOTのお話
「先生なんか嫌い!」「あっち行って!」「二度と一緒に遊ばん!!」などなど。
この手の暴言は家でもあり、怒ったときに「お前!」やの「大っ嫌い!あっち行け!」など言います。
一時期のことを比べるとかなりマイルドにはなってますけどね。
(一時期は「別の優しい母ちゃんが良かった」「母ちゃんが怪我して病院行けばいいのに」って言ってた)
その度に、「そんなこと言われたら悲しい」って事を話し合ってました。
話し合った直後なんかは効力があるのですが、それでも頭に血が上っている状態の時は暴言が酷かったです。
主人に対しては特にひどかったように思います。
ST(言語訓練)を受けてから、言葉での説明が上手くなり、暴言もマイルドになってきていました。
さてさて、この暴言ですが、先生の話によると息子なりの意味があるようです。
息子の場合、怒ったときは「自分の中にある、ありとあらゆる悪い言葉を吐き出すことにより怒りを表現しているんではないか」って事でした。
(言われてみればその通りだと気づく)
「悪い言葉」って言うのは、「他人が聞いたら嫌だと感じる言葉」ってことですね。
息子の幼稚園で教えてもらった「チクチク言葉」というものです。
「お前」や「あっち行け!」と言われると。「お前なんて言わないよ!」と言い返したくなるんですが、過剰に反応したらダメです。
なぜかと言うと、さらに炎上したり、反応したら怒りが伝わったと感じてしまうからだそう。
なので、家では暴言に対して極力スルーし反応しないようにします。
え?スルーしちゃうの?と思われるかもですが、後でしっかりとフォローはしなければいけません。
子どもが落ち着いたときに、「さっきは〇〇って言えばよかったね」と気持ちを適切な言葉で代弁するという事です。
「子どもが悪い言葉で怒りを表現」→「過剰に反応せずにスルー」→「落ち着いてから気持ちを代弁」を繰り返します。
前に受けたトリプルPの講座でも、「子どもの悪い言葉には反応せずに、子どもの良い言葉に反応していく」っていってましたね(;´∀`)
トリプルPでのお話
就学に向けてのお話
年長になるので、就学に向けてのお話がありました。
が!ちょいと事情が少し変わりました。
夏休みくらいにWISCを受けるとなっていたのですが、息子はとりあえず保健センターでK式を受けたらいいよってことになりました。
正直言いますと、受けたかったです。WISC。
息子の凸凹具合を把握したいじゃないけれど、どんな感じなのかなって知りたかったんですよ。
(保健センターで何度かK式は受けているけれど、結果を詳しく教えてもらえないから)
なぜWISCじゃなくてK式なの?って事ですが、息子の場合はWISCの結果は焦点にならないからだそう。
先生曰く「この子は力のある子だから」らしいです。
(この言葉、発達相談員さんにも、医大の先生にも言われている)
ずーっと前に、保健センターで「知的なもので引っ掛かることは今後もないとは思う。」「ただ、この子には手帳を取れないけれど辛さをあることは分かっておいてあげてほしい。」と言われました。
たぶん。。。いや、間違いなくだけど、息子の生きづらさは情緒的なものが大きいんだと思います。
「こだわりの強さ」や「気持ちの切り替えが苦手」などから、集団生活に馴染みにくいということは身に沁みて理解していますもん。
なんで、これから「情緒級」に入るかどうかがの話し合いになっていくだろうと言われました。
普通級だとお勉強に加え、息子のフォローを担任の先生1人でっていうのはかなり厳しいですからね。。。
とりあえず、保健センターとは4月中に息子抜きで話し合いをする予定がすでに入っています。
もし、小学校側がWISCの結果が欲しいとなれば受けることになりますが、小学校側が必要ないというのならK式だけになります。
結果が毎回本当に気になる(´;ω;`)
余談:OTでのこと
前回、荒れに荒れたOTでしたが、診察の後のOTは無事に何事もなく過ごせました。
「行きたくない」とまで言うのは初めてだったので、療法士さんも私も心配していたのですが、私たちの心配をよそに息子は何事もなかったかのように訓練に取り組んでいました。
やっぱり、荒れはするけど立ち直りは以前より早くなっているって感じですね。
診察を終えて
先生も言われてましたが、この1年での息子の成長具合はすごかったです。
表情がよくなり、前向きに頑張れることが多くなり、言葉での説明が上手になってきました。
ただ、やっぱり課題はたくさんあります。
ご飯を食べさせてもらいたがるなどの自立面での遅れが目立ちます。
この辺をどうかしていけたらいいな(ヽ”ω`)
小学校まであと1年。
いろいろあるだろうけど、頑張っていきます。
参加中
コメント
私もウルちゃんの記事読んでたおかげで息子が騒いでいる時は待つ!が出来るようになったなー。これは本当に回数重ねて自分に分からせないとつい、ムキッて今すぐ話を聞かせたい!ってなるよね。
でも、息子を見てても泣くのに必死、怒るのに必死で話なんて入らないのがめちゃ分かる!
小学校入る前に検査する種類もいろいろあるんだね。
その違いを踏まえて進んでるウルちゃんも、勉強してて本当に偉いね!通ってる場所も何ヶ所かあるし、頭こんがらがるよね。いつもお疲れ様です😊
ノンさん>コメントありがとうございます!
私も先生方の教えがなければ、今すぐ話を聞かせてたと思います。
「お前」ってなんじゃー!って怒ってたかなと(笑)
「お前」というのは悪い言葉ってことを本人も理解しているからか普段は全く出ないのに、怒ったときは必ず出るんですよね。
だから、先生の「自分の中にある悪い言葉を総動員させて怒りを表現させている」という言葉がストンと落ちました。
確かにそうだわと。。。
頭に血が上っている時は、お互いまともに話し合いが出来ないので、落ち着いてから話し合うようにしてから、まともに話し合っていけるようになりました。
ほんと待つって大事です(;´∀`)
そして、発達検査ですが、今までK式ばかりだったので、詳しく数値に出るWISCを受けたかったというのが本音です。
発達相談所では結果を詳しく教えてくれないっていうのもあるんで。。。
でも、焦点がそこじゃないのならまぁいいかって思えるようになってきました。
いろんなところにお世話になっているけれど、段々と点と点が線に繋がるといいますか、混乱よりもスッキリした!って事の方が多いかもです。
たぶん、医療機関などいろんな環境に恵まれているからだと思います。
お世話になっている方々には感謝感謝です。