【就学での悩み】学校によっての違いは人手不足が原因?

就学

交流会と勉強会に参加して、「学校によって違う」の話題が出ました。

実際、地域によっての違いが多かれ少なかれあるかと思います。

今回、学校によっての違いは人手不足と関係しているって話をしていきます。

 

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交流会で出た学校によっての違いの話

 

就学について、思う事はいろいろあります。

今回の交流会では「学校によってこれだけ違うのは困る」という話になりました。

 

リアルだけでなく、ネットでも「校長先生によって変わってくる」「他の学校と受け入れ体制が違う」という話を聞きます。

実際、校長先生によって学校のカラーは出やすいようです。

交流会で会った就学予定の学校に通っているママさんも言っていたのですが、他の学校では当たり前にされていることがされていないって事もあるようで、学校によってのかなりふり幅が大きいようです。

 

支援に力を入れている学校もあれば、支援級が孤島と化しているところもあります。

また、通級が学校に設置されているところもあれば、我が家のように校区外まで行かなくちゃいけないところもあります。

ちなみに、支援に力を入れている学校だと、放課後に先生が勉強を教えてくれるところもあるようです。

(通級と違い、学校が善意でやっているものなので支援級の子も受けることが出来る)

 

この学校によっての違いですが、保護者側からすると複雑なところ。

だって、住むところで通う学校が決まっているので、学校を選択する余地がないわけですよ。

(お受験の学校などに行く場合は別ですが)

 

他の学校の評判が良かったとしても、住んでいるところの校区の学校に通うのが原則なんですね。

だから、言い方あれですが、当たり外れがこんなにあるのはどうなんだろうってなってきます。

 

 

学校によっては、診断済みの子は問答無用で支援級?!

 

とある学校の話です。

就学指導のアポを取るために連絡をしたところ、学校側からどこか医療機関に通っているかを聞かれました。

その時に、診断が出ていることを先生に伝えたそうです。

 

すると、学校側から出た言葉は

学校側

そうなんですね。それじゃ支援級の見学ですね。

 

と、問答無用で支援級の見学とされてしまったようです。

普通級も視野に入れているので普通級も見たいと思っていたのに、勝手に支援級と決められてしまったと。。。

 

その方の話によると、就学予定の学校は診断済みの子は支援級に入れておきたいらしく、結構な勢いで支援級を推してくるそうです。

別の方も、診断済みというと「支援級の見学ですね。」と勝手に判断されたと言っていました。

 

我が家の場合、アポを取る時点で支援級と考えていたため、こちらから支援級を見学をしたいと言っちゃってたので気づいてなかったことですが、診断済みの場合、学校によっては問答無用で「支援級の見学」と決められてしまうところもあるようです。

普通級も見学したい場合は、普通級も見学したい旨を伝えておくことをお勧めします。

 

 

学習のフォロー

 

学習のフォローも学校によって違いがあります。

通級が設置されているところもあるのですが、通級が設置されていない学校の場合は放課後に校区外の学校へ通うことになります。

校区外まで通うのも大変だなぁと感じるのですが、それ以前に定員がパンパンで通うに通えない子もいると聞きます。

(教育委員会さんの話によると、小学1年生の4月からはほぼ無理で、空きが出て優先度の高い順から受けられるとの事)

 

しかし、学校によってはフォローアップ授業(補充学習)を行うところもあるそうです。

ただ、学校の善意によるものなので、すべての学校で行われているものではありません。

そのため、学習のフォローを外部の塾やデイで行うという方も少なくはありません。

就学予定のところでは、フォローアップ授業の話題は全く出なかったのでないのでしょうね(ヽ”ω`)

 

メンターさん

本来ならデイじゃなく学校に頑張ってほしい所ではあるんだけどね。学校もそこまで手が回らないんだろうね。

 

ちなみに、和歌山市の場合は、学童は支援級に通っていても利用することが可能です。

就学予定の学校の場合は、必ず就労証明書が必要になります。

 

 

診断済みと未診断

 

上に挙げた問題の根本的な理由は、人手不足にあるんじゃないかなぁという話になりました。

前回のお話であった加配の話もそうですね。

どこの学校も必要としているけれど、取り合い状態になり加配をつけるのが難しくなっています。

 

 

交流会で「問答無用で支援級の見学と決められた」というママさんも、人手不足が原因なんじゃないかと言われてました。

普通級も手が回らなくて大変だからだろうなと。

 

・グレーゾーンの場合、就学指導をしていない事もあるので、困り感を抱えていても普通級に在籍している

・グレーゾーン(傾向はあるけれど未診断)の子の対応で担任の先生の負担が大きい

 

だから、診断済みの子は支援級に行ってほしいという流れなんではないか?というお話でした。

これに対し、「逆やろ!」という声が上がりました。

 

ママA

診断受けて、療育や訓練して頑張っている方が普通級に行きにくいっておかしくない?

ママB

診断を受けてなかったら、問題行動を起こしていても普通級でいられるんやもんね。

ママC

こんなことやったら、診断を受けずにいた方が良かったんじゃないかとも考えてしまう。

 

本当にとても複雑な気持ちになりますね。。。

 

参観日に行ってきたという妹も、クラスに何人かはグレーゾーンの子がいるのかもって話をしていました。

授業中に教室からログアウトしちゃう子や、椅子の上に立って騒ぐ子、椅子にずっと座るのがしんどいのか終始だらーんとなっている子がいたと。

普通級でも担任の先生がいっぱいいっぱいになっている状態だから、診断済みなら支援級にいてほしいってなっているのかもしれません。

 

就学指導では、最終的な選択は保護者と言われているけれど、実際のところはどうなんだろう?と不思議に思う気持ちです。

もし、万が一息子の情緒的なところが落ち着いてきて、学習面もついていけるとなったとしても、普通級へ行くのってかなりハードルが高そうな気がします。

学校によっては、診断済みだと普通級に行きにくいという話を聞いて、微妙なラインにいる場合は判断も難しくなると感じました。

 

 

校区外の学校に通いたいとなったら

 

学校の評判を聞いて不安になったり、学校の人数の加減から校区外の学校に通いたいと思ったら通えるのか?というお話です。

この件につきましては、以前保健センターの相談員さんからは「基本はNG、だけれど合理的な理由があればいける」とだけ聞いていました。

 

勉強会でも「微妙なラインに住んでいるので、好きな方の学校を選べるのか?」や「隣の校区の学校に行きたい」という質問がされてしました。

校区外の学校に通えるかどうかですが、教育委員会さんのお話でもやはり「住んでいる校区の学校へ通うことが原則」でした。

しかし、保健センターで聞いていた「合理的な理由」というものの詳しい例えを聞くことが出来ました。

 

それが、「祖父母や親戚の家から通う」というものでした。

仕事をしている方限定なのですが、「子どもが家で1人でお留守番することになるから祖父母の家に帰らせたい」などの理由があれば祖父母の住んでいる地域の校区外の学校へ通う事ができるようです。

(就労証明書の提出が必須)

 

我が家の場合は、祖父母も同じ校区なので無理ですね(;´∀`)

 

ちなみに、人数的な関係から校区外を選択というのはいいと聞きますが、支援体制などで校区外を選択というのは微妙です。

理由としては「公立校は異動があるから」

異動で校長先生が変わったら雰囲気が変わったというのは良くある話なので、支援理由の場合は校区をまたぐメリットはあまりないと思われます。

 

 

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交流会と勉強会で話を聞いて思った事

 

交流会と勉強会で話を聞いて思ったのは、想像以上に人手不足の状態なんだなという事です。

加配の件にしろ、通級の件にしろ、必要だけれど利用することが難しい状態。

そして、学校側も先生の負担が大きく対応したくても出来ない状態なんだろうなと感じました。

私の住んでいる地域では、加配や通級の面からも普通級のハードルは高いです(ヽ”ω`)

 

困り感を抱えていても、未診断の子の方が普通級で過ごせているという話は複雑な気持ちになりました。

けど、普通級に通えてたらOKってわけではないし、子どもに合う環境をって思うと診断を受けて良かったと思ってます。

 

まぁでも、将来のことを考えるとめっちゃ不安ですよね←

何が正解なのかはわからないんですが、とにかく息子が学校に楽しく通えるように頑張っていきたいと思います。

 

 

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コメント

  1. ノン より:

    校長先生って、子供の頃は偉い人ってイメージだけだったけど、本当に学校のやり方を決めてる人なんだね。
    学校ってこの地域はここに通うのが当たり前みたいな場所が決まってるからそんなに違うのは嫌だよね。
    最後の方の話しで出てきたせっかく納得する場所を見つけても校長先生が変わったら雰囲気変わるとか、もうわけ分かんなくなっちゃうね。💦
    放課後のお勉強見てくれるのとかも先生方の善意なんて!!びっくり!先生って大変なんだね。なかなかできることじゃないよね。
    教育って任せとけば安心ってイメージだったけどいざ子供が通うとなればいろんな事考えるもんなんだね。

    • ウル より:

      ノンさん>コメントありがとうございます!

      私もそうかも(笑)
      子どもの頃って、校長先生は偉い先生なんだろうなって事と、集会の時に挨拶をする先生なんだなってくらいの認識でした。
      今になって、校長先生の地位というか、権限というか、学校のことを考え作っていく人なんだなって事がわかりました。

      そして、地域によって決められていて選択肢がないのに、これだけ学校によっての違いがあるのは困るなって話は聞いて共感!
      校長先生によってガラッと変わってしまうっていうのはあるあるらしくて、本当に運だとおっしゃってました。

      放課後のお勉強を見てくれるのも学校によってあったりなかっただそうで。。。
      補充学習がない場合は、学校以外のところでなんとかするしかない状態です。
      だから、お勉強をサポートしてくれるデイが人気なんでしょうね。
      我が家もお勉強系のデイをいくつか見学に行って決める予定です。

      子どもの頃はなんとなく通っていた学校だけれど、いざ自分の子どもが通うとなればめちゃくちゃ考えちゃいますね(;´∀`)
      どうしていくのがいいか探り探り頑張っていきます♪

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