先日の発達障害育児をしている方の交流会でのお話の中で、普通級と支援級についても話し合いました。
就学についてまず考えてしまうのは、「支援級にするのか普通級でも大丈夫なのか」かもしれません。
我が家ももちろん悩みました。
そして、息子の特性などから考えて支援級(情緒)を選択したいと考えています。
しかし、交流会での話や、勉強会での話を聞いていると、選択肢は限られているんではないかとも感じます。
今ある状況の中で、どうしていくのがベストなのか悩みが尽きないです。
今回、我が家が支援級を選ぶのがベストだと思った理由をお話していきます。
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支援級に通いたいと思った理由
息子の特性から、普通級で過ごすのは難しいだろうと思ったからですね。
・切り替えの苦手さから、皆と一緒に行動するのが難しい
・人数が多くなるので感覚過敏によるしんどさを感じやすい
・担任の先生1人では負担が大きすぎると予想
マイペースさとこだわりの強さ、癇癪の激しさなどを考えると普通級で過ごすのは難しいと考えました。
以前、交流会で「小学1年生が大事!」とも聞いていたので、はじめは支援級で基盤を整えるほうがいいという判断です。
なので、「医療機関」「保健センター」「幼稚園」「就学予定の小学校」すべてに「支援級で考えている」とすでに伝えています。
すでに伝えている理由は、「支援級で考えている」と伝えていると支援級判定が出やすいからですね。
息子は1:1の対応は出来るので、発達検査では数値が出やすいようです。
しかし、集団になると一気に指示が入らなくなることから、検査だけの数値で判断されてしまってはどうしようと不安でした。
普通級の判定が出てしまうと支援級には行けないです。
だから、なるべく支援級の判定が出てほしいっていうのが正直な気持ちです(;´∀`)
支援級から普通級に行くのは難しいのか
1年生はとりあえず支援級から始めるとして、支援級から普通級へ移るのは難しいのかというお話。
これは、聞く人によってバラバラでした。
人によるけれど、支援級から普通級へ行く子もいるよ。
情緒が落ち着いて普通級へ行っても学力の遅れなどから授業に付いていけなくて支援級に戻るはあるある。
中学校進学を目途に退級(支援級から普通級に移る)のケースはよくあります。就学指導をやりなおすのは3年おきのスパンがいいかと。
交流の時間を増やすのさえ難しかった。
診断ついているからかもしれんけど、問答無用で支援級って感じだった。就学指導の最終的な結果って保護者って聞いてたのに。。。
と、いろんなところで話を聞いて思ったのはー
・支援級から普通級へ行く事は可能!
・情緒が落ち着いたとしても学力の遅れから授業に付いていけず、しんどくなる場合がある。
・しんどくなっても就学指導をやり直さなければいけないので、すぐに支援級に戻ることは出来ない。
・学校によっては支援級から普通級へ行くのは難しい。学校によってのふり幅が大きい。
教育委員会さんの話を聞くに、情緒級の場合は退級といって支援級から普通級へ移るケースはちょくちょくある様子。
しかし、保健センターの先生の話から、退級には情緒の安定だけでなく学力もそれなりに必要ってことがわかります。
移るにしても戻るにしても、就学指導をやり直さなくてはいけないので、すぐには移動できず4月からの区切りになってしまいます。
しかも、学校によって対応はかなり違うっぽい感じ。。。
そう考えるとですね、支援級から普通級へ行くって結構ハードルが高いと思うんですよ。
あまり現実的ではないのかなという気がしました。
(親の強い気持ちがあれば可能?)
普通級で加配をつけることは可能なのか
もし普通級で過ごせるのかと考えた場合、気になるのは普通級での加配は可能なのかということです。
加配については、普通級はおろか支援級ですら難しいようです。
どこの学校も加配をつけたいと引っ張りだこ状態なんだと。
だから、1:1でつく事は不可能だとキッパリ言われました。
加配が付くとしても、支援級に+1というような感じの付き方です。
交流会で会ったママさんに、就学予定の学校は支援に積極的でなく、加配ががっぽり抜かれたりしていると聞いたからってのもありますが、教育委員会さんが面談に来たときにしっかりと困り感を伝えておこうと思いました。
支援級に+1でもいいから低学年だけでも加配をつけてほしいです←
通級には通えるの?
息子の場合、知的な遅れがなく情緒的な遅れがあるということで、選択肢は「普通級」か「支援級」の2択でした。
「支援学校」は息子には当てはまらないと「医療機関」「保健センター」に言われています。
(息子レベルで支援学校に来られたら支援学校がパンクするらしい)
そこで、よく聞く「通級」についての話です。
通級は支援級に入っていると受けられません。
普通級に通う場合は、通級に通うことが出来ます。
しかしこの通級、息子の学校には設置されていません。(和歌山市内で7つしかない)
通うとすれば、校区外の学校に放課後に通うことになります。
さらには、通級も必要としている人が多すぎて、受け入れが追い付いてない状態です。
なので、待ちがある状態です。
1年生の4月から通おうと思って通えるもんじゃないらしいです。
これからもっと増えて行く予定なんですが、現状は7つです。申し訳ないです。
加配にしろ通級にしろ、全く人が足りていない状況です。
年々増やしていっているとのことですが、まだまだ厳しいですね。。。
通級事情を考えると、完全に普通級は無理だという気持ちになりました。
交流会と勉強会で話を聞いて改めて思うこと
先週、先々週と交流会と勉強会でお話を聞いて思いました。
うちの場合は支援級一択だなと。
地域によっては加配をつけて普通級で過ごしているって話や、通級に通いながら普通級ですごすって話を聞くんですが、我が家の場合は加配をつけるのは支援級ですら難しい&通級も校区外で待ちもある状態なので現実的ではありません。
というか、普通級で過ごすビジョンが全く思い浮かばないんです。。。
それなら、支援級で堅実にいった方が絶対に良いと思うんですね。
孤島だけれども。
(むしろ、息子的には孤島の方が喜びそうな気もする)
「学校側が積極的でない場合は、保護者が就学指導の時に教育委員会さんに訴えるのが一番」と心理の先生に聞いたので、教育委員会さんが面談に来られた時に、加配の必要性を伝えるつもりです。
支援級で加配の先生がついてもらえるように頑張っていきます。
また、後日の記事にて交流会で聞いた「普通級はすでにいっぱいいっぱい」と「学校によるふり幅」の話をしたいと思います。
もう少し就学関連の話題が続きます。
お付き合いいただければ幸いです。
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